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明和期俯永面背刔輪
制作作日記
2021年1月~12月31日分まで
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八厘会(天保仙人様が主催する古銭会)
天保通寶の研究を中心に、各種泉談が満載の会です。

例会日:原則として8月・12月を除く毎月第4土曜日
 
12:00 開場・受付
12:30 『楽笑会』骨董美術何でもオークション
14:00 『八厘会』天保通寶研究など
15:00 盆回し式入札会
16:30 終了(後片付け)
会費:500円(大学生以上の男性のみ。付添者は無料)
電話:090-4173-7728(事務局 日馬)
東京駅地下1F「八重洲中央口改札」→八重洲地下街突き当り右「24番出口」へ →
→ 左側「銀座・京橋・中央通り」階段上がる(地上へ)→ しばらく歩き「久安橋」を渡る
→ 「久安橋」を渡ったすぐ右手にある「麺屋一(はじめ)」のビルの3階が会場です。
※八重洲中央口改札からほぼまっすぐ徒歩12~14分のイメージです。

会場住所:東京都中央区八丁堀2丁目1-2 
    「八丁堀水澤ビル」3階 コンビニエンス・スタジオ「サムシン」

 
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貨幣そうだ!「貨幣」を読もう!
貨幣誌は戦前の東洋貨幣協会時代から続く、現存する最も古く、かつ権威ある貨幣収集愛好家団体です。貨幣収集趣味が衰退している昨今、生で勉強できる貴重な研究会場であるとともに、情報収集することもできる交流の場でもあると思います。かくいう私、会費は払ったものの、例会には参加したこともなく、果たして正式会員であるかどうかも分からない幽霊です。まあ、今でもこの情報誌が送られてくるから会員なんでしょうね。
日本の貨幣収集界が底辺を広げてもっと盛り上がってもらいたいので、その気のある方、私のように地方在住で仕事の関係で参加できない方も、情報収集アイテムとしてご参加・ご活用ください。
入会申し込み先
〒243-0413 神奈川県海老名市国分寺台1-15-14
日本貨幣協会事務局 吉田守 ☎090-7839-4437
郵便振替00110-0-8563 日本貨幣協会 

※年会費は5000円だったと思います。この記事は勝手な応援広告なので必ずお問い合わせください。
       
古銭関係リンク
 
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長郭手刔輪細縁(侍古銭会タジ様蔵)  
不知天保通寶分類譜P127-2 新訂天保銭図譜121図 天保銭事典 
英泉天保通寶研究分類譜1289番 原品 長径48.33㎜ 短径31.76㎜
長郭手刔輪細縁(68式ヲヤジ様蔵)  
長径48.26㎜ 短径31.78㎜ 銭文径41.2~3㎜ 
長郭手刔輪細縁(浩泉丸蔵)
長径48.2㎜ 短径31.8㎜ 銭文径41.1㎜ 重量17.7g 
長郭手覆輪強刔輪直足寶深淵(浩泉丸蔵)
不知天保通寶分類譜下巻P109左図、166P‐40原品
長径48.5㎜ 短径32.4㎜ 銭文径40.4㎜ 重量19.0g 
1月24日【刔輪細縁の長郭手】
掲示板が盛り上がっていますが、管理者として少し参入。タジさんの天保銭が各種泉譜を飾った品であることが明らかになりました。関西のTさん、実によく見ています。私は新訂天保銭図譜の現品はたぶん保有していないと思います。(おそらく勢陽譜原品もないんじゃないかしら。)
この刔輪細縁銭の類ですけど、覆輪がはっきりしている類に比べて少し地味な存在なのですけど、実は数が少ないのです。天保通寶の密鋳は、見つかれば死罪ですから命がけ。したがってバレないことが第一です。そのためには銭径が小さくては贋金とすぐばれるのでダメ。写しによるサイズダウンの回避・・・覆輪の理由はここにあります。しかし、刔輪だけの存在理由はほぼない。ですからここにあげている細縁類は覆輪の後に強烈な刔輪をしたことによる細縁のはずなのです。刔輪の理由については天保堂瓜生師の鋳走り・鋳づまりの修正説に対して、私は輪の成形過程・・・穿の偏りのごまかし等もあると思っています。詳しくは覆輪刔輪マニアックワールドに記述してありますのでご一読ください。
この細縁銭類はまるで覆輪のタガが外れたように輪が細くなるため、あるいは本当に覆輪が外れたのかもしれません。すなわちこれらは元母銭で、周囲の覆輪は紙でつくられた・・・なる考えもあります。(2014年8月18日制作日記参照)当時は紙の覆輪は水に弱いとやや懐疑的でしたけど、ニカワでがっちり固めれば結構使える気もします。まあ、それが本当か否かは別にしてここにあげた品々は、たいした覆輪がされずに強烈な刔輪がされた品(あるいは覆輪前または磨輪成形のし過ぎかもしれませんが・・・。)でして、数が少ないことは間違いないところ。
2枚目は68式ヲヤジのご投稿。赤銅質が珍しく、かつ寶前足がわずかにくの字に湾曲する癖があります。天上の刔輪はガリガリとかなり強烈です。この天上の刔輪がこれらの類の見どころなのです。1回写しの銭文径にもかかわらずこの強烈な刔輪・・・たしかにこれに紙で覆輪すれば宏足寶の母銭になるかもしれませんね。
3枚目は私の蔵品。寶足は直線的にすっと伸びています。さわやかですね。銅色は淡褐色で文字変化は寶足以外は目立ちません。背の當上の刔輪がわずかに強いので、関西のTさんがご指摘の兄弟銭ではないと思いますが、つくりは非常に似ています。市場に出てもピンとこない方は多いと思いますが、覆輪のあまり感じられない強刔輪銭は少ないのですよ・・・覚えておいてください。
最後の一枚は銭文径の縮小したもの。2度写しにしてこの細縁。覆輪はされたのだと思いますがそれ以上に刔輪が強烈です。この品調べていて気が付いたのですが、不知天保通寶分類譜のP166Pの覆輪強刔輪の代表銭として拓図が載っているんですね。上記の銭と異なり、文字変形も強く、刔輪もさらにパワーアップしています。

