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制作作日記
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天保仙人様が主催する天保通寶の研究を中心の古銭会
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そうだ!「貨幣」を読もう!
貨幣貨幣誌は戦前の東洋貨幣協会時代から続く、現存する最も古く、かつ権威ある貨幣収集愛好家団体です。貨幣収集趣味が衰退している昨今、生で勉強できる貴重な研究会場であるとともに、情報収集することもできる交流の場でもあると思います。かくいう私、会費は払ったものの、例会には参加したこともなく、果たして正式会員であるかどうかも分からない幽霊です。まあ、今でもこの情報誌が送られてくるから会員なんでしょうね。
日本の貨幣収集界が底辺を広げてもっと盛り上がってもらいたいので、その気のある方、私のように地方在住で仕事の関係で参加できない方も、情報収集アイテムとしてご参加・ご活用ください。
入会申し込み先
〒243-0413 神奈川県海老名市国分寺台1-15-14
日本貨幣協会事務局(副会長) 吉田守 ☎090-7839-4437
郵便振替00110-0-8563 日本貨幣協会 

※年会費は5000円。この記事は勝手な応援広告なので必ずお問い合わせください。
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琉球通寶中字(黄褐色)
長径49.15㎜ 短径33.10㎜ 重量19.0g
1月13日【療養中】
昨夜から腹が痛いし張る。むかむかするし、ゲップがさかんに出る。頭も痛いし、だるい。朝、体温を計測したら37.4度。今、38.1度ある。で、お休みしました。この後受診します。こういうときは古銭リハビリに限るのですが、あいにく大した入手物がありません。
この本座色の琉球通寶は今年の入手品第一号。実物はきれいでこれで桐極印だったら病は全快しちゃうのですがそうは簡単にいきませんね。琉球の黄色いものは小字と広郭にはありますが中字にはありません。この中字も黄色じゃなくて黄褐色。でもそんなに数はないと思いますよ。だからどうしたって言われれば実に苦しいのですけど。
 
1月12日【再び競鑑古寛永2】
古寛永リハビリです。今回は最初から泉譜を開いた。あたりは付けていて寶珎のバランスが悪いので水戸。それとなんだこの変な寛足の形状は・・・ということで長門の勁文でほぼ間違いなし。で、その大様母銭。長門銭はツヤがなく、角が立つ研ぎ仕上そのままの手本銭のイメージがあるから、このようにつるっとした顔を持つ母銭はエアポケットに陥りやすい。書体ではこの変な寛足のイメージは覚えといて損はないです。
と・・・ここまで書いて先日の関東のAさんの古寛永が無性に気になり始めた。
あれって長門の可能性はないのかしら・・・どうなんだろう。今度Aさんに聞いてみよう。
 
1月11日【再び競鑑古寛永】
過去の蓄積画像より。26㎜を超える古寛永。ネットに出ていたのですけど持ち主不明で、情報はこの画像のみです。いかにも特別なつくりの古寛永・・・さて、これはなんでしょうか?
余談)玉塚証券のノベルティグッズ
こんな画像を見つけました。
「者ち里ん(はちりん)のつもりて家の福寿草 
天保銭人 塚榮(天保銭人 玉塚榮次郎)」
※鍋敷きなのか、お盆なのか、菓子皿なのか?

