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ひみつ
譲ってください♡! 

天保銭 1977年~ 編集・発行 天保通寶研究会(天保堂:瓜生有伸)
11号、31~35号、60号以降
状態不問(記事が読めればOK) 1冊800円以上で購入します!
   
以下は収集誌に掲載されている記事からの転載(勝手な応援記事)です。
例会日や会場に変更がある場合もございますので事前にご確認ください!

八厘会(天保仙人が主催する古銭会)
天保通寶の研究を中心に、各種泉談が満載の会です。
例会日:原則として8月・12月を除く毎月第4土曜日
時間 :14:00~
会場 :新橋駅前ビル1号館9F会議室
会費 :500円(高校生以下無料)
電話 :090-4173-7728(事務局)
 
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貨幣そうだ!「貨幣」を読もう!
貨幣誌は戦前の東洋貨幣協会時代から続く、現存する最も古く、かつ権威ある貨幣収集愛好家団体です。貨幣収集趣味が衰退している昨今、生で勉強できる貴重な研究会場であるとともに、情報収集することもできる交流の場でもあると思います。かくいう私、会費は払ったものの、例会には参加したこともなく、果たして正式会員であるかどうかも分からない幽霊です。まあ、今でもこの情報誌が送られてくるから会員なんでしょうね。
日本の貨幣収集界が底辺を広げてもっと盛り上がってもらいたいので、その気のある方、私のように地方在住で仕事の関係で参加できない方も、情報収集アイテムとしてご参加・ご活用ください。
入会申し込み先
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15 2F251
日本貨幣協会事務局 野崎茂雄(野崎コイン) ☎03-3389-5958
郵便振替00110-0-8563 日本貨幣協会 

※年会費は5000円だったと思います。この記事は勝手な応援広告なので必ずお問い合わせください。
 
 
【大分貨幣研究会創立55周年記念大分大会】
日時 平成30年6月23日(土)~24日(日)
会場 別府市青山町5番73号 豊泉荘 ☎0977-23-4281
会費 Aコース 宿泊・懇親会・写真代・大会参加費共 27000円(うち予約金5000円)
   Bコース 懇親会・写真代・大会参加費共 22000円(うち予約金5000円)
   cコース 大会のみ 11000円
〆切 5月21日
郵便振替 01950-1-62586 大分貨幣研究会
申込先 大分市日吉町5番4号 豊榮機工(株)内 大分貨幣研究会 坂井博文 ☎097-551-1334
    夜間☎097-552-0019 携帯090-1369-9912
記念泉譜 送料込3500円
→ 詳しくはここをクリック
 
4月22日【不旧手は難しいです!】
寛永泉譜の再編集ですけど、ようやく不旧手までたどりつきましたが、これがなかなか肉眼での区別が難しい。だいたい不旧手の類は特殊なものを除いてたくさん集めようなんて気が起こらない。だって見栄えが悪いのですから。雑銭箱の中にはたくさんあるのでしょうけど見直す気もほぼなし。なので撮影に耐える美品がない・・・と思っていたら、Kさんから頂戴していたデータがありました。ついでにパラパラ動画も付けてみました。実はKさんからスマホ対応パラパラのプログラムを頂戴していたのですけど、私の使用しているソフトとの相性が悪いのか、それとも私の理解力不足なのかうまくゆきませんで諦めていました。残念ながらスマホ完全対応とはいきませんけど、パソコン画面上の比較は良く分かります。
こうしてみると進永、退永の名前はともかく退永小通の名前はおかしいですね。だって、絶対退永にはなってませんから。もし、名前を変えてよいというのなら「進永小通」か「進永退頭通」あたりが分かりやすいのではないかしら。
 
4月21日【美しい会津濶縁離足寶】
会津濶縁は私の好きな銭種でして目にしたらつい手を伸ばしてしまいます。濶縁離足寶はその中でも最高の品。昨年だけで2枚入手、気が付いたら7枚ぐらい保有しています。
欲しい欲しい病状態なのですけど、ネットに出た右の品は赤の発色が抜群で「こいつは欲しい」と病気が頭をもたげます。トップを走っていましたが外出時間とも重なっていたため帰宅するまで結果は分かりませんでした。結果は負け。まあ、欲張りすぎはいけませんね。でもきれいですねこの色。

 
不知長郭手覆輪
長径49.2mm 短径32.5mm 銭文径41.1mm 重量20.2g 

踏潰銭俯柱永
4月17日【つれづれなるままに】
四国のKさんから分譲いただいた長郭手です。書体に変化はほとんどありませんが、覆輪が見事です。面側はやや浅字でやや粗い砂目が残りますが背側は本座銭のように滑らか。わずかに輪際に加刀痕跡が確認できますが、刔輪というほどではありません。高額なインプラントを入れなければならないというのにこんなものをまた購入してしまう・・・私は馬鹿です。
下段はやはり何となく購入してしまった踏潰錢です。密鋳銭好きなのでこういったいびつな風貌・・・好きですね。同じものも何枚か持っているので絶対的に欲しいわけではないのですけどきれいだな・・・と思いパソコンのクリックボタンを押してしまう・・・馬鹿です。直径28.7㎜とのことでしたが、あくまでも最大径。踏潰銭はいびつなものが多くこちらの平均径は28.4㎜程度でした。

※ウィルス問題はほぼ解決しましたが、受信設定を厳しくしたために、普通メールでも迷惑メールに振り分けられる確率がかなり上昇しました。そのため、気が付かないうちにサーバーから削除されているメールがあるかもしれませんがお許しください。
※寛永通寶の撮影を再開しましたが大変です。困ったのは行方不明品があること。昨日は丸屋銭の大様銭が見つかりません。記録上は直径25.85㎜もあるのですけど、見た目ではほとんどわからないので雑銭の中にほうりこんでしまった可能性が大きいのです。
 
4月16日【文銭の白銅銭】
久々に寛永通寶の拡大画像掲載・再編集をしました。撮影が面倒で億劫でなかなかやる気がわかなかったのですけど、重い腰を上げました。今日の作業でようやく文銭の縮字と退点文までを終えました。ああ、疲れた。久々に文銭の白銅銭を眺めましたが思った以上に良い感じがします。ただ、スキャナーの性能から色合いはいまひとつしっくりでません。それでも縮字の白銅はまあまあ良い感じです。白銅質としてはたぶん最高レベルに近いものだと思います。
退点文の白銅は、昔のスキャナーでは赤みが増して写ってしまったのですけど、現在の機種では色彩は少しまともになりましたが、それでもかなり黒く映ってます。
実物は鉄色に近いグレー。実のところ一時は薬品着色を疑っていましたが・・・う~ん、わからなくなってきました。
 
4月13日【離郭濶縁爪百大様】
ネットに出ていた離隔の濶縁です。鉄人が落札されたようで投稿いただきました。驚いたことに背の百の横引きが水平で先端に爪のある爪百(正百)でした。しかもサイズが長径49.44㎜、短径33.28㎜、内径44.07㎜とすこぶる大きい。改造銭物産展に私の数少ない手持ち品の計測値が掲載してありますが、このサイズは濶縁系では規格外の大きさなのです。奇しくも離郭濶縁銭に規格外の大様の存在の可能性を離郭のページで示唆していましたが、こうして表れるとは思いませんでした。離郭の鋳造は通用銭に覆輪をして写しを重ねる手法でこのやり方は内径に1度写し、再写し、再々写しのように違いが生まれます。秋田の小様に内径・銭文径が色々あるのと同じです。離郭濶縁を内径銭文径が最も縮んだものと定義するならば、これは離郭の爪百の中濶縁ということになりますけどしっかり輪幅もあるようですので濶縁の大様としても良さげな雰囲気です。このあたりの見解は人によって異なるのかもしれませんが、皆様いかがでしょうか?
 
