戻る 進む
 
作者近影 制作日記 
2004年6月~2004年12月31日分まで 
 
新寛永通寶分類譜 古寛永基礎分類譜 赤錆の館
天保銭の小部屋 文久永寶の細道
12月29日 【リンクエラー】
リンクエラーの原因がようやく判りました。修正をしましたが、ターゲットリンクがすべて狂ってしまいました。徹夜作業で復旧しましたが、まだリンクがうまくゆかないところがあるかもしれません。ご容赦下さい。(できればご連絡下さい。)
さて、本年の最終掲載として【萩藩の縮通仰二天】をアップしました。萩藩の進二天は有名ですが、縮通系のものは存在が少ないせいか目立ちません。天の二引きが水平になるものから仰ぐものなどの変化が多く、掲示品は天保泉譜、天保銭図譜、当百銭カタログのいずれにも正合はしません。古い銭譜における位付けは非常に高いのですが、人気があまりないためか予想外の入手をしてしまいました。一足早いお年玉です。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
 
12月25日 【石川さんからのお電話・・・】
下掲の密鋳銭が到着しました。観察すると輪側の仕上げや背面の特徴などが手持ち品と一致するものがありました。仰寶については浄法寺系として間違いないようですが、どんぴしゃ正合というわけではありません。21波は延展技法によるもので、これについては小規模な密鋳銭であったと推定されます。(浄法寺ではありませんね。)
日中に電話があり、受話器をとると東洋鋳造貨幣研究所(浅草古銭会)の石川さんからのご挨拶の電話でした。同会についてはハドソン時代から多少おつきあいがありましたので、なくなってしまうのは非常に残念です。私も会社をたたむときには大変苦労しましたし、白状するとその後の浪人時代にハドソンに就職しようかと手紙を書いたこともあります。鋳造貨幣に精密計測による分類法を定着させ、新寛永の細分類を銭譜として残したことは古銭界にとってとても大きな偉業だと思います。休会は古銭をなりわいとすることの難しさを改めて感じさせるできごとです。石川氏の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
 
12月24日 【密鋳銭】 
本年おそらく最後の落札をしました。現品到着はまだですが、待ち遠しいものがあります。応札価格は私としてはやけぎみなのですが、市場価格としてはこんなものなのでしょうか?今回は練馬雑銭の会の入札だったのですが、他にも欲しかったものが多数出品されていましたが手が届きませんでした。どうも密鋳銭相場は過熱気味です。(私が原因かもしれません。)
浄法寺系という評価なのですが私にはまだ、浄法寺系、江刺系の明確な区別が判りません。江刺が曲者で浄法寺系との入り組みが強く非常に悩みます。やはり現品をたくさん観察しないと判らないことが多いようです。(見ても判らない?)江刺は穿内鋳放しで銅色は褐色・・・という説明を良く拝見しますが、穿内仕上げがあるものも、銅色が赤いものも存在します。だから判らない・・・。難しいです。
 
12月18日 【浅草古銭会解散】
浅草古浅会の解散が決定してしまったようです。しかたのないことだとは思いますがちょっと悲しいですね。例会には出られなかったのですが、私もこの古銭会の会員でしたから・・・。方泉處の閉館のときもそうだったのですが、終わりは突然やって来るのですね。他にもいくつか古銭会には名を連ねていますがいずれも幽霊会員です。田舎暮らしで仕事も忙しく、東京の夜の例会にはなかなか参加できません。(このホームページはその憂さ晴らしです。)また、コレクター特有の性分といいますか、どうも群れるのが苦手なのです。古銭収集をしている・・・ということに後ろめたさ的なものを感じているからなのかもしれませんし、知ったかぶり知識の間違いを指摘されるのが怖いのかもしれません。幽霊会員脱却はいつのことになるのでしょうか・・・。
  
12月15日 【不安的中】
オークションネット様から残酷な宣告・・・メールが届いていなかったそうです。確かに送信した記録もあるのですが・・・残念。このままあきらめるのも悔しいので、画像使用の許諾を正式にお願いしてみました。結果はOK・・・常識の範囲で・・・という条件付ですが、ありがたく使用させて頂きます。所有者の方もよろしくお願い致します。(問題あれば修正・削除しますのでご連絡下さい。) 
  
12月13日 【不安】 
オークションネットⅣも無事終了したようです。・・・ようです・・・と、したのは私は参加できなかったからです。日本の貨幣の部が日曜日の午後4時からというのは、今の私にはちょっと厳しい日時でした。と、いうわけで例によってメール応札なのですが、今回はちゃめっけを出して電子メールで応札してみました。(メール応札要項にはメールアドレスが記載されているし、無効とも書いてありません。ただし、有効とも書いてないのが問題ですね・・・。それに返信来ていないし・・・。)まぁ、だめもとでとりあえず応札しておいて、休暇をとって会場に行くか・・・と思っていたのですが、当日間際に本当に会場に行けなくなってしまいました。
どうせ落札してなんかないだろうと、落札結果を見ると・・・あれれ・・・2品も落札している!・・・のかなぁ?もし、メール応札が有効ならね・・・。オークションネット様、ご連絡下さい。有効なの?無効なの?返事待ってます?
  