八厘のつもりて家の床抜ける
八厘のつもりで貯金したつもり
 
1月10日【古寛永岡山銭】
天保仙人様と出会ってから15年は天保銭ばかり集めていましたので、「新寛永通寶分類譜」とは名ばかりになってしまいお𠮟りを受けそうです。ここ数年は古寛永は基本買わない・・・と心に決めて臨んでいました。老眼・乱視で目が悪くなったことに加え、終活を考えたとき一番処分に困りそうなのがこの古寛永。分類が細かくマニアックすぎるんですよね。ただ、最近は南さんや関東のAさんの影響で、少しずつ古寛永をいじくり始めてしまった。古銭リハビリですね。しかし、物忘れがひどくて困ったものです。
古寛永はHPを造り始めた頃はさかんに収集していました。HP作成そのものが自分の勉強だったからで、古寛永泉志は表紙が取れて、破れて、バラバラになるまで眺めていたものです。寝る際は枕元、トイレに入るときも持参するほど。その頃はまだ古寛永はいくつかの古銭の店におかれていましたが、どちらかと言えば売れない組で厄介者扱い。そんななかでも富山貨幣研究会の三鍋師のお店と大和文庫さんは私の格好の採取場所でしたね。
古寛永岡山銭はどちらかというと地味な存在で、皆同じに見えたので私も敬遠しがちだったのですが、判りやすいものから拾うことにしてぽつぽつ収集品に加えていました。今は古寛永の収集家はライバルも少なく、とても集めやすい環境だと思いますが、果たしてこれがチャンスなのか、ピンチなのか・・・。
ともあれ、まずは基本銭の美銭探しからはじめれば、良いコレクションができると思いますよ。
❶俯永抬頭永
❷俯永大字
❸俯永小永
❹俯永短尾永
❺短尾寛大様母銭(25.2㎜)
❻濶縁小字
❶俯永抬頭永
抬頭永は私がはじめて江戸コインオークションの会場落札をした古寛永です。初参加の記念に何かを落札して帰ろうとがんばってしまった。応札の理由は「抬頭永」という名前。蛇が鎌首をもたげる・・・なんて優美な名前だと思いませんか? 巳年の代表銭にすればよかったと反省です。新寛永の元文期伏見手も抬頭永なのですが名称はこちらが本家。彫が深く刔輪で細縁になります。位付けは四位なので珍銭の部類になります。

❷俯永大字
この分類名は泉譜にはない気がします。たぶん入札誌で見つけて何も考えずに落札したのじゃないかしら。たしかに文字が大きくて立派。分類的には俯永肥字じゃないかと思うのですが良く分からないまま今日まで来ています。かっこいいでしょ。(HPには俯永肥字の名称で掲載しているようですね。忘れてました。)

❸俯永小永
俯永の類なのですが、仰フ永・俯頭永で、短ノ永という変な奴です。見ての通り永字がものすごくアンバランスなのです。これも中々の難獲銭ですから岡山銭の中では隠れた珍品になります。
こうやって並べてみると岡山銭の背は深くて結構立派なものが多いですね。珍銭とはいえこのあたりの品に対してお金を払ってまで入手しようとする人はそんなにいないと思います。位付け四位、美銭を探しましょう。

❹俯永短尾永
俯永小永の姉妹銭と言って良い古銭。こちらは短ノ永ではないものの永尾が短く気持ち跳ね気味。それに仰永気味でまったく俯永とは言えない天邪鬼な存在です。
文字の彫が深くて結構真面目なつくりの銭である気がします。古寛永泉志で位付け四位。難獲銭です。

❺短尾寛大様母銭
短尾寛は古くは狭足寛手とも称され、また御蔵銭の未使用母銭挿の中からも母銭が選り出された経緯があるなど、謎に包まれたミステリアスな古銭です。文字の太細がほとんどなく棒書き状の書風。個人的には岡山じゃあないよね・・・と感じています。この銭はネットにでていて、やけに大きく見えたので落札したもの。25.2㎜ある立派な母銭でした。通用銭は雑銭です。

❻濶縁小字
これも隠れた珍銭。書風は長嘯子に近く、長尾永です。この品は貨幣273号を飾った原品で濶縁厚肉の大ぶり銭。外径は24.90㎜あります。寛爪の上部に瑕があり爪がやや下に向いてい癖がありますが…果たしてすべてがそうなのかは不明。お気に入りです。
 
1月9日【競鑑:年賀状の古寛永2】
湧泉堂こと関東のAさんからの年賀状生拓本。皆様は判定出来ましたか?私はすぐにここらかなあと、判断した後・・・改めて泉譜を見て確認したら逆に迷いが出てしまいました。難しいですね。古寛永は。