長郭手覆輪天上強刔輪肥郭肥尾天
長径48.2㎜ 短径32.7㎜ 銭文径40.2㎜ 重量17.6g
4月11日【初見品】
落札品が届きました。不知銭はなんでもありで、ありそうで類品は見当たりません。長径は標準銭より1㎜は短いのに短径はむしろ大きいずんぐりむっくり形。天上は刔輪が強く、部分刔輪といって良さそうなレベル。もちろん寶足も長い。覆輪は十分で背不整輪覆輪存痕でもあります。天尾が短く太く保の前点が細くなる癖があります。通尾も先端が陰起してたぶん拓には出ない。大点尓寶の小様銭に似ていますが、一致はしません。はじめ薩摩の小字に雰囲気が似ていると感じたのは、文字幅はそのままに寸詰まりの銭文だからでしょう。強いて言えば勢陽譜176の削尾天に似ているかなあ。製作的には細郭手に見られる、肥字の類(連玉尓)に鋳ざらいの様子や銅質が似ているかも。
 
4月10日【気になったものですから・・・】
ヤフオクで頑張ってしまった不知銭。予想上限価格の1.5倍ほどになってしまいました。良く見かける長足寶と、少々異なる点がいくつかあり、スイッチが入ってしまいました。
目立つ点は以下の通り
①覆輪刔輪の特徴が顕著、特に天上や當上の刔輪が目立つ。(天上部分刔輪?)
②いわゆる長足寶で宏足寶気味に見えること。
③文字が肥字で肥足天、書体が縦に寸詰まりでなんとなく旧薩摩小字風。
④郭の幅が広く嵌郭に見えること。
実は④の理由が気になって仕方がなかったのです。出品者のO氏とは先日八厘会で偶然お会いしました。出品価格がやや強気だったので、何かがあるのではと勘ぐってしまいました。まあ、何もないことも良くあるのですけど、それは覚悟の上。
不知長郭手の嵌郭については昔から加賀千代作の噂が絶えません。あそこまで加工する必要性があまり感じられないからなのです。一方でさりげない嵌郭は確実に存在します。
制作日記2014年9月13~14日、7月21日 2013年3月21日の記事をご覧ください。改めて過去記事を読むと張天保嵌郭とか斜珎嵌郭なんて大珍品も出現していたみたいです。
 
4月9日【勇文の夢】
雑銭掲示板をご覧の方はご存知でしょうが、68式ヲヤジ氏の入手した勇文の画像を頂戴しました。長径48.12㎜、短径32.88㎜、長径が小さく感じますが勇文の標準的な大きさです。不知天保通寶分類譜の拓とは符合しなかったそうでしたが、私の画像・・・天保仙人様の持ち物との特徴点が複数発見されたそうです。まさに執念ですね。そういわれてみると内輪の微妙な歪みも似ています。実物は長期間水中に没していたような風貌だそうで、鉄錆の沈着が強烈なようです。
この手の贋作の場合、古色をつけるため硫黄や火にあぶる加工をするケースが見られ、そのようなものは肌がただれていることが多いのですけど、この品についてはそういった類ではなさそうです。側面も無極印ですし、出どころも九州方面・・・かなり信憑性があると思います。
真贋については皆様の判断にお任せしますが、少なくとも特徴の合致は非常に大きく、私はこの品はOKであると判断します。
夢買いがかなったのではと考える次第です。皆様はどうお考えでしょうか?
※重量は少々重く23.5gあるそうです。
 
4月4日 【オークション】
ネットオークションに太平手、永楽手、魚尾寶、狭穿大字などの古寛永の大珍品がずらりと出ています。正直真贋などわからないのですが太平手などはなかなかの雰囲気ですね。とりあえず画像を収集して買った気になっています。一方、オークションネットですけど仙台広郭が良い顔をしています。どこかで見たものだと思ったらHさんの所有物でした。(夏の古銭会のページに画像掲載あり)
子供が高校に入るし、固定資産税も車検代も払わなければならないし、この春はちょっと自重気味です。ウィルスにやられたパソコンも買い替え寸前にまで追い込まれました。3月31日に再活性化していると書きましたが、その後に残ったファイル全ての駆除が完了。一時は迷惑メール(リターンメール)が日に1000通に達する勢いで、アカウント乗っ取りかと思いました。ウィルスはセキュリティソフトをかいくぐって内部に埋め込まれたと見られ、しかもパスワード保護までされていましたが、片っ端から検査して駆除した結果、ようやく攻撃がやみました。埋め込まれた(削除)ファイルは300以上に及び、アーカイブメールなど複数の隠しフォルダーに分散して潜んでいました。自己増殖型だったのかもしれません。非表示のフォルダーはなかなか見つけられませんでした。
問題発生から解決までほぼ1ケ月かかりましたし、今後も被害が出ないとも限りません。オークションストアから私のIDで不審な買い物の発注がされたというメールが届いたこともありましたが、そのメールもフェイクだったようです。(クリックしたら増殖)こういった輩は厳罰に処してほしいものです。
 
3月31日 【薩摩広郭厚肉】
なんてことのない薩摩広郭です。細分類に熱狂される方もいらっしゃると思いますが、私はあまりこだわりません。ただ、この天保通寶重さが30.7g(私の秤による計測)あります。厚みは3~3.2㎜とややムラがあります。仙人様曰く薩摩広郭は2.2㎜以下か3.2㎜以上を狙え。以前の入手品の記録が肉厚3.3~3.4㎜、重量30.7g。残念ながら肉厚の面で新記録はなりませんでしたが、やはり30g超はひとつのステイタスです。この品が肉厚で今一歩なのは全体に浅字だからだと思います。肉厚にはムラがあるのでこういった製作比較には不向きで私は重量計測の方が向いていると考えます。(例えば秋田広郭で肉厚3.2㎜のものがありますが、重量は24g台です。)比較的肉厚の天保が多いのが薩摩と福岡。福岡は28g台までは確認できました。(薩摩広郭は32g)
後鋳の可能性がある広郭手で30,6g、浄法寺系の長郭写で31.8gです。(浄法寺の鋳バリの沢山ある銅山手は意外に軽く24g台)琉球通寶でも30g超えはまだ見ていません。今回は1万円の上限値を入れてほったらかしていたらきちんとその上限値で落ちました。(やられた!?)こうなってしまった背景には先月の八厘会でIさんから肉厚の長郭手を見せられたことがまだ尾を引いているからのようです。しばらくこの病気は続くかもしれません。治療方法は厚肉の天保銭にまみれること。Iさん何とかしてくれませんか?
※収束状態だったメール攻撃が再活性化しています。一方でパスワード保護ファイルは駆除完了しました。
 
3月26日 【ウィルス駆除】
パソコンが感染したようで、毎日600通ものリターンメールやら偽装メールが大挙して押し寄せていました。リターンメールは自動削除処理をして、必要時以外は回線を遮断するようにしていましたが、根本の修復ができないままでしたのでアドレス変更、パソコンの買い替えもやむなしと思っていました。
もちろん、ウィルスチェックはこまめに行いプロバイダーにおいてもウィルス遮断をしていたのですけど・・・。
市販のウィルスソフトでは内部に入り込んだ「パスワード保護されたファイル」に対するチェックがされず(スルーされ)、いざ発見しても削除の際にパスワードを聞かれるため駆除が難しい場合があります。
実は怪しいファイルの存在場所は数日前に気が付いていたのですが、そのときはパスワードブロックに遭ってうまくゆきませんでしたが、昨日一部の削除に成功。それにより迷惑メールの発信機能がそがれたようで迷惑メールが届かなくなりました。そして先ほど残りの問題箇所の削除がほぼ終わり、もう一度ウィルスチェックをすれば問題はひとまず終結します。ただ、アドレス帳などの情報は流出してしまったと思います。
二次被害が起きるようなら、やはりパソコンの買い替えやアドレス変更が必要かもしれません。
今回は大量の迷惑メールとともに「パスワード保護されたファイル」がパソコン内に異常増殖していたことが察知できたので対策をとれましたけど、一時は絶望的な気持ちでした。もしかすると皆様のところにも私が原因の迷惑メールが届いていたかもしれません。
今回のウィルスはファイル共有ソフトを内部に仕込むタイプ。それにより乗っ取りや情報収集をされた可能性があります。二次被害が起きないことを祈ります。
さて、画像の品は明和期の小字の面背逆製です。エラー銭ですけど見栄えはしないもの。これで明和期當四文銭の面背逆製は正字、俯永、小字の三種が揃いました。おそらくこの三種をそろえたマニアは日本に何人もいないのでは?続いての目標は大頭通、離用通ですけど、これは生涯をかけても無理かもしれません。どなたかお持ちの方はいらっしゃいますか?
 