12月8日 【収穫祭】
入札などで古銭が大量到着。うれしいことだが出費も痛い。しかも密鋳銭中心の購入ですから見栄えも女房の機嫌もすこぶる悪いときたものです。(こんなにきたないものの何が良いというのでしょうか・・・。)密鋳銭の中には江刺銭と言われるものが何枚か含まれていました。本当に密鋳銭は面白いのですが、終わりがないので困ります。
天保銭もネットで購入してしまいました。8枚組のうち3枚が地方貨などで、高知額輪(通尾陰起気味)、不知広郭手、久留米正字背異がありました。残り5枚は本座広郭で、うち1枚は昔は不知銭とされた背反郭面含円郭です。安く買いましたが、とくに欲しかったものはなく得したわけではないですね・・・。ネットの画像では細かい部分が良く判らず、久留米正字の赤さがすごく際立っていて文字も変形して見えたから、もしやと思い夢を買ってしまいました。

夢といえば年末ジャンボも買いました。3億あたれば1000万円ぐらい古銭を買いますから当たって下さい。
それにしても小口買いばかりのこの趣味ですが今年はすでに50万円はすでに使ってしまっていると思います。大きな買物はひとつもなく、最近は安南銭や密鋳銭ばかり買いあさっています。(主なものはこのページに掲載しています。よくよくつまらない買物で、古銭業界発展のためにかなり寄付したようです。)
無駄遣いですね・・・。
  
12月3日 【画面フリーズ発生!!(緊急事態)】
ネット上で画面を確認していたら、画面のフリーズが発生していました。あまりに巨大化し過ぎたページが原因であるとのメーカー指摘を受けて問題のあった更新略歴と制作日記を分割することにしました。そのためいくつかのリンクが切れてしまった可能性があります。なお、古いタイプのパソコン(メモリの小さい機種)を使用している場合、この現象が発生しやすい・・・とのことです。他にも巨大なページがありますのでこの点は改造の余地が必要ですね。(クレーム入れて下さい。改善して行きます。)

※12月4日、原因はどうも別にあるらしいです。ホームページビルダーV9の不具合?現在修復中です。不可解な作動が生じ、ページ属性が変更されてしまったようです。不具合ありましたらご連絡下さい。
  
12月2日 【オークション・ネットⅣカタログから】
最近、私のようにマニアックな方が増えたのか、ネットオークションで連敗が続いています。今回の品は刻印銭で上棟銭の類です。一つは印影不明の刻印銭でこの記事を書いている最中にまだ18000円以上の戦いが行われています。(私は3500円で降り・・・これでも精一杯です。)もう一つは背瓢箪刻印銭で、これは【私の藩札収集研究】の渡邉氏のホームページに載っているものとおそらく同じものでしょう。渡邉氏は浄法寺の上棟銭として購入したと記述しています。【貨幣】第47巻第5号 平成15年10月に豊泉川田さんの出品拓及び解説が載っている・・・そうです。この刻印銭が2枚出ていて参考品として1枚は欲しかったので上限値8000円以上の価格をつけておきましたが、またもや終了間際のマジックでやられました。まぁ、戦っていても勝てなかったでしょう。この刻印の言われについてご存知の方、情報を待っています。
ところで12月12日(日)東京交通会館で開催される
オークション・ネットⅣのカタログがようやく届きました。参加については非常に微妙なところで、メール応札という形になるかもしれません。うれしいことにこのオークションにおけるメール応札についても銀座コインと同じ形式に改まったようです。実際そうなったのかどうか試してみたいところですが・・・必ずしもメール落札できるとは限りませんので参加しない限り真相は判らないかもしれません。とりあえず参加することに意義がある精神で頑張ります。

注目の逸品
1356 御蔵銭 長永 50000円 1362 難波御用銭 850000円 1363 和歌山短貝寶 520000円 など・・・です。天保銭では広穿大字と塞頭通が光っています。そのほかにも文久銭の試作貨など貴重品が下見できます。(見るだけです。)ご購入された方・・・画像をお送り下さい!
  
11月25日 【感謝の日】
うれしいことに銀座コインさんから連絡があり、カタログからの画像引用を正式に認めて頂けました。ありがとうございます!!
ご存知のように今までもちょこちょこと引用させて頂いていたのですが、あくまでも参考記事としての掲載でした。
これで今後は赤錆の館(鉄銭の部)の制作が進みそうです。
銀座コインさん・・・ありがとうございます!!!
  
11月24日 【無断借用】
赤錆の館があまりにもさびしいので、銀座コインオークションカタログから画像を10点ほど借りてしまいました。あまり度が過ぎると著作権の問題が生じてしまうのですが、鉄銭は画像写りが悪く母銭を購入することなどとても無理なのでこの辺でご勘弁を・・・。
なお、本ホームページはホームページビルダーV9(V8からのバージョンアップ版)のどこでも配置モードで作成しています。バージョンアップをした結果、文字コードが変更されて辵や仿といった文字も入力可能になりました。もっともブラウザによっては読めないケースもあるかもしれませんが、以前からの悩みがひとつ解消したのはうれしい限りです。
 
11月20日 【銀座コインオークションにて】
銀座コインオークションに行ってきました。朝5:30に起きて8:00前には会場入り。気合充分です。下見段階で開元手や寛文様などの高級品を観察。最後は調子にのって天正長大判まで下見してしまいました。津縮字母銭はきれいでしたね・・・。
何も買わないのは癪なので、記念にと思い安物に手を出していたら結局5万円近く使うはめになってしまいました。オークション恐るべしです。と、いうわけで本日の入手品を掲示します。詳しくは平成16年銀座オークションに参加してをご覧下さい。閲覧者も間もなく1万人を越えようとしています。うれしい限りです。
七条銭退永小通母銭

カタログ表記に間違い(進永としてありました)を見つけ自分の眼力を試す・・・なんて遊んでいたら逃げ遅れてしまったもの計算外でした。
 
二表入駒曳背寛永(逆置)

面子銭です。誰も応札していなかったし、前の競りで負けたから、つい・・・。
 
仰寶次鋳母銭

これも誰も応札がなかったもの。
  開運神寶と波兎

これらは二表入駒曳背寛永との組み物だったのでオマケのGET。お守りにします。運が開け、波に乗れますように・・・。
(分譲希望者があればお譲りします。)
水戸銭逆ト