 
1月22日【投稿細郭手】
関西のSさんからの初投稿の2枚の細郭手。上段は不知細郭手覆輪刮頭天。長径49.05㎜ 短径32.63㎜ 銭文径40.70㎜ 重量21.17g。この画像を見てピンときた方は天保銭のマニアでしょう。勢陽譜No.244にその拓本があります。(原品ではありませんけど・・・。)郭下部のふくらみがものすごく特徴的です。刮頭天の名前はありますが、この特徴は少し弱い気がします。孕み郭(はらみかく)とか膨滴郭とか命名すべきかな?背の百の横引き末端爪が大きいですね。
もう一枚は張足寶とのことですが、撮影角度のせいかあまり足が長く見えません。ただ、面はものすごく深字。背の花押の下部の輪が太いのも目立ちます。當上の刔輪もほんの少し強いですね。極印はとても似ています。もしかすると同炉何じゃないかと思うほどです。
長径48.95㎜ 短径32.36㎜ 銭文径40.44㎜ 重量21.96g

ついでにもう一枚。
先ほどネットで落札した密鋳亀戸狭穿写しの一文銭。
思ったより価格は伸びませんでしたから、私にとっては幸いでした。出品者は関東のⅠさん。良い目利きです。これは明らかに加護山銭。私の蔵品はヒビ入りですけど、秋田の村上師がこよなく愛し各種泉譜を飾った有名銭なのです。文銭系以外の加護山写しは本当に珍品で、私、ヒビ入りなのにかつて1万円も払ってしまいました。個人的にはマ頭通背仙クラスかそれ以上の珍銭だと思っています。
 
1月13日【初収穫】
今年初の獲物は高かった。例によって応札してほったらかしにしておいたら1万円を超えていました。馬鹿です。でも、とても不細工でかわいい顔をしています。永字が横広でフ画が水平なので俯永なんでしょうけど通頭は離用通みたいです。また、郭の仕上げが妙にきれいで、違うと思いますが鉄銭の母みたいに見えるから。鉄母は何でもありなんでしょうけど、こんな母銭じゃ銭文は読めないでしょう。まあ、道楽ですね。
雑銭掲示板にも記載しましたがセキュリティ向上のためURL変更を考えています。
目下のところ、
httphttpになるだけの変更にしたいと考えていますが時期等も未定です。10年近く愛用しているパソコンそのものの引っ越しも検討中なのです。ある日突然引っ越すかもしれませんので念のため雑銭掲示板のURLをメモしておいてください。

引っ越しによって
①セキュリティが向上して安全なサイトとしての認証が高まります。また、URL蘭の「セキュリティ保護なし」という表示が消えます。
②検索に格段に引っ掛かりやすくなります。
③手間暇とお金がちょっとかかるようになるのが困りどころ。

【閑話休題】

英語もほとんどできないくせにここ10年、外国人に日本語を教えています。すると日本語表現の難しさを時々発見します。最近見つけた例・・・

例文
1.私は水
だけ買えない。 2.私は水しか買えない。 3.私は水さえ買えない。

問題 上記例文1~3それぞれについて以下の質問に答えなさい。
Q1.私は水が買えますか?
Q2.私は水以外のものは買えますか?