3月24日 【さくらコインショーへ】
奇跡的に休みが取れて、東京交通会館へ・・・。とはいえ本日のタイムリミットはお昼過ぎまで。5時までに戻らなければならないミッションがありますので、八厘会への出席は無理でした。(ごめんなさい。)
さくらコインショーの反対側では奇観本の展示会が行われていました。マニア層の年代は同じようなものなんですが、なにやら隣が華やかに見えます。それに対して、古銭切手の会場はどこかあか抜けない気がします。これは業者の意識の問題でもあり、かつ私たちマニアの問題でもあるのかもしれません。
本日会場で見かけたもの・・・遒勁、反玉寶、仙台長足寶、薩摩小字、容弱、狭足寶、長郭手覆輪・・・その他不知銭いろいろ。寛永銭はゆっくり見る時間がありませんでした。中でも目を惹いたのは薩摩小字。地肌に抜群に味があり私が過去に出会った薩摩小字の中でも光っています。どろんとした風貌の品が多い中できりりと引き締まったその面側は私が知る限り最高クラス。しかも価格は20万円・・・即決と言いたいのですが、前の蔵主はこれを装身具に加工してしまったらしいのです。そのため背部に痛々しい傷が深~く刻まれてしまっています。何たる愚行!それでも風格があってあまりに美しかったので何度もお店に行って最後は記念写真撮影までしてしまいました。(危ない客です。)つい最近、車検で20万もかかってしまいましたので自重しましたが、そうでなければ危なかった?背の傷がなければ・・・。惜しい!実に惜しい!
とはいえ、何もしないで帰るのはつまらないので、記念品として長郭手を購入。こちらも傷物ながら、鋳造時の鋳不足と背のズレなので私的にはOKの品。覆輪と寶足付近の刔輪の強い小様銭です。薩摩小字とは比べるべくもない品ですがこれでがまん、がまん。
不知長郭手覆輪刔輪陰起文小様 長径48.2㎜ 短径31.5㎜ 銭文径40.2㎜ 重量17.8g
背のズレ著しく、穿内はその修正のためにべったりやすり。はっきりした覆輪と寶足付近の輪に強い加刀痕跡が見受けられます。一瞬、貼り合わせ風に見え、斜珎じゃないかと期待してしまいます。郭上部は完全に鋳不足、湯圧不足で全体的に陰起文になっています。背の輪の太細が可愛い。覆輪の痕跡も見えます。
 
【宏足寶の前駆銭】
入札誌下町で久々の落札。早い話無駄遣いなんですけど妙にうれしいから困ります。さてこの不知銭、明らかに銭文径が縮み寶足が長くなります。しかしながら張足寶とまでは言えず、当然宏足寶でもない。よく見ると寶前足が浮いて離足寶気味になっています。強いて言えば離足寶手としたものに近いものの銅質・製作は宏足寶縮字としたものに似ています。特徴はあるけどどっちつかず。かなり個性はあるけど中途半端。黒っぽくて小さいから見栄えもしない。覆輪刔輪だろうけどほぼ目立ちません。異極印だろうけど良く分からない。強いて名付ければ刔輪長足寶小様かなあ。
長径48.2㎜ 短径31.7㎜
銭文径40.5㎜ 重量19.3g
 
3月16日 【文源郷:寛永通宝コレクション母銭図録】
ネットで購入した十万坪手次鋳母銭が届きました。3月12日の記事にあるように文源郷氏はものすごく几帳面な方だと推定されます。お会いしたことは一度だけ・・・それでもその完璧を追求するような姿勢、眼光、没頭ぶりを全身から醸し出していた・・・とは、同じマニアの嗅覚がかぎ取りました。そして今回の品物もまあ、なんときれいに包装されていること。そして古銭の台紙がパーフェクトなつくりなのです。あまりに美しいので暫く見入ってしまいました。いえ、魅入られたといった方が適切だと思います。台紙には裏表の表紙があり裏面には古銭の脱着方法・・・という解説図があるのです。つまりこの母銭図録はこのままで保管・鑑賞できる美術品なのです。一方で私はこの古銭本体さえ未だに見ていない。(開けない限り見えない。)と、いうわけでまた私は困ってしまいました。以前も文源郷氏からこのような品を購入したのですが、いまだに封があけられません。今回も何回か中を見ようと考えてみたのですが、恐れ多くて包装のビニール袋でさえ破けないのです。古銭を購入して封さえ開けられない・・・実は文源郷氏の品ではいつもこれに悩み、いまだに3品ほどが届いたときそのままになっています。私も病気ですね。

 
3月13日 【古寛永仙台大永小通】
平成古寛永銭譜の原品画像です。(ネットから拝借しました。)類似品が昭和18年の貨幣に掲載されており、高田細字の写しとか、魚尾寶の写しじゃないかとの論が記されています。(嶋田尚泉堂出品)寛仙堂氏は仙台大永との類似性から仙台錢に分類しています。これは奇品館のNo.58原品で平成18年の収集の誌上入札に出品されたものです。拓本だけだと安南寛永のように見えてしまい突っ込んで行くことができませんでした。ス穴が多くありいかにも鋳写仿鋳の雰囲気・・・皆様いかがですか?
 
3月12日 【十万坪手次鋳母の発見】
文源郷氏の販売物だと思います。「十万坪手銅母銭※新発見の次鋳母です。」の売り文句についふらふらと・・・。いけませんね~。未見品、原品、旧蔵品・・・なんて飾り言葉にころりと行ってしまう。何たる弱い理性なんでしょうか。次鋳なんて分類名称を新寛永銭の中に広めたのは新寛永通寶図会にほぼ間違いないでしょう。その図会にも穴カタ日本にも十万坪手次鋳の通用銭の評価はあっても母銭の評価がありません。ただ、評価から見ると少なくとも通用銭の存在はたぶん次鋳のほうが多そうです。それなのに母銭が未見ということはどういう訳なんでしょうか?私は母銭コレクターではないので全くその理由が分からないのですけど・・・もしかすると所有者が単純に気が付いていないだけなのかもしれません。だいたい、収集歴がかなり古くなってきた私でさえ、初めて見る品に年がら年中会うのです。また、この世界は重箱の隅をつついて、ほんのちょっとの違いを大騒ぎするのが好きなのです。じゃなきゃ、私がこんなHPをつくっているはずがない。集めても集めても終わりがないのです。
とは言いながら未見品入手はとても気持ちが良いので・・・やめられませんね。こんなもの発見した文源郷様・・・たいしたものです。
※背に朱書があってかなり古い収集品みたいです。それにしても札の文字の几帳面なこと・・・私には書けません。
 