これも誰も入札しなかったら手を挙げてもいいかな・・・という感じでした。ホームページのためのお買い上げです。
 
 
11月19日 【寛文様の母銭】
いよいよ明日は銀座コインオークションです。所用で一度は参加をあきらめかけたのですが何とか行けそうです。きっと何も買えないと思いますが、今から楽しみです。
右の画像は明日の目玉商品のひとつ、寛文様の母銭です。例によって無断掲載ですが銀座コイン様お許し下さい。
 
11月12日 【ネットオークションから】
上の画像はネットオークションで出ていたものです。出品者は分類名を知らないで出しているのか、それとも知りながら出しているのか定かではありませんが、天保銭はまだ雑銭から地方銭が出てくるから面白いですね。画像左から土佐額輪、水戸繊字(未使用級)、萩曳尾です。初値は非常に安くお買い得でした。(今ついている値段は知りませんよ・・・)
もう終了しているものもありますが、ご興味のある方に情報として提供致します。
 
11月10日 【分類の難しさ】
踏潰正永、古寛永水戸正字縮字などを入手しました。正永は広永と間違えていたこともあって待望の入手です。こんどは間違いありません。一方、水戸正字縮字は入手したらまた迷い始めてしまいました。元々保有していたものは、制作や文字の雰囲気からどうしても水戸銭という気がしなく、岡山短尾寛に統合していました。ところが新しく入手したものは逆に岡山短尾寛のグループに入れる気がしません。良く見ると寛足や永尾、通寶の傾きなどが微妙に異なります。古寛永の基礎分類は、自身の勉強も含めて独断で編集していますのこの件については今しばらくお待ち下さい。それと、この銭譜はあくまでも私の趣味で作成しています。参考にするくらいなら良いのですが過信はしないようお願いします。
 
11月8日 【雑感】
15メガバイトの壁を越えて、ただただ大きいだけのホームページになってしまったようです。天保銭のコーナーを作り始めたのは良いのですが思った以上に自分はたいしたコレクターではないことが判ってしまいました。出物を探してネットオークションをのぞいていたら、【真実の人】なる方の大量出品が目にとまり、閲覧に夢中になってしまいました。気がつくと長電話・・・NTTに貢献してしまったようです。オークションネット4のカタログ申込みが始まったようです。銀座コインオークションも間近なのですが、仕事が忙しくなって行けない可能性が高くなってきました。困った・・・。 
 
11月1日 【天保銭コーナー:容量問題を乗り越えて】
ついに天保銭のコーナーをつくりはじめてしまいました。本当なら鉄銭や古寛永の部を充実させるべきなのですが、手持ちの品もあまりありません。細々記事追加をして行くのも良いのですが、容量がほとんどない状態でどうしよう・・・と悩んでいました。ならば新コーナーを作ってしまえば確実に容量は超えてしまいます・・・そうすれば容量追加しなければならず悩む必要もなくなる・・・というポジティブな考えに至りました。内容はともかくやってしまえ・・・という勢いです。最近は寛永銭収集に必要な軍資金もありませんので熱心なコレクターがいたら譲り渡しも考えていましたが、しばらく楽しませてもらうことにします。(入手希望の方は今しばらく待ってて下さい。)
 
10月27日 【文銭の耳より話】
旅先から戻ると【文銭の耳より話】が届いていました。この本はホームページ銭の蔵の作者の文源郷yoneda氏の力作で、ヤフーオークションで発見したものです。欠叉文の変化や、深字小文入文など文銭の手変わり品についての紹介がされています。定価販売(800円)なので気になる方は是非どうぞ。
 
 
10月25日 【達人登場】
志津磨大字を掘り出したKさんについてですが、今までに島屋文や島屋文の小頭通も発見しているそうです。しかも、本格的な収集は昨年からとのこと。このラッキーは天文学的な確率です。もしかすると雑銭として購入した先が、偶然いにしえの収集家の所蔵品だったのではないでしょうかね・・・。家族が知らずに処分した・・・なんてね。ちなみに志津磨大字はネットオークションからの獲得だそうです。私もがんばろうっと。 
 → 撰銭の達人現る!!
10月24日 【投稿画像が来ました!】
すごい投稿画像がまた来ました。私あこがれの品の志津磨大字(投稿品)のしかも本体です。これが雑銭からの選り出し・・・と聞いたから羨ましいやら妬ましいやら・・・。とにかくおめでとうございます。あなたは黄金の一発を掘り当てました!これで寛永通寶収集癖の感染症から逃れられなくなります。しかも重症です。現物を見つけたら私なら昇天してしまうかもしれません。投稿者はKさんです。良いものをありがとうございました!!
 → 秘宝館 志津磨大字
10月21日 【銀座コインオークションカタログから】
この台風のさなか九州(宮崎)に行きました。もちろんホテルに缶詰です。私の乗った飛行機は奇跡的に着陸できたのですが、前後の便のほとんどは羽田に引き返したり、熊本や福岡に降りたりとおおわらわだったようです。さて、やっとの思いで帰宅すると待望の銀座コインオークションの分厚いカタログが届いていました。内容も相変わらず充実していて、とくに古金銀などの高額商品には目を見張るものがあります。寛永通寶の珍品、高額品は・・・
127番 沓谷金銭 128番 元和手銀銭 142番 開元手 144番 二水永正三 195番 異爪寛母銭 210番 佐渡鉄銭座銅銭背広郭母銭 215番 難波銭低頭通白銅厚肉母銭 287番 濶字背ト母銭 295番 寛文様母銭・・・など。もちろん10万円くらいの品はごろごろあります。中でも開元手と寛文様母銭は市場に出た事がほとんどない大珍品です。ちょっと気になるものは187番の折二様で、銅色と仕上げ、直径がどれだけあるかということ 218番の難波銭も大きくて気持ちが良いですね。213番の枝銭も私は初見です。審議品ですが文久様も見てみたいです。195番の異爪寛の母銭も少ないでしょう。絵銭寛永にも最近見ないものがありますが、組品なので困ってしまいます。買えなくてもいいから行く末を見守りたいと思います。

