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制作作日記
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ひみつ
 
八厘会(天保仙人様が主催する古銭会)
天保通寶の研究を中心に、各種泉談が満載の会です。

例会日:原則として8月・12月を除く毎月第4土曜日
 
12:00 開場・受付
12:30 『楽笑会』骨董美術何でもオークション
14:00 『八厘会』天保通寶研究など
15:00 盆回し式入札会
16:30 終了(後片付け)
会費:500円(大学生以上の男性のみ。付添者は無料)
電話:090-4173-7728(事務局 日馬)
東京駅地下1F「八重洲中央口改札」→八重洲地下街突き当り右「24番出口」へ →
→ 左側「銀座・京橋・中央通り」階段上がる(地上へ)→ しばらく歩き「久安橋」を渡る
→ 「久安橋」を渡ったすぐ右手にある「麺屋一(はじめ)」のビルの3階が会場です。
※八重洲中央口改札からほぼまっすぐ徒歩12~14分のイメージです。

会場住所:東京都中央区八丁堀2丁目1-2 
    「八丁堀水澤ビル」3階 コンビニエンス・スタジオ「サムシン」 

 
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貨幣そうだ!「貨幣」を読もう!
貨幣誌は戦前の東洋貨幣協会時代から続く、現存する最も古く、かつ権威ある貨幣収集愛好家団体です。貨幣収集趣味が衰退している昨今、生で勉強できる貴重な研究会場であるとともに、情報収集することもできる交流の場でもあると思います。かくいう私、会費は払ったものの、例会には参加したこともなく、果たして正式会員であるかどうかも分からない幽霊です。まあ、今でもこの情報誌が送られてくるから会員なんでしょうね。
日本の貨幣収集界が底辺を広げてもっと盛り上がってもらいたいので、その気のある方、私のように地方在住で仕事の関係で参加できない方も、情報収集アイテムとしてご参加・ご活用ください。
入会申し込み先
〒243-0413 神奈川県海老名市国分寺台1-15-14
日本貨幣協会事務局(副会長) 吉田守 ☎090-7839-4437
郵便振替00110-0-8563 日本貨幣協会 

※年会費は5000円だったと思います。この記事は勝手な応援広告なので必ずお問い合わせください。
       
古銭関係リンク
 
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4月26日【和泉斎様から】
和泉斎様から頂戴した画像です。噂の島銭寛永を含む7枚+3枚です。少なくとも寛永銭は安南系の摸鋳寛永だと思われます。無背あり、細縁広穿あり、小様あり、大型のものあり。なんだろうこれ。
正直言うと島銭の中には近代のお土産のようなものが混じっている気もするのですけど区別がつかない。打印銭のような雰囲気もあれば安南寛永の水永のようなものもある。文の横書は安南寛永で有名な品種ですよねー。安南寛永は楽しい・・・。真贋全く分からないです。バリ島あたりでは古銭人形なるものがあるようでこれはある意味供養銭のようなもの???。聞きかじった話の知ったかぶりなのですけどその中に島銭的なものも大分混じっているような・・・話半分で・・・。文字を横置きしたり、満文いれたり・・・絵銭みたいですね。
私の所有物の内、不知厚肉水永としているものあります。書体的にはこの類に似てますが製作が全く違う。うーんわからない。もうひとつの亀寶至道手の背工は一品もの。これは手類銭考に採譜されています。
→ 外国摸鋳銭の類
おまけでついてきた画像もすごい。
開元手はその昔は現存1品と言われていましたが、今は4品ぐらいはあると思います。それでも貴重です。真贋は分からないけど。
白目中字は一目母銭ですね。玉印が何を意味するか不明です。何らかの符丁ですかね。
饒益神寶は本当に良く分からない。輪の歪みが気に入らないので後鋳じゃないかと感じます。
古寛永開元手 白目中字母銭輪玉刻印 饒益神寶(後鋳?)
 
3月6日【ご無沙汰してしまいました】
不知銭と本座を見間違えて落札してしまったショックでしばらく古銭から心が離れてました。間違えた私が悪いのですので返品はしなかった・・・というより気力が萎えた。どうも気分がのらない。
うつ・・・だというと多分私の周りの人々は皆嘘だというでしょう。それだけ忙しいんですけどなんか気が乗らない。だから古銭の整理が全然できない。認知症???