3月11日 【米国産遒勁】
掲示板に投稿のあったマイクさんの遒勁です。アメリカのオークションに出た・・・てことはどういうことなんでしょうね。ほかの出品物も見たかったです。なかなかこれだけ単独で出現するということはありません。
長径48㎜ 短径33㎜ 重量17.7g
私の唯一の所有の品は以下のサイズです。
長径48.4㎜ 短径33.45㎜ 重量18.3g
遒勁は本当にいろいろなサイズがありますが、私が見たものは48㎜台のものが多かった気がします。つまり長径はそんなに大きくないのです。面郭も横広になります。一方、短径は短径は33㎜越えで非常にアンバランス。極印は非常にオーソドックスで葉脈がきれいに弧を描き太細がありません。強いて言えば薩摩の極印に似ています。遒勁は鋳だまりが多い特徴がありますので、マイクさんの品はむしろきれいなほうかもしれません。もちろん本物間違いなしですね。掘り出し物、黄金の一発が出ましたね。
 
覆輪強刔輪宏足寶(短頭天)細字大様
長径49.9㎜ 短径32.9㎜ 銭文径41.1㎜ 重量19.9g
天保仙人蔵 覆輪強刔輪宏足寶細字(短頭天・覆輪存痕)
背輪左側(郭上辺当たりの高さ)の瑕が上のものと同じですね。
これぞ宏足寶タイプ 
長径49.8㎜ 短径33.0㎜ 銭文径41.2㎜ 重量26.4g 
3月6日 【宏足寶3態】
八厘会の日にウィンダムさんに立ち寄ったのですが、当日はあいにくイベント出店中らしくお店はお休み。店に到着するまで私は「新しい品物はきっとそんなにないだろうけど、でもたくさんあったらどうしようかな」・・・なんて一人楽しく妄想していましたが見事に空振り。そんなもやついた気持ちが残っていたところ再び東京出張のチャンスが・・・。会議は午後4時に虎ノ門だから、ちょっと早く行けばと思ったのですけど、所用をこなしていたらギリギリに・・・新橋に着いたのが3時20分・・・さすがに無理とあきらめてそのまま仕事。ところが会議は6時前に終わりました・・・で飛び込みました。
何もないだろうなあ・・・と思いながらショーウィンドウの中を見るといきなり反玉寶が目に飛び込んできました。店長のAさんが、笑いながら何枚か不知銭を並べ始めました。いやあ~行ってみるものですね。
しかし困った。欲しいものが複数ある。値段を聞くとそれなりの良い価格。細郭手の覆輪にするか、長郭手の足の長いのにするか、白銅質の出来の悪いの(かなりの陰起文)にするか・・・さんざん悩みました。
個人的には白銅が一番好みなんですけど、ちょっと高いかな・・・細郭は大きいし面白いけどよくあるタイプかな・・・足の長いのは多分一番希少だけど同じタイプ持ってるしな・・・さんざん迷い、一度は白銅に決めかけたんですけど、思い直して重品覚悟で足の長いのにチェンジしました。
自宅で再検証したところ・・・不知銭は全く同じものはめったにないものでして類似品は所有していたものの、計測値などが全く違いました。神様ありがとう!
実はこれとほぼ同じタイプのものは天保仙人様宅でも夏の古銭会の際に撮影しておりまして・・・中段の画像がそうです。銭文径が一回り小さかったので私は覆輪強刔輪宏足寶(縮字)と名付けていました。一方で宏足寶には違いないものの文字が細く、(下段のものほど)迫力もないのでいまひとつ宏足寶らしくありませんね。宏足寶には肥字で文字も銭径も大きなものがふさわしく感じるのです。
ところがです。今回の品の計測値は信じられないぐらい大きい。厚肉じゃないので店頭では大きさはあまり感じられなかった。店長は白銅の長郭手の小ささを強調していましたが、白銅天保が小さいのではなく比較していたこいつが馬鹿でかかったことに改めて気づきました。仙人様のものよりひとまわり大きい。制作系統は同じみたいですけど・・・下段の大型タイプとは明らかに違う。ちなみに不知天保通寶分類譜中に
(覆輪強刔輪)長宏足寶として掲載されている下巻143Pの35番と、上中段の品はほぼ合致しています。(泉譜原品かもしれませんね。)仙人様の所有物を宏足寶(縮字)としていましたが、今回の品は決して縮字ではありませんので名称そのものも再考する必要がありそうです。かといえ長宏足寶とするには今ひとつピンときませんので、とりあえず宏足寶細字としてみました。
ところで店長のAさんは「このタイプの品は通用の右側、輪の近くの地に必ず凹みがあると言っていました。そうなんだ・・・と思いながらうなづいていましたが、仙人様の所蔵品の画像にもなんとなくそれらしき痕跡が見えます・・・今度確認しようと思います。
※東京に出る際に停めた大きなオフィスビルの地下駐車場は午後7時でメインの入口が閉められるようになっていたみたいでした。サブの入り口は外階段を登った2階にあり、看板もほとんどなく、しかも駐車場の入口エレベーターは無表示の防火扉の内側にある・・・これじゃわからない。守衛さんがいたから見つかりましたけど焦りました。でも考えてみれば少し離れた場所ながら車専用の出口から入れば早かった・・・。
 
3月3日 【スパムメールに悩む】
アドレスを公開した直後から不審なメールやサイト攻撃を受けてきましたが、今回はもしかすると私のパソコンが感染源もしくは情報流出源かもしれません。私自身のアドレスでメールを発信した形で未着信通知メールが大量に届くようになりました。以前は私のアドレスそのもので私に届くという手口があったのですが、その変形技のようです。最近は某カード会社の名前を語るフィッシングメールが時々届くようになっていますので、ひょっとしたら何かに引っかかったのかもしれません。ウィルスチェックでは検出されませんが、内部でブロックされている可能性もあります。迷惑が広がるようでしたらアドレス変更しないといけないかもしれません。クッキーを読みこまれたのはほぼ間違いないところだと思いますけど・・・
 
2月28日 【大分貨幣研究会創立55周年記念大分大会】
風邪にたたられて3日目、月末なので仕事にはちょこっと出ていますがまだふらふらします。今日も3時半までで早退。仕事はたまる一方です。自宅に帰ると大分の坂井氏から手紙が届いていました。その中にこの案内がありました。
日時 平成30年6月23日(土)~24日(日)
会場 別府市青山町5番73号 豊泉荘 ☎0977-23-4281
会費 Aコース 宿泊・懇親会・写真代・大会参加費共 27000円(うち予約金5000円)
   Bコース 懇親会・写真代・大会参加費共 22000円(うち予約金5000円)
   cコース 大会のみ 11000円
〆切 5月21日
郵便振替 01950-1-62586 大分貨幣研究会
申込先 大分市日吉町5番4号 豊榮機工(株)内 大分貨幣研究会 坂井博文 ☎097-551-1334
    夜間☎097-552-0019 携帯090-1369-9912
記念泉譜 送料込3500円
→ 詳しくはここをクリック
 
2月27日 【踏潰小字写】
風邪をこじらせ2日連続で早退・・・社員にうつしてはいけないので自宅で持ち帰り仕事となりました。夕方になりぐったりしていたら、このオークションが残っていることを忘れていました。まあ、ものすごく高騰してましたから負けて納得です。このいびつな感じはいいですね。細分類は東北のSさんの研究が役に立ちますが、私は今一つわかっていません。だから欲しかったなあ。体調が悪くなってしまいます。
→ 踏潰銭分類考
 