※187番が大きく見えるのは写真製版の誤差のようです。CD画像では大きさの差がありませんでした。
 
10月12日 【容量問題再び・・・】
ここにきてまた容量問題が生じました。現在OCN契約容量の96%まで達してしまっています。7月に5メガバイト追加契約して以来の危機です。さぁ、どうしようかな・・・。プロバイダーの乗り換えか?でも面倒くさいし、やり方が良く判らない。良いご意見があればお教え下さい。 
 
10月10日 【江戸コインオークションにて】
江戸コインオークションに行きました。お昼頃に到着した頃はまだ、お客さんは少なかったのですがしばらくすると会場はほぼ満席になっていました。それにしても名前は知らなくても良く見る顔ばかり・・・業者さんも大勢いらっしゃって強敵ばかりです。さて、オークションがはじまって気づいたのですが今年は郵便入札の2番札から読み上げていたようです。この点は非常に良かったと思います。例によって競り合いが始まると非常に加熱してしまって、本来の価値より上がってしまったものもかなりあると思います。とくに状態の良いものについては市場の実勢価格など無関係の青天井・・・といった有様でした。
ここで私が狙っていたものをお話しますと 745番 伏見手母銭(15000円) 777番 明和正字鋳放し(15000円) 785~797番 南部背盛の類(15000~25000円) 820番 折二様(35000円) 834~835番 加護山銭(5000円)でした。(カッコ内が出品価格です。)1000万円以上のオークションがある中で一般人のマニアがしのぎを削る激戦区です。
745番の出品価格はおそらく間違いでしょう。やる気満々で望んだらいきなり10万円以上の値が・・・(これが正しい)。戦意喪失です。その影響を引きずったため777番ではすぐに降りてしまいましたが、23000円くらいで落ちていました。(失敗!)
785番以降は本日の目的のもので、狙うは本炉以外のもの・・・786、787、789、793、795、796、797番あたり、本命は793番そして795番でした。786番は777番の失敗を反省し度胸だめしで粘って落札!ところがその直後の789番は(おもしろいと思っていたのですが)総予算を考えてしまう弱気の虫が動いてまた降りちゃいました。ただ、789番は母銭にしては小さすぎますよね・・・。(悔しさ半分!)793番は明らかに文字が縮小していて材質や制作から踏潰銭につながるもの・・・との夢があります。これは絶対降りないとはじめから決めていました。795番は江刺銭の母銭ではないですか?これも行ける所まで頑張ると心に決めていました。
793番と795番は無事落札。出費は痛いのですがこれも勉強?のためと自分に言い訳しています。
820番は実は折二様の最大様で一瞬母銭と思うほどのものですが、内径は大きくありません。あわよくば・・・と考えたのですが10万円を超えてしまうと手も足も出ません。加護山銭は状態が良かったので参加したら834番を落札。835番は分類に自信がなかったので途中で降参。
注目の白目大字はお金持ちのコレクター様がものすごい価格でご購入されていました。
以上で私のオークションは終了です。自宅へ戻るとオークションネットで落札した面背逆製が届いていました。今日はとことん古銭の日・・・でした。え?落札価格ですか?妻に知れると怖いので書けません。ごめんなさい。
背盛 銅替 背盛 濶縁 背盛 江刺様 加護山 正字様 繊字 面背逆製 → 関連記事
 
10月7日 【オークション・ネットより】
オークション・ネットの落札結果が届きました。驚いたことに寛永銭の落札率が98.3%です。比較的応札しやすい中~低額品が多かったせいなのかもしれませんが、それにしてもすごい数値です。私も念願の寛文期亀戸銭の面背逆製を落札しました。近々掲示致します!
 
10月6日 【分類の再考察】
古寛永の稿に手をつけているがとにかく進まない。難しくて判らないのです。とくに太細と俯永手、放永小字の区分においてどうしても納得が行く説明ができないのです。これらはもう一度統合して再分類すべきではないか・・・とさえ思いはじめています。なお、水戸長永と同系統の書体ばかり集めた そっくりさん集合2 は分類には絶対役立つと思います。私も改めて眺めてみて、こんなに同じ系統の書体が分散して存在していたのか・・・と感心すると同時に、今までの鋳地割当による分類方法がはたして正しかったのかと少々疑問にも思い始めています。
 
 
9月29日 【水戸長永類の分類】
二転三転しましたが、水戸長永類の分類にとりあえずの決着をつけました。入札で入手した吉田狭永本体は長永と結論づけました。信頼していた入札誌に誤りがあったのは非常に残念で、高い勉強代を払った形になりましたが、おかげでこの類の分類の研究ができたと思っています。
 
 
9月24日 【お嫁入り】
下町古泉会で密鋳四文銭を3枚ほど落札しました。安物買いですがこいつらは可愛いです。
それと8月6日のCCFで見た、坂本の濶縁がついにお嫁入りしました。もちろん私以外の方にです。私は応札できなかったので入手できるはずはありませんが、はかなき片思いは2ヶ月もたず終局を迎えました。どうか良き収集家と幸せに暮らして下さい。
 
9月23日 【仮称:異頭通手について】
長門銭の加筆中に改めて異頭通について良く観察。ずいぶん昔に入手した仮称:異頭通手(左側)がなんだかすごいものに思えてきました。入手直後は銭譜と正合しなかったので逆にがっかりしたのですが、今改めて見るとこれは異頭通(右側)の刔輪前銭ではないでしょうか?このタイプは水戸正字広永からの襲用と裕字の変化との説がありますが、これを見る限り裕字系あるいは全くの新規銭文ということになりませんかね。微妙に書体は違いますが新発見では???
 