さて、先月の続きについて書きます。
狭玉連玉寶異極印は寶下と當上に部分刔輪があって面白いのですが、あと一歩押しが足りません。それだけなら鋳写のB級天保なんですけど極印の桐葉脈が十字架型なんですね。完全に不知の極印です。合わせ技でA級とまではいかないB級+の品です。たしかに狭玉連玉寶ですけど、長郭は寶王と尓の前点がもともと接するので連玉寶はいらないかな。寶足が微妙に長いです。
真ん中も見事な異極印。久々に見たアスタリスク型。縦の直線に2本の線が斜めに交差する形。これらはもう桐じゃないですね・・・記号です。細縁で魚子地肌ですし、背の郭もずれてます。當のウ冠の右半分が下にずれているんですけどこれは鋳造上のエラーかな。小磨きがあるのが玉に瑕。残念。
最後の一枚は田路さん提供の覆輪。これはAクラスでいいかも。卵型の覆輪銭形が美しいです。
微妙に寶足も長いし、當上の輪との間隔も離れているので覆輪刔輪ですね。素朴な感じがします。
実はタジさん、もう一枚写真を送ってくださいました。本当は掲載したいんですけどー・・・古銭じゃないよ。お幸せに。
2089狭玉連玉寶異極印 20890異極印 侍古銭会 タジさん提供
長郭手覆輪
長径48.6㎜ 短径31.8㎜
銭文径41.2㎜ 重量20.7g
長径48.3㎜ 短径31.5㎜
銭文径41.2㎜ 重量20.8g
長径49.4㎜ 短径32.8㎜
銭文径40.8㎜
3月なんで決算だ、総会だで大忙しなんです。ついでに親父の面倒見も大変でようやく慣れてきました。デイサービスは年よりばかりだからつまらないとのたまわっておりましたが、何言ってんだ爺さん、お前の方がずっと年上だぞ・・・と思ってたら最近はデイサービスの日は朝3時から着がえて首からカメラぶら下げてます。 
来月からベトナムの高校を卒業したばかりの女の子を2人受け入れます。昨年から6人受けてます。そのうち2人に日本語レッスン中。今度の子たちは日本語学校に通わせます。
国によって個性は全然違いますね。中国(少数民族)、モンゴル、フィリピン、ミャンマー、ベトナム・・・まあ、勢いですね。中国の子は自己主張が強いイメージがあるけど少数民族出身なんでそれほどアクが強くない。モンゴル人は真面目で頑健です。誇り高く正義感も強いですね。フィリピン人はマイペース。仲良くなると何でも話してくれる。楽天主義で明るいから彼女にすると楽しいかも・・・でも振り回されるかな。ミャンマーの子は一人しか会っていないから良く分からないけど、今いる子はすごく頭がいい。天才と言っても過言じゃないし勉強好き。実は数学の博士課程に進んでいる才女。彼女の村は今は戦争状態一歩手前なんだそうで・・・本来ならば私のところにいるような人材じゃなかったはず。
ベトナムの子は・・競争心が強くよく言えば勤勉。悪く言えばずる賢くて利用できるものはすべて利用しようとしてきます。国際交流は大変です。人材いないからねえ・・・。今私の職場は外国人効果もあってものすごい勢いで若返っています。
 
2月13日【B級+の品々】
収集の落札品が届きました。収集家が一括放出しているものと思われ、下値は2000円からなので嬉しくなって全部買うつもりで応札。もちろんそんなことは夢なんですけど(落ちたら大変)5品GET。B級よりほんの少し上位の品ばかり・・・でもB級かなあ。
収集2028番は不知長郭手2000円で出ていた品。やや白銅質で、この手のものは大正期の後鋳品も見られるのですがこの品はいたってまじめな不知銭です。端的に申すと覆輪刔輪で張足寶の前駆銭だと思われます。拡大すると天上がわずかに刔輪され、文字周囲や輪際が斜めに彫られ、深淵風です。寶足も少し長く張足寶風。B級としてはかなり上位の品ですね。
2030番ははっきりした覆輪。面側は刔輪でやはり深淵風に地が傾斜します。面側の両サイドの刔輪が強く、背濶縁に見えますね。寶下に朱点が見えますので古い収集家のコレクションだった品だと思われます。
2031番は・・・計測するとどうも長郭そのもの。今年の初エラーですね。どう見ても覆輪に見える。
2028番 覆輪刔輪 2030 覆輪背濶縁 2031覆輪 → 本座長郭
長径48.21㎜ 短径31.65㎜
銭文径40.53㎜ 重量19.8g
長径49.05㎜ 短径32.11㎜
銭文径40.86㎜ 重量19.4g
長径49.4㎜ 短径32.5㎜
銭文径41.6㎜ 重量22.4g
 