見どころは・・・
文字が小さく、隔綸している。中字としましたが小字といって良いですね。
寶珎は比較的整っている。連玉珎じゃない。寶貝は短く爪が陰起?、さらに寶足がアンバランス。だから寶字が頭でっかちに見える。
通用は細めで縦長。

さて、このような文字が小さく隔輪する書体・・・岡山の類(小字系・良恕手)と太細の類、水戸(宏足寛・狭足寛)・高田(縮通)との一部と仙台ぐらいか?
第一印象は岡山・・・いやそれしかない。寶前足・寶珎・文字形状から、岡山しかないのです。永字が小さくなる・・・小字系もしくは婉文系に感じる。これは感性。偶然かもしれないが小字手にも見える。だとしたら奇跡の一致だ。
いや、何も考えずに婉文本体の大型母銭としたくなる。永の文字の太細があるし、幅も狭いよな。
泉譜で確認。ところがだ・・・
寛目がでかい。でかすぎる。あれ・・・全然違う。

これで思考回路がショートした。で・・・送られてきた画像でさらに混乱。あれー
永の字平たいじゃん。永尾も長い。俯永系も視野に入れるべきのようです。銭体がでかすぎて小字に見えているだけ?
俯永短尾永?・・・違うよなあ・・・永頭長くね?進点永?
寶王がエ一に見える・・・異王寶? 違う。

俯永広目寛・・・いや 俯寛あたり・・・
縮寛かもしれぬ・・・迷う。俯寛で短爪寛の特徴は間違いない。永尾に太細寛目の二引きは細いなあ・・・これ、縮寛の特徴って泉志にあり、探したことがある。でも前後の柱からはわずかに離れているように見えます。だから縮寛は厳しい。
ちょっと拓本を加工。ほんの少し曲がっていた拓本画像を1度だけ角度修正し、真直ぐにしました。寛目の前柱が俯して俯寛ははっきりしたので俯寛はいいでしょう。拓本では永尾は長く見えないけど仰柱永気味なのも古寛永泉志の説明に沿っています。久泉研究資料の寛目の二引きが後柱に寄り気味という説明も合致かな。寛前足も細長くとがっている?

と言う訳で私の結論は
「古寛永 岡山銭 俯永 俯寛 大様 母銭」でどうでしょう。ただし、拓本で見る限りは短尾永に見えますし、大貝寶短爪貝寶にも見える・・・偶然かな。久しぶりに古寛永泉志や久泉研究資料を開きました。これだけ大様だと銭の書体の全体印象がかなり違ってきて、過去の蓄積情報があてはまらず頭からすっぽ抜けますね。岡山銭は難しいです。

なお、古寛永泉志には俯永大様の拓本が巻末にあります。通頭の鋳だまりなどは合致しますが、細かいところは異なって見えますのでまったく検討していませんでした。どうなんでしょうかね。
※古寛永泉志の拓本画像を並べてみましたがやはり違う。内径も違う。別物。格が違う。
皆さん・・・見解を教えてください。
 
1月4日【競鑑:年賀状の古寛永】
湧泉堂こと関東のAさんからの年賀状生拓本です。拓本以外の情報はありませんが大きさは25㎜台後半だと思います。(追加情報あり)
拓本なので、銅質・製作は不明。大きいこと、背郭がしっかりしているからおそらく大様の母銭。文字は隔輪している中字系の書体。
さて・・・皆様はもうお分かりでしょうか?
これはAさんからの挑戦状だと考え、ご自分で答えをだしてみて下さい。

※一生懸命更新していますが、私の仕事場は年中無休を交代で休んでいて、今年は珍しく12/31と1/2と1/3がお休みになりました。31日は買い出しと掃除&近隣散歩。2日は親族大集結の日、本日はグロッキーでした。久々に良く寝た・・・つもり。早朝目覚めるのは変わりませんが・・・。天気が良くても外出はしなかったのは久々です。明日から通常シフトに戻ります。
※スライドショーが3回壊れた。もろい。どうしよう。