9月20日 【古寛永基礎分類譜の改造】
古寛永基礎分類譜の改造をはじめて2日目ですが、非常にやりがいのある仕事です。とりあえず入手した収集誌穴銭入門古寛永の部を読み解きながら、画像交換などをしています。記事を読んでいるとなるほど私が感じ、悩んでいたことが随所に出てきます。たとえば坂本銭と四草点の類似性や仙台銭の濶字類と寛字類は別炉とすべきではないかという点などなど・・・う~ん、我ながらたいしたものだと自画自賛しています。
 
9月18日 【早朝にて】
早朝から古寛永基礎分類譜の改造を始めてしまいました。OCNは15メガバイトまで大丈夫なように変更したのですがあと2メガ弱しかありません。ところで先日見つけたヤフーの寶永通寶の浅冠(出品者が気づかず1000円で出品)はすでに1万5千円を突破してしまい一騎打ちの様相です。やはり目利きはいるもんですね。(記述記事は削除しました。)
 
9月12日 【東京交通会館にて】
出張帰りに東京交通会館に立ち寄る。目的の第一は江戸コインオークションの下見です。白目大字を見ましたが銀ぴかでおもちゃみたいに見えてしまいました。こんな珍品はやはり私のような庶民には高嶺の花で縁がないようです。
現段階では書けませんが、それより
面白い(夢のある)品物を発見してしまいました。オークション終了後に記載しますのでお楽しみに!
会場で雑銭と美銭をあさり、少し高いがすこぶる美人の伏見手を発見して購入。その後、21波と文政11波の背錯笵銭を見つけ、格安で購入。今日はこんなものかと、最後のほうに立ち寄ったあるお店で鉄銭座銅銭の背広郭を発見。でもって価格が18,000円!これはあきらかに値づけミスです。何食わぬ顔で『これもらいます』といったらどうも先方もこの価格に気づいたようでしたが、さすが商人『これは良いものです』と、苦笑いしながらもすんなり売ってくれました。また重品が増えてしまいましたがやっぱり『良いもの』に間違いありませんでした。
私は掘り出し物だと思いますが、妻など興味のない者にとっては無駄遣い以外のなにものではないでしょうが・・・。
 
 
9月9日 【検索サイトに載ったよ!】
仙台の渡邉氏から貴重な資料が届きました。江刺銭についての本格的な研究で、大量見聞録でもあります。所蔵品中に兄弟銭がないか検証したところすぐに発見できました。こんなに簡単に兄弟銭が見つかるのには、この銭座ならではの事情がありそうです。それにしても江差銭に面背やすり仕上げのあるものや、赤銅質のものがあるなど、資料は非常に勉強になりました。

※ようやくヤフーの検索可能サイトになりました。コレクションサーチにも掲載されました。
 俯永 I と分類されるものを発見→
 
9月8日 【白目大字が出た!】
江戸コインオークションのカタログが届き、中を見てぶったまげた。なんとあの白目大字が江戸コインオークションに出る!しかも150万円だという私でも買えそうな価格です。(絶対買えませんけど・・・。)間違いなく新寛永の王様ですし、現物が見られるのはこれが最後でしょうね。オークションは10月10日ホテルパシフィックです。白銅銭好きの私は夢の中で何回も落札しそうです。それともどうせ無理だから記念に応札してみようかな・・・。(万一落ちたら離婚されてしまいますが・・・。)

PS:渡邉さんから江刺銭の資料をお分け頂けるそうです。(感謝、感激です。)
 
9月7日 【渡邉さんからのメール:江刺銭について】
仙台の渡邉氏からメールで、下記の密鋳銭が江刺銭であることのご指摘を頂戴しました。(感謝!!)片田舎に住む私にとっては江刺銭についての情報はほとんどなく、江刺=穿内鋳放し・・・と勝手に思い込んでいました。指摘を受けて改めて銭譜を読むと、穿内鋳放しとの記述があるのは【穴銭入門】だけで、【図会】には穿内やすり・・・ときっちり書かれているではありませんか!
渡邉さんのホームページ上にも画像がありますし勉強不足が露呈してしまった感があって誠に恥ずかしい限りです。とはいえ、私自身密鋳銭に興味をもって集め始めたのはごく最近で、現物を見る機会はもちろんのこと資料などほとんど目にすることはありません。手持ちの品の中にも江刺銭はかなり紛れ込んでいるようで、江刺様としたものはほとんどが江刺銭で良いのかもしれません。この点の訂正はもう少し資料を集めて、自信をつけてから行ないたいと思いますので、見苦しい点につきましては今しばらくご容赦下さい。(ご指摘頂ければ幸いです。)
 