1月17日【目の覚める画像】
鋳不足気味で磨輪された短尾寛にしか見えませんが、これがなんと短尾寛方冠寶だというから驚き。寶冠後部が垂直になっているだけでなく、永点が退かないという特徴があります。しかし微差ですね。よく見つけました。皆さんもお探しください。案外あるのかもしれません。

しばらく更新をさぼっていました。父と同居を始めて超寝不足に拍車がかかってます。父は時間の歯車が狂っているので9時には寝て、朝と間違えて午前2~5時頃には着替えて起きだします。TVを大音量で見始めたり、電気のスイッチをバンバン叩くので私も付き合うことがしばしば。スイッチにはこだわりがありオートスイッチも気になるのか消しにきます。しかしスイッチの場所が覚えられず、そもそも消さなくてもいいのに消そうとしてあちこち押すまくります。それで起きちゃうのですが、最近は気にしないようにしてますが、眠れない。
大腸検診に引っ掛かり明後日は日帰り手術です。ポリープ除去なんで簡単なんですけど、下剤2リットルがきつい。ついでに食事制限が昨日から始まってます。ソーメンばかり食べてます。
長郭手縮形銭(磨輪)美制
長径47.9㎜ 短径31.75㎜ 銭文径41.0㎜ 重量19.1g
長郭手縮形(再写し)
長径47.25㎜ 短径31.05㎜ 銭文径40.0㎜ 重量20.8g
【こちらはB級不知銭】
収集で落札してしまった品。縮形は何となく気になるので良い値を付けてしまいましたが・・・上は少々残念。表示されたサイズよりかなり大きかった。私の計測では長径は47.88㎜、出品では47.5㎜なのでう~んといったところ。銭文径は一度写しなので磨輪ですかね。たしかに美制で深背気味だけど名称とするほどじゃないかな。

下段は削字小様とされた品。こちらは間違いなく縮形です。形もいびつで細縁。削字とまでは言えませんがたしかに寶に刀が入ってますね。素朴なつくりでかわいいです。
 
1月16日【頂いた画像です!】
和泉斎様が30kgの4文銭の中から選り出したという明和期大頭通の母銭。鋳さらい原母ではないかというお話もありますが、現物を見ないと何とも言えません。ただし、私の場合は現物を見ても何も言えません。実力ないです。外径29.6㎜とのこと。

下の画像は関東のA様から頂戴した画像です。未発表の品なのでコメントは最低限に控えたいと思います。黄白銅質の色調が美しい・・・母銭ですね。

こちらはモトさんから頂戴した画像。仙台銭の次鋳銭ですが背に太陽と富士と思われる絵があります。銭座職人による戯作で縁起物(記念銭)でしょうとのこと。絵銭の類ながらこれは江戸時代の記念硬貨のようなものです。 
 
1月2日【今年もよろしくお願いします!】
また年が明けて一つ年を取ってしまいました。コロナが5類に分類されて経済が活性化して急に忙しくなりましたが、私の業界はまだ警戒が解けません。でも外に出ることはかなり増え、昨年はCCFやら銀座コインオークションにも久々に顔を出すことができました。
コロナで山歩きが本格化し、女房の件で引きこもってましたがちょっと稼働開始。引きこもりの中でゲームにのめりこむ羽目になりましたが、そろそろそれを引退する方法を考えなくてはと思っています。健康のため山歩きを活性化したいのです。古銭はその次なのですけどね。私生活で大きかったのは昨年末から認知症の父と同居を始めたこと。実はものすごいストレスでしてオークションに出かけたのもその反動。私は天邪鬼です。
年賀状には不知小字の長人偏と短人偏を並べてみました。長人偏は印刷したらかなり赤みが強くなってしまいました。短人偏はたぶん年賀状2度目の登板です。
年賀状に古銭の画像貼り付けるなんて相当変態だと思います。ただ、はがきが84円になったら年賀状やめちゃうかもしれませんね。大分減らしてもまだ150通以上書いてます。年賀状はある意味自分のアイデンテティを示すアイテムでもあるからなかなか思いきれない。
本日は私の一族が20人以上我が家に集まりました。一族としては大きいのですが、父という接点がなくなったらどうなるか・・・ちょっと不安です。
さて、和泉斎さん、関東のAさん、モトさんからいくつか面白い画像を頂戴しています。年賀状もまだ整理していません。それらの記事は次回掲載します。それでは今年もよろしく。

追伸 
父の検査に付き合っていたら、昨年自分も大腸の内視鏡検査する羽目になりました。1月下旬に2度目の検査とポリープ切除を行う予定です。12月の検査前3日は食事制限で素麺ばかり食べてました。1月もまたやるのか・・・下剤2リットルはきつい。健康第一ですね。
 
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