2月24日 【八厘会に行ってきました!】
数日前・・・携帯電話を見るとあらら・・・メールが。私は普段携帯メールをあまり見ないので見落としていたのですけど、なんとかなりそうな日程。と、いうより天邪鬼の私は忙しくなると無性に趣味に走りたくなる性分なのです。
前日準備はあまりできず当日の早朝に資料を作成して慌てて車に乗り込みました。千葉の某駅の周辺で駐車場を探したのですがあいにくどこも満車。えーい、いったれ!・・・で高速に乗ってそのまま一路新橋へ。幸い道路は空いていて予定よりかなり早く新橋に到着できました。八厘会は2年ぶりぐらいかしら?なじみの顔がたくさんありました。
侍古銭会のたじさんも・・・。そこに私に挨拶に来てくれた方が・・・秋田のOさんでした。ネットで私がかなりお世話になっている方でした。
当日の勉強会は土佐額輪です。天保銭の額輪の意味を知っていますか?寛永銭と実は違うのですよ・・・という仙人様の問いかけに対して?????・・・輪が銭文より高い額縁状のことじゃないのか???。仙人様の説明では・・・土佐額輪は決して銭文が輪より低いことを意味していないそうなのです。額輪の母銭が発見されたとき、その母銭には覆輪の増幅痕跡がしっかり残っていて、輪そのものに段差があったから・・・それを額縁に見立てて額輪とした・・・ということなのです。したがって土佐額輪は母銭の特徴であって、通用銭の特徴ではなく、この命名は母銭発見後のもののようなのです。知らなかったなあ。
ちなみに額輪の母銭は高知の堀見家(甘泉堂)から土佐通寶などと一緒にまとまって出現。取り扱ったのは佐野英山で、佐野が東京の大川鉄雄氏のところに額輪母銭を持ち込んだところ「これで全部ですか?」「いえ、大阪で10枚ほど売ってまいりました。」「では、全部買い戻してきてください。」・・・いやはや、豪胆な方です。
額輪には細字のものと太字のものがあり、別座ではないかというのが仙人の論。私もこの説には賛同します。(→改造銭物産展)以前額輪は本座広郭通用銭の改造銭だと思っていましたが、原品を拝見する限り新規母銭のようにしか見えません。郭の増幅部分や額輪部分が全く自然で、段差はあっても継ぎ目がわからないのです。つまり段差は鋳造痕跡に過ぎないようなのです。額輪母の銭文径は41.2㎜前後のようなのでものすごく不思議。どうしてこのようなつくりになったのか、また、水戸接郭との類似性など、未解明部分が誠に多いのです。
私の展示品のテーマは「大と小」。盛岡大字の最大様、銅山手の大様から薄肉末鋳、美制小様のもの、秋田小様の細縁大字と最小様、不知長郭手の最小様類などなど。ちょっと欲張りすぎて消化不良気味でした。
私が言いたかったのは・・・
盛岡大字は初出の方が後出の山内鋳造より銭径は小さく製作も悪いのですけど、銅質や銭文径は安定しています。一方、銅山手は銭文径や銅質がばらばら・・・これは新渡戸仙岳の証言・・・銅山手は山内座がさ入れを受け、母銭などが廃棄された後に慌てて作ったものである傍証になります。
秋田小様の細縁大字は本座の1回写し、秋田小様の最小様は4回写し・・・これは並べてみると文字の大きさも全く違うことが分かります。最小様の長郭手はとにかく小さい。こんな小さい不知銭はまずありませんよ・・・と、まあ、早く言えば自慢したかったのですね。これらは秋田のOさんからの分譲品です。
今回は間に合わなかったので盆回し品を用意できませんでしたが、たじさんに細郭手容弱を直接分譲させていただきました。これで交通費(駐車場代+高速代)が浮きました!古銭会はやはり楽しいですね。
※実は帰宅後体調が絶不調に。エレベーターに乗り合わせたご婦人が風邪を召されていたようで、私の顔に向かって大くしゃみ・・・どうももらっちゃったみたいです。飲み過ぎかしら?
※会場で見せて頂いたお化け・・・Ⅰさんが何気なく見せて下さった赤銅質の不知長郭手・・・厚さがなんと3.2㎜、推定で30gはありそうです。うらやましいですね。あんな不知銭私も欲しいですね・
 
2月23日 【雑銭掲示板より】
撮影した画像を探していて、掲示板に投稿したまま忘れかけていたものを再発見しました。古銭の世界ではどちらかと言えば大ぶりで製作の良いものが称揚されるのですけど、その真逆(裏街道)を行く3枚です。銭文径はみな40㎜を下回っています。類似カタログでは「再写し・・・銭文径は40ミリ以下である。」とあっさり書かれており、評価も12000~10000円とありますが、マニアに言わせてもらえばこんな評価じゃ困ります。銭文径40㎜以下は覆輪の再写しか再々写しであり、通常の再写しでは40㎜は切らないというのが私の見解です。
類似カタログの再写しは拓図から見てもかなり小さい。天上に部分刔輪もあり、かなり珍しい品。背輪の形が似ているので中央の品と兄弟銭かもしれません。
長郭手 覆輪縮形宏足寶
(縮字)
長郭手 刔輪縮形削貝寶
(最小様)
長郭手 覆輪縮形
長径47.45㎜ 短径31.7㎜
銭文径39.3㎜ 重量22.2g
長径46.8㎜ 短径31.2㎜
銭文径39.9㎜ 重量16.2g
長径47.9㎜ 短径31.75㎜
銭文径39.9㎜ 重量17.6g
 
おもしろ体験博物館 江戸民具街道
ここは過去と未来をつなぐ歴史街道!
2月20日 【江戸民具街道】
青七さんご紹介のサイトです。驚いたことに私のサイトを活用されていました。役に立てていただきありがとうございます。
私も郷土史やら地名などを調べるのが好きでして、若かりし頃、市民教養講座などにも引っ張り出されましたが聴講客はみなさん郷土史研究家ばかりで大いに焦ったことも・・・今となっては懐かしくも恥ずかしい思い出です。
こちらは侍古銭会のサイト。
バナーをリニューアルしたそうです。
 
2月17日 【面背逆製の書体】
面背逆製はマニアしか集めません。とても醜いのですけど数は少ない。この面背逆製は文政小字の名前で出ていましたが、俯永じゃないかと思い応札していました。通字はどうみても小字風、永寶は俯永風・・・う~ん、わからない。皆様どう思いますか?
 
2月16日 【仿鋳・密鋳・不知の違い】
”ぼうちゅう”の仿の文字はブラウザによっては表現できない文字です。パーツ構成は「イ+方」なのですが、表現がうまくできないので”傍”や”彷”の文字を充てている方もときおり見ます。
この件について、先日侍古銭会のたじさんから仿鋳・密鋳・不知の違いについて問い合わせが来ましたので、受け売りの知ったか知識を披露してしまいました。実は私のパソコンも当初は仿鋳という言葉に対応できず、密鋳という言葉を充てていました。現代の古泉界においては仿鋳より密鋳が表現の主流になりつつあるようで、これまたワープロ文化の影響なのかもしれません。
そもそも”仿”の字は”真似をする”という意味なので、模倣の”倣”と兄弟関係なのです。つまり仿鋳銭とは「模倣鋳造をした銭」という意味なのです。つまり仿鋳=倣鋳でも良いのかもしれません。そして、これは贋金を意味します。
密鋳は秘密裏に鋳造するお金・・・密造銭=違法に作ったお金の意味・・・ですのでこれも贋金。したがって、表現方法は違うものの結果的には同じ意味です。ちなみに密鋳は盗鋳とか潜鋳、私鋳などと表現することもあります。
一方、不知はいわれの分からない品の意味。多くは密鋳(つまり私鋳)なんですけど、公鋳でありながらどこで作った品かわからないケースもあります。
例えば古寛永はほとんど鋳造場所がわからないのです。古泉家が推定で「称、〇〇銭」という名称を付けているだけで実はほとんどがどこで作ったのかわからない不知銭と言っても過言ではありません。製作が似ている品を集めて仮の銭籍と名称を付けているにすぎません。でもあまりに不知なものが多いので、製作の似ているものを集めグループ化して、分類上どこに属してよいのかわからないものだけを不知銭としています。ですから不知銭と言っても降寶や延尾永、あるいは初期不知銭の狭穿、志津麿大字などは公鋳で間違いないと思われます。したがって不知=密鋳では必ずしもありません。不知銭は別名で未勘銭(みかんせん)と言います。未勘とは「いまだかんがえざる」とも読むので・・・わからない・・・という意味です。島屋文の島屋も素性が分からないという「しまもの=邪なもの(よこしまなもの)=怪しいもの」から来たと言われています。
ところで「仿鋳」を「倣鋳」と現代風に表現を変えたら「ほうちゅう」と濁らず読んでしまいそうですね。
実は仿も「ほう・ぼう」と読めるので「仿鋳」はもともと「ほうちゅう」と読まれていた可能性があります。日本語には連濁という不規則変化があります。濁りのない文字が別な漢字と連結することで濁音化するのです。野(の)+菊(きく)=野菊(のぎく)が一例です。私たちは習慣的・感覚的にこれを覚えて違和感なく使用していますが、外国人にとっては理解できない変化みたいです。
仿鋳が「ほうちゅう」であったと仮定すると、「東北仿鋳」のように熟語がつながると「とうほくぼうちゅう」に変化します。一定の規則はあるのですが、語の意味や発音の調子なども影響しますし、説明のつかない変化例もあります。よく言えば臨機応変、悪く言えばいい加減・・・これが折衷文化の日本語なのです。
最近、仕事で外国人に日本語を教えているので、日本語の不規則表現を改めて発見しています。(主語省略や二重否定も実に多い!)
細字が「さいじ」なのか「ほそじ」なのか、「大字」が「たいじ」なのか「だいじ」なのか、「深字」が「ふかじ」なのか「しんじ」なのか・・・現在の正解が将来も正解なのかは分かりませんね。皆様も正解を考えてみてください。