9月1日 【雑感】
復刻貨幣第6巻を入手しました。大正時代の考え方の違い、現在と異なる銭貨名称など随所に興味ある記事があり、一部を引用させていただいています。それと気になったことをひとつ・・・。ネットで販売されている古銭ですが、必ずしもすべてが正品とは言えません。画像で見る限りですがいやな感じのするものもありますし、明らかな分類違いや状態詐称もたくさんあります。そのような出品者に限り素人を名乗り、責任回避をしようとしています。贋物の可能性に気づきながら購入することは私もときどきありますが、はじめからだますことを目的とした贋造作銭販売はいけませんね。最近気づいたのは歯科技工的な道具を使った削字変化の出品らしきものです。あまりにもきれい過ぎて不自然なのです。中国銭中心だった贋作技術が日本銭にも応用されている可能性が高いと判断しました。とはいえ、直接現物を見たわけではないのでこれは私の思い過ごしかもしれません・・・。君子危うきに近寄らず・・・なのですが、私もけっこうだまされています。 
 
→ 外国摸鋳銭の類
8月30日 【安南寛永GET!】
新しい安南寛永を手に入れました!こいつらは本当にかわいいやつです。安いし、種類は多いし、変なやつも多いし・・・。うれしいから画像追加しておきます。(秘宝館にも欲しいものとして載せてましたので記事を修正しています。)
 
→ 佐渡含二水永白銅銭

→ 仰寶米字刻印銭
8月29日 【予想外のこと】
佐渡含二水永の純白銅銭を落札。なかなか出会えなかったものだけにうれしさもひとしお・・・と思ってアルバムをみたら1枚あるではないか!どうも最近記憶力が低下しているらしい。しかもご丁寧にも秘宝館までに掲載していました(削除!)・・・ああ、恥ずかしい。それでも磨輪小様ではないので納得です。あと冷やかしのつもりで応札していた仰寶の米字刻印も落札してしまい、これは予定外。(ただし真贋が判りません。有識者の方、ご教授下さい。)
 
8月25日 【拡大画像】
新寛永の面側の拡大画像の収録が一段落。本当は背も収めたかったのですが、多分容量が許しません。画像は重いですね。内容の割りに巨大サイトになってしまっています。
 
8月20日 【事件多し!忙しい日】
銀座コインオークションの広告を見ていたらぶったまげた!あの開元手がこの秋に市場に出てくるらしい。現存1品で生涯見ることも難しいと言われたものが見られるらしい。間違っても買えないだろうけどすごいものが現れたものだ。

本日届いた月刊【収集】の細縁銭についての論議は面白い。ただ、島屋文細縁を広文の磨輪で片付けようとしているけれどちょっと乱暴のような気がします。島屋文細縁の銭文は明らかに大きいのです。それに材質も違うと思う。初心者への分類説明には広文の磨輪でも良いのかもしれませんが、違いを踏まえた説明も必要であると思いますよ。それと、穴銭入門の改定については初心者のための判りやすい・・・という部分を意識しすぎると面白みのない平凡な解説書になってしまいます。確かに鋳切れとか鋳だまりを意識しすぎると、分類が煩雑になると思いますが、すべて切り捨ててしまうと領域がひどく狭隘なものになってしまうと思いませんか?詳細説明はともかく、収集界で認知されている部分についてはやはりどこかでふれておく必要があると思います。改訂版を購入する読者は初心者ばかりとは限りません。版を重ねるということは、読者もそれなりの進化、発展を期待します。内容に発展があれば既購入の読者層も開拓できるはずです。進化の結果が省略化で終ることのないよう関係者の皆様よろしくお願い致します。

上記の議論の中で、寛文期亀戸銭の正字仰文について【刔輪されたもの】という表現がありましたが、私は今ひとつ納得できません。と、いうのも正字仰文は銭径、銭文径、内径の縮小したものが多ような気がするからです。私は仰文や径文は銭体の歪み矯正の中で生まれたという認識があり、仰文の寛点などが小さくなるのも削字というより母銭段階ではっきり鋳出されなかったのが主原因ではないかと考えています。もちろん加刀修正については否定できませんが、仰文と(輪際の文字が太くなる)勁文の書体変化は、相対にあるような気がしてならないのです。

ネットオークションで寛永通寶のうぶ銭らしきもの(約400枚)に応札していました。前回失敗したので締め切り直前の動きを見ていましたが締め切り10分前までは全く動きなくOK。ところが締め切り5分前で突如異変!逆転!ならばと3分前に意地で再入札するとすでにさらに高い値が・・・。おそろしやおそろしやネットの世界、価格はあっという間に倍以上に・・・・私には勝てません。
 
8月19日 【赤錆の館の苦悩】
赤錆の館(鉄銭の部)の作成を開始したのは良いのですが、手持ちの鉄銭・・・特に一文銭がありません。もともと鉄銭は収集対象にしていなかったのですが、基本銭すらないのはちょっと恥ずかしい気がします。赤錆の館の冒頭でも書いてありますが、見栄えがしないし、汚いし、保存も難しい・・・それでも収集にはお金がかかります。結局、気に入った4文銭だけを少しだけ集めていただけです。あとは手に入れば密鋳銭を少しだけ拾っていただけ。これからどうしよう・・・。
 
8月17日 【珍銭レポート】
珍銭レポートの記事に感心しながら、濶縁、細縁の定義について考察しています。個人的には細縁、濶縁、大様の定義づけには大いに不満を感じていました。私は見た目重視派ですので、銭種によって名称を独占するのは許せません。それでも文源郷氏の研究にはすごく説得力を感じます。素晴らしい!!!(酔っ払っています)それにしても、0.01㎜単位の計測はみなさんどうやっているのでしょうか?私は0.05㎜単位までしか自信ををもって計測できません。それに縦外径と横外径が0.5㎜くらい差があるいびつな銭はざらです。計測も外径はともかく内径には自信が持てません。
 