追加情報
   直径26㎜を超えるそうです。
 
小字手濶縁
穴銭入門(静岡いづみ会編 収集誌掲載品)の原品
1月3日【小字手濶縁】
房総半島も初雪です。車の屋根に3㎝ほど積雪している。雪の降る地域の方には申し訳ありませんが、私の住む千葉県は滅多に雪が降らず、路上に2cm積もれば大騒ぎ。5cm積もれば災害です。
冬用タイヤはもちろん、チェーンなど持っている人はほとんどいないので、降雪を理由に出勤できない、機能マヒということが起こる。私の仕事は年中無休なのでこういった事態が一番困ります。子供らは大喜びですが、大人は雪かきと人集めに駆り出されるわけで・・・それで大変とは雪国の人には笑われてしまいますね。
濶縁小字 小字(古寛永泉志)


さて、鳳凰山師から「最近、マニアックな古寛永にハマっています。」という新年のお便りを頂戴しました。(ありがとうございます。)
小字手濶縁と聞いて・・・あれ、そんなものあったっけ・・・と思われた方、古寛永泉志を良く読み込んでいる方です。(ぱちぱち👏)
私も目にした瞬間は「ああ、濶縁小字だよね。」・・・と、勝手に判断していましたが、濶縁小字は全く別物。(小字手の記事もHPに載せているのに・・・)
古寛永泉志には「小字手」の名前も「濶縁」の分類もありません。「小字仰頭永」と「小字短尾寛」しかないのです。
古寛永岡山銭泉譜にもこの分類名はなく、「小字仰永」と「小字」とがあるものの、古寛永泉志の「小字仰頭永」と岡山銭泉譜の「小字仰永」は別物の分類。
拓図を見る限り「小字仰永」はわずかに離郭傾向の書体であり、古寛永泉志は接郭気味の書体の違いがあります。

「小字手」は穴銭入門(静岡いづみ会編)として月刊収集のみにある名称なんですね。ここまで書くともう訳が分からなくなりそうですね。
詳しくは「コインの散歩道 古寛永・(称)岡山小字~小字手濶縁」をご覧いただくのが一番かと思います。(私には小字手濶縁は仰フ永で寛前足が跳ね上がろうとしているように見えます。)
そして鳳凰山師の写真は穴銭入門の原品にほぼ間違いない。

いずれにしても超マニアックな分類。泉譜にものっていない変化が小字の類にはあり、さらにマニアック。鳳凰山師いわく「ハマっている」とは、今でいう「ヌマってる」状態かな。それも「泥ヌマってる」かも?
沼は深そうですね~。

 
言い忘れておりましたが、私・・・喪中ですので賀状は遠慮させていただいております。
葉書代も高くなりましたので、これを機会に勝手ながら賀状仕舞とさせて頂こうかと思います。もちろん、お送りいただいた賀状の古銭等は楽しみにさせて頂きますよ。
 
中郭手小点尓(尨字系)
黄褐色の肌で地はうねる雰囲気。
長径48.7㎜ 短径32.05㎜
銭文径40.8㎜ 重 量22.3g
 左:塞頭通 右:小点尓 當田右肩に穴がある 

塞頭通 収集誌掲載画像
異頭通不接培に見えませんか?
長径49.10㎜ 短径32.30㎜
銭文径40.90㎜ 重量20.6g
異頭通?  不接培?