※古銭語的には前者が有力。世間一般的には後者が正解。最近はどっちもOK・・・ただし、「たいじ」は急速に衰退していますし、おそらく数年後には後者の方が優勢になっていると思います。
 
 長径48.8㎜ 短径32.5㎜ 銭文径40.8㎜重量21.0g
【パーフェクト!】
削頭天が届きました。余りの美しさに息をのみましたね。この類は砂目を感じられないし、面と背のデザインが細郭長郭で違うし、銅色もいろいろあるので、なんとなく人工的な感じを受けていたのですけどこいつは文句なし。私が見た品ではHさんの持ち物が自然できれいかな・・・と思っていましたがこいつは別格でしたね。秋田の村上師が発見したという郭の左辺やや上部から伸びるかすかなラインも画像に写っています。刔輪もきっちりありますし、鋳ざらい痕跡のある独特の鋳肌もばっちりです。芸術品ですね。ただあまりにきれいすぎて郭内の貼り合わせの痕跡観察はできませんでした。
 
2月11日 【伏見手破寛 いづみ会譜原品】
先月号の駿河に伏見手破寛が出ていましたがあれは「穴銭入門 新寛永通宝の部:静岡いづみ会編」の原品でした。皆様気が付いておられましたか?
大きくて立派な破寛冠でしたし、朱書きも見えましたのでもしやと思い確認したところ背の鋳だまりなどがぴったり符合しています・・・ドンピシャでした。
私にしてはかなり良い値をつけて、もらったつもりでおりましたがやはり気が付いた強者(患者?)がいらっしゃったようです。本日、残念ながら不落のメールが到着しました。思惑通りにはいきませんね。
伏見手の破寛はなかなか出会うことができず、四国のKさんからお譲り戴いたもののほかにもう一枚がアルバムに入っていますが、いずれもヒビ入りだったと思います。
いづみ会譜原品の寛永銭は自慢できる品なので何としても欲しかったというのが本音でした。いづみ会譜原品の品と言えば数年前に秋田寛永の純白銅母銭が出たことがありましたっけ・・・あれは良かった!それ以来ですね。(ほかにも出ていたのかもしれませんが気が付かなかった。)
このクラスの美銭は皆さん食指が動くようで競争がかなり激しいようです。私もいづみ会譜原品の寛永銭はたしか安南寛永ぐらいしか保有しておりません。収集家としてのステータス向上のための品としてもぜひ欲しい所なのですが、なかなか運とお金が続かないようでして・・・。入手された方・・・おめでとうございます。要らなくなったら是非お譲り下さい。
 
2月10日 【削頭天】
細郭手削頭天の名称(天保通寶と類似貨幣カタログによる)でヤフオクに出品されていました。すこぶる美品なので重品覚悟で落としに行きました。削頭天の名前はあるもののその特徴は個体差もあってさほど目立ちません。最大の特徴は面側が細郭、背が長郭側からかたどられていること。いわゆる「ハイブリット」型の不知銭なのです。初めてこのタイプの不知銭をネットで見たときは状態が悪いにもかかわらず大興奮してしまいました。その後わりと見かける機会の多くなった不知銭ですが、それぞれ雰囲気が異なります。昨年10月12日の制作日記にも登場しています。背の花押の尻が持ち上がる雰囲気がいかにも長郭手なのですけどわかりますか?
加刀方法などは個体により微差があるようですけど、多くに見られる特徴を羅列します。
①天の第一画に加刀があり、少し短くうねる傾向があります。(画像の品にはあまりその特徴がありません。)
②面細郭、背長郭の書体。(既述の通りです。)
③砂目がほとんどなくやや滑らかな鋳肌、鋳ざらい痕跡が見られることも多いようです。
④輪際にわずかに刔輪のような加刀が見られます。
⑤通頭が少し長く反り返る癖があります。また、花押の右底のカーブに加刀が見られるものが散見されます。
⑥貼り合わせ技法(中見切)でつくられているため、郭内に段差が見られるものが多い。
⑦銅質はやや真鍮質気味のものが多い。
製作的にやや新しさを感じることもありますので、あるいは企画ものかとも疑った時期もあります。ただ、この品は画像で見る限り不自然さはありません。背郭上辺に加刀があり反郭気味になっているのもみどころ。ただしすべてに共通する特徴ではありません。総じて細縁気味の品が多いのですが、この品は輪幅がしっかりあります・・・やはり個体差が大きいみたいです。
 
2月6日 【新寛永譜改造中】
仕事が忙しくなってきた中、新寛永譜の再構築に着手しています。撮影編集が大変でして遅々として進みませんが画像が少しずつ大きなものに変わってゆく様がお分かりになると思います。目が悪くなってきて小さな画像では辛いので前からやらなくてはと思っていたのですが、ようやく重い腰を上げることになりました。レンタルサーバーを変更した結果、容量オーバーを以前ほど気にしないでよくなったのも大きいですね。なにせ200MBほども容量がありますから・・・。当初はHP無料枠の10MBで始めましたから20倍の大きさになったわけです。容量枠を気にしていたころは画像を小さくしたり、不用記事を削減したりと大変でした。さて、これから5月までは仕事が本格的に忙しくなりそうです。更新もまばらになるかもしれませんがお許しを・・・。
画像は元文期不知銭とされる細字跳足寶の大様銭・・・旧称:鳥取小字で青譜や昭和泉譜、竹四郎譜では元文十万坪銭としています。書体的には額輪縮寶に酷似しています。最近撮影していてあまりに立派で、母銭のように見えてきましたが、どう見ても仕上げは通用銭。気になってきたので気分転換の意味もあってここにあげます。どうです、立派でしょう。

※ところで・・・千葉のKさんから「スマホ対応画像に関する専門的なアドバイス」を頂戴しましたが、知識不足の私にはさっぱり解読ができません。(ごめんなさい。)エクセルマクロ(ビジュアルベーシック)はある程度理解して自由記述もできますけどHTMLの知識は付け焼刃以下でして、専門用語すらわからない素人ですので、もうしばしお時間をくださいを・・・。(このHPはソフトの機能を使って編集しているだけで、ソース編集はほとんどしておりませんので。)
 
2月1日 【短尾通?】
ネットで出ていた覆輪刔輪の天保銭ですけど、よねさんが落札されたようです。雑銭掲示板に投稿がありましたが、こちらでも紹介します。私は夜のお散歩をしていてさぼってしまいまして、送られてきたこの画像で逃した魚の大きさを知りました。短尾通という名でしたが、通尾端がぴょこんと跳ねて見えますが、類似カタログにある短尾通とは天上の刔輪が違うので別ものですね。銭径はどうも48㎜を切る(長径47.9mm 短径31.6mm  )ようです。背の形成からなんとなく深淵のような雰囲気が感じられるのですけど、どうなんでしょうか?背郭上部に見える筋も気になります・・・まるで嵌郭の痕跡のような・・・。しかも村上譜、不知天保通寶分類譜の原品です。とにかくすばらしい、入手おめでとうございます!
 