8月15日 【寝不足と戦いながら・・・】
7月末から8月上旬にかけて活動制限を受けた反動で意地になって更新を繰り返しています。おかげで寝不足気味で、口内炎に悩まされています。記載内容は古い雑誌記事の掘り返しばかり。本当なら古寛永の分類をてこいれしなければならないのですが、これは本格的に時間がかかりますので現段階では見合わせています。容量オーバーの心配もなくなったことですし、画像を大きくすることも可能になりました。ところでこの趣味をはじめたあおりで、収集品の整理をほとんどしなくなってしまいました。新規入手品も適当にブックに入れているだけです。整理をしないといえば部屋の整理もいいかげんです。これはいけませんね。
 

8月7日 【マイナーチェンジ】
昨日の収穫を画像編集。履歴には記入しませんが、あちこち小さく直しています。入手したばかりの退点文欠サ文を入札誌で再び落札。なかなか入手できなかったものだったのですが、重なるときはこんなもんです。

 

8月6日 【CCF会場にて】
強引に休みをとってCCF会場へ。途中交通渋滞に巻き込まれ13時過ぎにようやく到着。急げ浩泉丸!会場にいられるのは2時間以内だ!(子供の送迎のため)・・・と、あせりながら物色しますが、ほとんど流し見状態ですから・・・。気になった物件をいくつかご紹介します。
1.文久様離用通手鋳浚原母銭80万円・・・目の保養でした。こんなものもあるのですね・・・。
2.古寛永坂本濶縁やや大様6万円・・・ぐっと来ました。心ゆらぎました。
3.文銭深字背文破冠寛1.5万・・・持っていなければ買っていたでしょう。こんな珍品が2枚もありました。
4.古寛永斜寶失点尓母銭(価格不明)・・・売約済み、当然ながら買う気も金もない私です。
5.幻足寛6万円・・・輪に鋳瑕あるも美品でした。
こんなところでしょうか・・・・。2番は欲しいなぁ・・・。
購入したのは雑銭ばかり6~7枚です。踏潰狭永とお店で表示のあったものに違和感を覚え1.5万円ながら購入決断。後で調べるとやはり踏潰の広永でした!未収品GETTだと喜んだのですが、私の手持ち品と比較すると今まで正永だと思い込んでいたものの書体とほぼ同じ・・・あれれ?どうも銭譜説明を変更しなければならないようです。
その他の収穫として・・・斜寶失点尓2000円、斜寶の含白銅質大様背広郭のもの3500円、あとは雑銭だけです。会場が暗く、品物が良く見えないのが残念。選銭をやりたかったのですが、時間がなかったので断念。無念。ガソリン、駐車代、高速代を含め3万円弱の無駄遣い。東京のガソリンが高いのには驚いた!私の地元では高くても110円代前半です。ぼったくりかと思いました。
家庭の事情で画像編集、ネットでの活動が大幅に制約を受けています。所蔵品とも別居に近い。早くもとの生活に戻りたい!

 
8月4日 【安南寛永の未収品:ネットオークションから】
ネットオークションで安南寛永の未収品を発見。最低価格でGET。未収品といっても安南寛永は変化何でもありの底なしですし、安いので大好きです。

午後、
しらかわ さんから収集のバックナンバー記事が届きました。ありがとうございました!これで古寛永の分類にまたひとつ光明が射しました。穴銭入門 古寛永の部は本当に参考になります!面白い!予想以上の内容でした。
 
7月28日 【うれしい申し出:しらかわ氏より】 
しらかわ さんからメールがあり収集のバックナンバーについてお貸し頂ける(かもしれない)とのこと。ありがたや、ありがたや!画像に続き貴重なお申し出ありがとうございます。
ネットオークションを見たら、退点文欠サ寛がありました。磨かれていて状態はすこぶる悪いのですが持っていない弱み、最低価格で応札してしまいました。今月はもう無駄遣いしないつもりだったのに・・・。
 
7月26日 【またまた投稿画像!】
伏見手破寛の映像が しらかわ さんから届きました。ありがとうございます。
 

実家から収集誌を一部持ってきました。古寛永分類補遺がおもしろく、難しいのですが参考になります。これをもとにまたホームページを再構築することも考えています。思い込みや誤植もけっこうあります。皆様ご注意下さい。

→ 関連記事
 
7月23日 【すごい投稿画像が届きました!】
所有者の方から画像付メールが届くきました。なんとあの太平手と二水大寶の画像です。
 
太平手・二水大寶
良い収集家にお嫁入りできたようです。うすっぺらで状態が・・・なんて書いてしまってごめんなさい。あなたは美人です。(画像ありがとうございます。)
 
7月22日 【10メガバイト突破を決意】
OCNホームページの無料提供領域の10メガバイトを突破することを決意。当面の間は容量不足について心配はなくなりました。写真も大きくすることが可能になります。とはいえ新規掲載するに値する画像がないためここのところ、記事転用が目立ちます。著作権侵害が気になります。
ご覧の関係者の方お許し下さい。問題あればご指摘下さい・・・削除しますので。
それにしてもウイルスメールには困ります。アドレスを公開してからほぼ毎日迷惑メールが送信されてきます。新手のウイルスがきたらと思うとぞっとします。
 
7月17日 【収集バックナンバー】
ひさびさに実家に帰り、置き去りのままの古い収集誌を引っ張り出す。収集誌は雑誌としか認識していなかったため、内容もあまり記憶していませんでしたが、面白い記事がところどころ見つかり手を埃だらけにしながら読みました。1995年以降のものがほとんどのなか、1冊だけ1992年5月号があり、いづみ会の穴銭入門・・・安南寛永の特集がありました。これはとてもおもしろく、前後の号を探しましたが見当たりません。この号はたしか古銭屋のデッドストックを買ったものだと思います。穴銭入門について記載のある収集誌をお持ちの方でお譲りいただける方はいらっしゃいませんでしょうか?内容が知りたいです。
また、このような貴重な資料が古本でしか手に入らないというのは、古銭界にとって大きな損失です。書信館出版様、是非ご検討を!
※メイルビットオークション銀座とヤフーオークションで収集誌の売り物を発見。申し込んでみる。ただし、肝心な1990年から1992年頃がないもよう。
 