関西S氏提供 制作日記2017/9/12
鋳浚い肌の異頭通
長径49.03㎜ 短径32.54㎜
銭文径41.33㎜ 重量19.8g
※関西のSさんから2017年に頂戴した尨字異頭通の画像。鋳浚痕跡が明瞭でぬめぬめの紫褐色の肌。
尨字は黄褐色とどちらが主流なのだろうか?鋳肌はどちらも不規則にうねる感じがある。
 
1月2日【小点尓と塞頭通】
小点尓は昨年入手に費やした価格の中のNo2で、しかも真贋等に不安を抱きながらも購入を踏み切るなど、私にしては大博打を打った品でした。
2025年3月23日に同炉銭の極印の話について書いた際に尨字に関して触れたので、次は手持ちの尨字塞頭通の拡大撮影を行い、話題にしようと心に決めていました。私の尨字塞頭通は収集の誌上入札で遊び半分で落札したものです。
マ頭や當田などに加刀があり、通頭は口をあけ、田の十の横画の両端が縦画に接していないように見えます。天保泉譜には「不接培」という名称で掲載されていたものがあったのがとても気になっていました。
この塞頭通は入手した直後にうっかり妻に話をしてしまい、少しばかり「馬鹿じゃないの」と、睨まれたこともあってさして話題にもせずそのまましまい込んだ形になっていました。
したがって、撮影の際には鋳肌や極印などをじっくりと見なおすことができたのでした。
それから1ヶ月後にTICCで小点尓に出会うのですが、購入を決断するまで30分以上は店頭で迷っていたはずです。その間、懸命に記憶を絞り出していました。私の記憶像もあやふやで正直絶対と言えるものではありませんでしたが、確かこうだった程度の印象が残っていたのは幸いでした。そして細かい砂目と地肌のうねり、極印の印象だけで・・・えいやっと買ってしまったのです。博打ですね。けっして褒められたものではありません。
泉譜における小点尓は、長径49㎜台の塞頭通に比べて皆小さく48㎜台です。銅色は黄褐色ともありますが、紫褐色~黒褐色の異製作のものも多いようです。
ただし、私の頭の中の情報はあくまでも塞頭通の印象ばかり・・・それもぼんやりとしたものに過ぎません。
小点尓は不知天保通寶分類譜に上巻の中郭手「寶の変化」に4枚、「製作の変化」に広郭気味になったものが1枚掲載されているだけ。そもそも比較する現物そのものがあまりないのです。
小点尓が尨字の仲間だと語ったのは、私が知る限りは天保仙人様が方泉處誌上でインタビューに答えた記事を読んだぐらいですので、その発見者は天保仙人様なのかもしれません。
その後、極印の一致ととらさんのご指摘で特徴的な文字画の欠損などのポイントが見つかり、どうやら私の小点尓も大丈夫そうだと自分で結論付けた次第です。
仙人様がおっしゃるように鋳肌のぬめぬめ感がない点は確かなのですが、これは塞頭通を観察する限り地肌の穴ぼこを塞ぐような地染め加工と鋳ざらいの有無が大きそう。側面の色を見る限りは、小点尓と塞頭通の銅色は黄褐色でよく似ているのです。
結果として私は「運が良かった」・・・あるいは「運が良かったと思い込んでいる」おめでたい人なのかもしれません。一昨年は会津大濶縁、昨年は本座広郭母銭(背大郭)で大失敗しましたので、これが失敗となると立ち直れないかも。(懲りないけど。)
知らぬが仏。もう少し幸せでいたい私です。

※塞頭通として入手しましたが、マ頭が開き不接培気味になっています。

 不知分類譜上巻 の小点尓
 ページ 長径 短径
❶  135-3 48.70㎜ 32.25㎜
❷  135-4  48.50㎜ 32.30㎜
❸  136-5 48.10㎜ 32.35㎜
136-6  48.50㎜ 32.15㎜
❺  152-2 47.80㎜ 31.80㎜
❶黄褐色
❷やや濶縁に見える・異製作
❸異極印・内反足寶(異足寶)
❹内反足寶(異足寶)
❺極端な小様・異製作・・・拓本の印象だが小さすぎ、写しのような雰囲気があり、正規のものではなさそう。
 