1月27日 【寛文様は母銭だった!】
関西のSさんから昨年報告を頂戴した寛文様・・・有識者の方からおそらく母銭だろうとのお墨付きを得たそうで・・・これは春から縁起が良いお話です。おめでとうございます。
外径27.32㎜ 内径19.3~4㎜ 重量5.53g

※現在HP、寛永銭の部の画像リニューアル中です。ものすごく時間がかかります。まる1日かかって1Pぐらいしか進みません。
 
1月24日 【長郭手最小様】
先日報告した長郭手が届きました。計測結果は 長径46.8㎜ 短径31.2㎜ 銭文径39.9㎜ 重量16.2g でした。
47㎜を切る長郭手は不知天保通寶分類譜では1枚だけ、英泉譜にも掲載例はなく最小様と言っても過言ではないと思います。銭文径からみて覆輪銭の2回写しを磨輪したものに該当します。推定3回写しの長郭手(銭文径39.3㎜)に比べればほんの少し文字が大きい。それでも面側にはしっかり刔輪の痕跡があり、さらに寶貝は明らかな加刀が見られ、削貝寶になっています。すなわち、貝の二引きが斜めに仰ぎ、貝第一画が完全に分断・・・というより貝画が横に真っ二つです。面白い不知銭ですね。
 
1月22日 【エアポケット】
新寛永銭はある程度基本銭を集め終わった気になっていたのですが、伏見手の次鋳は所持していませんでした。あららら・・・見落とし、エアポケットですね。
ネットで見かけてあれっと思ってしまいました。伏見手の次鋳なんてあったっけ・・・ありますよね、Kさんから破冠寛の報告を受けていたぐらいですから。ぼおっとみていて次鋳は破冠寛だけのような気になっていたんだと思います。内径は19.4㎜・・・新寛永図会にある通りでした。
 
1月21日 【縮形天保最小様】
新年早々心ざわつくものが出ました。不知長郭手 小様軽量銭の名前で出品されたその品は長径46.9㎜ 短径31.1㎜ 肉厚2.0㎜ 重量16.0g 銭文径41.3㎜とのこと。(出品者からの情報)
48㎜を切るものを銭径縮小銭としたのは不知天保通寶分類譜。その定義に当てはめても47㎜を切るのは異常なのです。(不知天保通寶分類譜には46.8㎜の長郭手が1枚だけ掲載あり。)画像を見る限り摩耗もなく、純粋な縮形でありながらここまで小さく軽いものははじめてです。これで色が赤ければ秋田小様の長郭手なのですけどね。ただ、質問に答えて下さった銭文径41.3㎜ではバランスが悪すぎます。ここまで小さいと銭文径は41㎜を切らなければおかしいのです。計測違いか???・・・不安がよぎります。そこでちょっと画像を加工。画像に定規が映っていたので元画像の目盛りの位置をずらしてみました。さらに銭文径の位置にも画像を切り取って貼り付け。すると長径は間違いなく47㎜前後しかなく、銭文径も40㎜前後のようです。これで安心。少し奮発してしまいましたが、到着が楽しみになりました。
 
1月20日 【新寛永譜改造開始】
以前からやろうと思っていた新寛永通寶の部の改造に対に着手しました。いやあ~めちゃめちゃ大変です。穴の細道の編集と同時進行なのでめげそうですけど、どうにか寛文期亀戸銭の正字部分・・・それもたった1Pだけができました。画像を多きくするため撮りなおしが大変なのです。今年いっぱいかかりそうです。
右の仰寶は今年初入手の寛永銭。背のズレと輪の旋辺のようなぐるぐるの筋条痕が気になって買ってしまいました。
※子供がインフルエンザになるやらでここのところ大変でした。
 
 
1月17日 【穴の細道の編集方針変更】
当初は初心者向けの分類講座にしてゆこうと、上限金額3000円程度で抑えるようにも考えたのですが・・・つまらないのでやめました。もともとの穴の細道は脚光を浴びなかった中国穴銭の手替わりを紹介したもので、源氏名や隠れた珍品の存在を広めて古銭ブームを盛り上げました。私も手替わり珍品、源氏名銭の紹介の路線で行きます。
 
1月15日 【レッツパラパラ3】
スマホで閲覧の方はあいかわらず非対応ですみませんが・・・パラパラ画像の試作品です。既存画像を拡大したので粒子が粗くなってまた申し訳ないのですけど・・・新寛永銭の中でもっとも見分け困難な「寛保期高津善小字と小字降寶」の比較画像です。
※基本画像は降寶、カーソルを持ってゆくと小字に切り替わります。降寶の方が黒っぽく映っています。
寛:全体の大きさ(小字の方が大きい)
永:永の位置(降寶は右寄り)
通:通頭と通用の大きさ(小字の方が大きい)
寶:寶の大きさ、足の付け根形状
元:足の長さ、高さ
穿:大きさ

降寶といってもわずかで、むしろ寶の大きさの違いの方が目立つかも。また、降寶の方がわずかに狭穿のようですけど肉眼では判別困難かも。通の大きさは思ったより変わらないけど、通頭はすごく小さい。わかりやすいのは背の元の前足の長さかしら。降寶は小頭通、退永、長足元です。
 
1月13日 【レッツパラパラ2】
第2弾のパラパラ(スマホの方はすみません非対応です。)
今回は伏見銭の母銭比較。正字と平永を比較してみたものです。
寛:冠点の大きさ、見爪の長さ、跳ねの角度
永:点の角度、ノの角度
通:辵の形状、辵点の角度
寶:寶貝の大きさ、尓の後点の大きさ

半切り画像で内径を比較したり、半透過画像を重ね合わせて比較したこともありますが、ロールオーバー効果(+残像効果)で比較するとは斬新です。文銭などは基本銭種を全部やってみたいぐらいですけど、画像の調整処理の手間が大変ですね。それにしても、マニアはこんな微細な違いを見つけているなとつくづく思いますね。
※資料提供は千葉県のKさんです。

 
1月12日 【レッツパラパラ】
昨年、Kさんから頂戴したファイル資料ですけど、見事に編集されておりまして感心しきりです。HPの専門知識をお持ちのようでして、いろいろな技術を駆使しておられます。なかでもこのパラパラ画像は秀逸!ここに再現してみました。画像にマウスを合わせてみてください。繊字狭文と繊字小文とが瞬時に入れ替わります。どうですか2枚の微細な違いがわかりますか?
寛:冠前垂れの角度、後足の形状
永:点の角度
通:通頭の大きさと角度、辵点と辵頭の爪
寶:寶貝の大きさ(幅)、寶足のバランス

同じように見えても違いますね。これで練習すれば細字流文手を見分けることも可能になるはずです。これは画像切り替えの技術より、画像位置を正確に合わせることの方が難しい。さすがKさんです。(以下つづく)
※パラパラ画像はパソコンでしか見られませんでした。(スマホ非対応)
 