 
7月13日 【安物買いの銭失い】
落札品が届く。ひとつは寛保期高津銭の細字で2600円。高いと思われるかもしれませんが直径が24.4㎜近くあります。(私の計測では縦径24.4㎜、横径24.35㎜。)通用銭では最大級。もうひとつは水戸銭の放永手。実物を見るのは初めてで思い切って購入、10500円。でもどうみても太細にしか見えない。銭譜などで違いを勉強していたはずなのですが・・・勉強代がかかってしまったかんじです。今月の出費はこれで終わり。まさに安物買いの銭失いです。
 
放永手 ← クリックで放永手の説明項へGO。
 
7月11日 【古銭用語について】
基本用語用例集を編集。古銭用語の発音をずいぶん間違えていたことに改めて気づく。古銭用語は永年の蓄積で出来上がったのでしょうが、いまひとつ気に入らないものが多くあります。貝を【ばい】と発音するのにはどうもなじめない。どうして深字は【ふかじ】なんだろう?わざわざ重箱読みに変えている理由がわからない。深字が【ふかじ】なら細字【さいじ】は【ほそじ】でしょう?昂【こう】の字も本当は難しい字ですよね。それに反対の意味の降と音読みは同じ【こう】なのですよね。新寛永通寶図会ではそれを嫌ってかこの表現を避けているみたいです。いっそのこと昇【しょう】の字を使えば良いのに・・・と思いましたが、これは小と音が重なります。うまくいかないですね。ちなみに私は降る【くだる】を【ふる】と発音していました。恥ずかしい・・・けど、間違えてもしょうがないですよね?
それと、ワープロで変換できない文字には頭にきます。とくにしんにょうを意味する【チャク】と密鋳と同義の【ボウ鋳】は使用頻度が高いので参ります。(愚痴っぽくなってしまいましたが何とかして下さい!)
 
岡山銭濶縁小字 旧貨幣273号原品
7月8日 【残り物には福がある:岡山濶縁小字のお話】
ある入札誌の不落品を掲示価格の8000円で購入。旧貨幣誌の273号の原品で俯頭永という表示でしたが、寶足の形状が全く違います。改めて銭譜で確認すると岡山銭の濶縁小字に間違いありません。この銭貨は旧来から名称が一定せず、俯永濶縁、勇文短永、俯永正足寶などの異名が残っています。(行き場がないので私は長嘯子の類に入れてしまいました。)さすがに研究誌に載った品だけあって、銭径も堂々としている名品です。ちなみに古寛永泉志での位付けは4位です。(1~5万円くらいの品が多い。)入札誌を見直していて大変なものであることに気づいた次第です。それにしても良く不落で残っていたものだと思います。
 

7月5日 【落札品から】
入札による落札品が届く。また無駄遣いしてしまったか?
入手品は密鋳4文銭(浄法寺仰寶写と短尾寛写)と延尾永の背出来星と戯作銭。さして高額ではありませんが4枚集まると小遣いにずっしり響きます。それでもそれなりに楽しい品々です。とくに延尾永の背出来星は偶然とは思えないほどくっきりしたもの。古寛永で同じようなものは持っていますが新寛永では初めての入手品です。価格も3000円ほどなら納得です。

延尾永削用通背星 戯作銭 面刮去背文 密鋳銭浄法寺?仰寶写 密鋳銭 短尾寛写
延尾永削用通背星 密鋳銭浄法寺仰寶写 密鋳銭短尾寛写
 
6月12日 【東京交通会館へ行く】
おなじみのお店を何件か回り、いつもの通りの安物を物色。本日はホームページを充実させるために古寛永の基本銭を拾うのが目的でした。基本銭だから高くたって1000円くらいです。2時間くらい探すうちに目的外の面白いお宝が結構拾えました。自宅へ戻ると入札で落札した古銭が届いており改めて合計すると約30枚!当分楽しめそうです。
ところで今回の入手品は値段の割りに面白いものが多かったと思います。以下に目立つものを掲示します。どうです、目鼻が利くでしょう?
 
長門 裕字手本銭
収集誌にて落札
1500円という価格で出ていたため期待はしていませんでした。2600円で落札。まともな品が届いて驚きました。

長門 広永様
収集誌にて落札
長門広永500円という表示。1200円で落札。冷やかしのつもりでしたが美品ぶりがうれしかった。
芝 二草点小頭永
会場にて発見
購入価格100円。正真正銘の掘り出し物。ちょっと気づかない変化なのですが少ないものです。
高田 笹手永中様
お店の人に勧められて
7000円。25.3㎜の大型銭。買う気はなかったのですが3割引を提示され衝動買い。26㎜を超えると二桁価格が違ってしまいます。これでもけっこう珍しい大きさだと思います。
古寛永基礎分類譜に写真追加。
安南寛永背異紋

お店で購入
2500円。背にいったい何を描きたかったのか?文?元?六?
それとも傷?贋造?
材質は安南寛永ですが郭もしっかりしていて母銭のような美品です。
新寛永通寶分類譜に追加。

文銭白銅銭
お店で購入
あわせて5000円。上段は縮字、下段が正字。正字は少し磨きが入っているのが気になりますが、白い肌の誘惑に負けました。画像では判りませんが縮字は立派な白銅もの。こんなものが2日目まで残っているなんて信じられません。穴銭は人気がないのでしょうか?
 
 戻る