1月1日【駒曳銭】
あけましておめでとうございます。午年のコインといえば・・・駒曳銭しか思いつかなかったのでアラカルトをお届け。

❶御蔵銭駒曳(寛永駒)
仙台絵銭なのになんで御蔵銭なのかは・・・なんでも戦後仙台伊達家から出現した古寛永の鋳ざらい母とこの寛永駒の鋳ざらい母の製作が近似すること、東北地方で良く見つかることからだそうで、かなり古い時代からある絵銭のようです。
色は黒灰色で浅地の物と南部地方特有の赤い銅質ものが続きます。

❷御蔵銭仙台左駒
面が仙台絵銭の左駒になります。古銭は銭を人の体に例えるので向かって右側を左といいます。ややこしい。南部の銅質。

❸双馬背古寛永
芝接郭もしく仙台濶字刔輪の寛永との組み合わせに見えます。駒曳銭は通常は駒側が面になります。馬をリスペクトしているのです。

❹長門寛永索出し駒
「索出し」はおそらく「つなだし」と読ませると思います。これも駒側が面で広穿になります。企画ものかと思いますが日本の絵銭にも掲載されています。

❺古寛永草喰駒
小笠原白雲居が見つけたという草喰駒絵銭。入手字、「白雲居発掘品ハ小型細縁」という説明の文字がついていました。

❻古寛永折れ綱駒
伝説の武将、渡辺綱が羅生門で鬼の腕を切り落とした際、愛馬の綱が切れたことから「折れ綱」は、悪いものを断ち切る、厄を落とすといった意味を持つようになったとAIは答えていますが、半分はこじつけでしょうね。

似せ(にせ:偽)と似非(えせ)
「にせ」は似せてつくった偽りの品、「えせ」は似ているけど中身が全く異なる見せかけだけの品。格付け的には「似せ」の方が「似非」より上で、言葉としての使われ方もたしかにそう。「似非」の方が卑しい感じがします。贋作も偽の方が似非より上物ということになります。絵銭という言葉の響きにはそのような意味が込められているのかもしれません。

市原市の馬頭観音
観音様なのに忿怒の相で、まるで不動尊のような顔。3面と8本の腕の像が多く、頭もしくは宝冠に馬の頭を戴くのが特徴です。市原市にはなんと400を超える馬頭観音が残されているそうです。(415ヶ所だそうで、どなたが数えたのでしょう。)古来、交通往来の要所であったこと、幕末に鶴牧・鶴舞・菊間の三藩が存在し、農耕文化とともに武家文化が色濃く残されていることも要因かと思います。子育講・出羽三山講や五人組の風習も昭和後期まで普通に残っていました。石仏・碑等が残るのは馬が亡くなった場所や埋葬地・供養された寺院の他、街道沿いに建てられ道標や一里塚等になっているケースもあるようです。画像は大厩から若宮に抜ける道に残る馬頭観音。道祖神神社と呼ばれる小さな祠の周囲にあるもの。年代は不詳。
(庚申塔とよく似ていますが腕の本数が多く、鳥や猿の従者がいません。)。
 
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八厘会のご案内 
八厘会(天保仙人様が主催する古銭会)
天保通寶の研究を中心に、各種泉談が満載の会です。

例会日:原則として8月・12月を除く毎月第4土曜日
 
12:00 開場・受付
12:30 『楽笑会』骨董美術何でもオークション
14:00 『八厘会』天保通寶研究など
15:00 盆回し式入札会
16:30 終了(後片付け)
会費:500円(大学生以上の男性のみ。付添者は無料)
電話:090-4173-7728(事務局 日馬)
地下鉄日比谷線・JR京葉線 八丁堀駅より徒歩3分
地下鉄日比谷線・東西線  茅場町駅より徒歩7分
都営浅草線        宝町駅より徒歩5分
JR 東京駅からあおぎり通りを経由して徒歩13分
※八重洲中央口改札から大通りを渡り、右手へ・・・セブンイレブンで左折しあおぎり通りへ
 あとはまっすぐ。八丁堀石川クリニックの隣の庄司ビル3階。その先隣は佐藤調剤薬局。

会場住所:東京都中央区八丁堀2丁目19-7 庄司ビル3貝「セキレイ会議室」