長郭手刔輪短尾通(深淵系)
長径48.6㎜ 短径32.3㎜ 銭文径40.6㎜ 重量19.2g 
1月11日 【長郭手短尾通?】
大和文庫の即売品に目がとまりました。短尾通か・・・たしか當百銭カタログの名は覆輪刔輪大点尓寶だったなあ・・・と、値段を見ると16000円!!これなら良いと、飛びついてしまいました。この類はすでに2枚サイズ違いを保有しており、3匹目のドジョウを掬いに行ったわけでして、まあ、スケベ根性ですね・・・カタログ価格6~8万円ですから。
届いた品を観察すると・・・保の柱は長い・・・OK 覆輪刔輪・・・OK 通尾短い・・・OK やや赤い銅質・・・OK 穿内べったりやすり・・・OK と、順調。ところが、尓の後点があまり大きくないし、天上の刔輪がほとんどありません。これ・・・NG!共通点は見られるものの、これは別物です。面背の地が傾斜をつけて輪の方まで彫られています。さらに良く見るとわずかに離貝寶・・・どうやら深淵の系統のようです。
 
1月6日 【穴の細道:新寛永版2】
制作日記に原稿を書いてゆこうかと思いましたが、けっこう内容が多くなり大変になりそうです。いやあ、めんどくさいことを宣言してしまったと今さら後悔しています。と、いうわけで作りかけの状態ですが記事公開します。おそらく完成には半年ぐらいかかると思います。気長にお付き合いください。
→ 穴の細道 新寛永編
 
1月8日 【投稿天保銭劇場】
年末から今年にかけて侍古銭会のたじさん、よねさん、それから千葉県のKさんなどから各種投稿を頂戴しておりましたが、忙しさにかまけてなかなか公開できませんでした。今回はまず侍古銭会のお二方の「作品」からご紹介します。
まずはたじさんから・・・
なじみの骨董屋さんから購入した長郭手と本座中郭。名称は私が勝手につけた仮称です。覆輪は赤茶の銅質ですけど雰囲気的には張足寶のある種を思い出すものですね。これは面白い。中郭もいい感じです。さらには骨董屋さんから蕎麦をごちそうになったり、別のお店から購入した雑銭のおまけでもらったのが旧50円・・・それが昭和35年だそうで・・・できすぎですね。
つづいてはよねさん。
どうもウィンダムさんあたりで見つけた宝の山らしい。たじさんとは異なる系統の覆輪の長郭手、削字と背の輪際のグリグリ感のすごい刔輪の長郭手、さらに刔輪が強くまるで覆輪のタガが外れたような細縁の長郭手、刔輪で寶足が伸び、削字で通頭の大きく見える細郭手・・・いやあ、みごとです。
 
長郭手覆輪(張足寶系) 本座中郭
長郭手覆輪 長郭手刔輪削字
長郭手刔輪小点通細縁 細郭手刔輪大頭通
 
1月5日 【穴の細道:新寛永版】
穴銭マニアを増やさないとこの趣味は絶滅しそうですから、そのための記事を書こうと思います。いずれは特集ページ化しますがその下書きだとお思い下さい。さて、私が何で穴銭にのめり込んだか・・・きっかけは経済的理由(安い)なんですけど、その安物の雑銭の中にロマンを見つけたからなんですね。「銭形平次」や「水戸黄門」がこれを使ったかもしれない。それによく見ればいろんな種類があるぞ。と、まあこんな具合。はじめは背に文字があるものから拾い、初めて掘り出したのが「千木永」でした。その異様な書体に驚き、店の親父さんに見せたら褒めてくれたんですね。それからはもう夢中です。
ところが穴銭の参考書がめちゃくちゃ難しいし、それに寛永銭の場合たいてい「寛文期亀戸銭」からはじまっています。そしてその細分類が難しすぎて見分けがつかない。初心者には無理なんですね。文銭はもう少し実力がついてからにしましょう。

①最初は背に文字のあるものから拾いましょう。これが一番わかりやすいからです。
面側の書体は分類ができれば分類するに越したことはありませんが、細分類は後回しでOK。
②集めるにあたってはきれいな(手の加わっていない)ものだけを集めるのが鉄則です。
③初心者の内は1枚の穴銭にかけるお金は3000円以内にしましょう。


このルールを守りながら収集を始めます。(以下次号)
 
1月3日 【年賀状ギャラリー2018】
今年も年賀状が次々に届いています。私は理由あって年賀状を大量に出していた時期がありましたが、最近はメールも増えて、賀状も半分にほどに減りました。それでも年賀状は一大イベントです。そんな中に古銭関係のはがきがちらほらと・・・。

①福寿海山・・・幕末の水戸藩の試鋳貨と言われています。真におめでたい名称ですね。
②仙台絵銭 恵比寿大黒・・・これまたおめでたい図柄。今年もお宝ザクザク大漁といきたいですねぇ。
③伏見銭正字母銭・・・プログラミングの得意なKさん、寛永銭にはまっています。お手紙ありがとうございました。
④仙台通寶中様(背増郭)・・・背の増郭の痕跡も明瞭な仙台母銭。初見品だそうです。
⑤不知長郭手張足寶・・・生拓本を貼付してくださいました。足長天保は本当に楽しいですね。
⑥乹元大寶短元・・・鳳凰山氏のお気に入り、なんでも昭和泉譜原品だそうです。ひれ伏して見よ!
⑦(番外編)ツキノワグマの親子写真・・・東北のSさん、今年2回も遭遇したそうです。さすが東北。
最近野生動物の増加がすごいですね。今の住居は比較的大きな団地内の一戸建てなのですけどキジ、狸、イノシシはうじゃうじゃいます。最近野生のリスも見ました。一度しか遭遇したことはありませんが軽トラほどもある大きな角を持った鹿も山にはいますし、猿もたくさんいるそうです。八丈島にしかいないはずのキョンも大増殖中で、目下市を北上中だそうです。驚いたことに狐の目撃談も聞きました。実害もありましてスズメバチに巨大な巣をつくられて昨年は2度も業者による駆除をしましたし、イノシシに掘り返された庭はまるで爆撃されたようになりました。人口はそこそこあって団地なので人口密度はものすごく高いのですけど周りが山なんですね。

私の古銭賀状には「盛岡大字(最大様)」を採用。見栄えが良いのが採用理由でした。妻には「こんなもの出して馬鹿じゃないの」と呆れられております。
仙台通寶中様(磨輪)
※背郭に増郭痕がある(初見)
ツキノワグマの親子
①四国 O氏
②東北 H氏
③関東 K氏
④東北 T氏
⑤関東 T氏
⑥中京 J氏
⑦東北 S氏
 

 
1月1日 【あけましておめでとうございます!】
2018年になりました。このHPは2004年からつくりはじめているので14年ですね。とりあえず20年を目指しましょうかね。つくりはじめたころは40歳そこそこ(業界では若手?)でしたが、すでに磯野波平の年齢を凌駕しており、おじいちゃん世代に足を突っ込み始めております。スポンサーの東芝も青色吐息ですね。趣味も変遷しており、最近はウォーキングが忙しくなり、作業ウェイトもシフトしています。
さて、昨年は酉年にちなんで外国銀貨を掲示しましたが・・・考えてみると鳥のデザインのコインはあっても犬のデザインなどというものはほとんど聞いたことがありません。考えた挙句、右の不知銭を載せてみました・・・わかります?
不知長郭手尨字塞頭通・・・尨=むくいぬ・・・です。
ワープロで「むくいぬ」と打って変換ボタンを押してみてください。「尨犬」と変換されるのでこれは常用されている漢字???なのです。
この書体を見てムクイヌを思い出した・・・いえ、ムクイヌを見てきっとこの天保銭を思い出したのでしょう・・・考えた人は絶対病気だと思います。
※寶の尓の形が独特ですね。やはり耳の垂れた尨犬みたい???(昨年は4匹子猫を拾ってしまいましたし、家でも2匹飼っていますので、私は犬より猫に縁があるようです。)
 
 
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