正解
A1.1.買えない。2.買える。 3.買えない。
A2.1.買える。 2.買えない。3.買えない。


1.私は水だけ買えない。  2.私は水しか買えない。 3.私は水さえ買えない。
1.I can't buy only water 2.I can only buy water 3.I can't even buy water 翻訳はGoogleです。
2はI can't buy other than waterr と教えたほうが分かりやすいかもしれません。

日本人だとすらすら答えられますが、外国人には難解でとくに「しか」の理解は難しい。買えないと言っているのに買えているのはおかしいですよね。ですから外国人に「私は君しか愛していない。」なんて告白すると「私のこと嫌い。」と勘違いされます。古銭愛好関係者は一切関係ないと思いますがご注意ください。

似た事例では以下のものがあります。
1.私は目が
かすんで良く見えない。
2.私は良く目が
かすんで見える。

結果は両方ともよく見えない。
1.I have blurred eyes and can't see well
2.I often look blurry
 翻訳はGoogleです。
簡単な日本語なのに実に難解です。どうです、日本語って難しいでしょう。今は英語がしゃべれないモンゴル人にも教えています。もちろん私はモンゴル語はわからない。日本語を簡単な日本語で教える。相手が優秀なので何とかなっていますがそれでも四苦八苦しています。本業が何かわからなくなってきています。

 
1月12日【魚子地肌】
雑銭掲示板で地肌の魚子(ななこ)仕上げについて話題になっていました。魚子地と言えば仙台銭が有名で、よく「松葉をつついたよう」と表現されますが、実際には凹状の穴の集合体ではなく凸の重なりの集合体で、ところどころ気泡の抜け穴がある程度。もちろん、これは私が観察した数少ない個体からの印象ですから例外があるのかもしれませんが、果たしてどうなんでしょうか?
一方、仙台寛永銭の母銭が1月9日の制作日記に掲載されていますが、こちらはなんとなく凹に見えます。
そもそも魚子地は金属加工の技術からきた言葉で、表面が圏円(凹の半球)状の鏨を丹念に打ち込んで魚卵を並べたように仕上げる工法。イメージはカズノコの粒々ですね。魚子地と並んで有名なのは梨地(なしじ:梨子地とも言う)ですけど、こちらは蒔絵・漆芸から来たもので、漆塗りの上に金や銀の細かい粉を撒いて定着させ、その上から仕上げ漆を塗ったもの。魚子地と同じようなものですけど、イメージとしてはさらに細かいですね。古銭用語じゃなくてもしかして使っているのは私だけかもしれません。
技法の由来からしても、魚子地は凹ではなくて凸、ですから「松葉をつついたよう」という表現はちょっとおかしいのですが、結構独り歩きしてくれています。
いかにも妖しい仙台もどき不知銭を拝見したことがありますが、それは見事な松葉でつついた凹の連続でした。(しかも丁寧に反郭気味になっています。)あの肌は砂目では絶対に再現不能で、母銭の肌を釘状のもので叩いていったとしか考えられません。金属は叩けば反作用で周囲が盛り上がります。したがって地肌はクレータ状になりますから美しくない。まるでおろし金みたいでした。職人の美学に反しますね。仙台天保は魚子地肌だけではなく、深い鋳ざらい痕跡が有名です。魚子地加工するぐらいなら鋳ざらい痕跡を修正するのが職人魂じゃないですかな・・・と思います。ですから仙台大濶縁のようなお化け銭はともかく、仙台長足寶の魚子地肌は、職人の加工じゃなくて粒子の粗い砂目から生まれたものなんじゃないのかな・・・と、思っていました。

もし、密鋳天保に全く同じパターンの地肌模様のものがあるとすれば、それはきっと母から伝鋳されたしかないですよね。仙台天保も大様から小様が生まれたのは間違いないところですから、伝鋳はありえたと思いますが果たして地肌の細かい模様まで通用銭レベルで正確に再現できるのかしら?鋳ざらい痕跡が出るならあるのかなあ。
仙台寛永銭の砂目を調べたことはないのですが果たしてどうなんでしょうか?恥ずかしながら私は母銭コレクターではないので仙台の四文母銭をじっくり観察したことも求めたこともありません。お持ちの方お教えください。なお、以上は、私の印象から考えた勝手な考察ですから皆さん深く考えないでくださいね。酔っぱらってますし・・・。
 
 
1月11日【クレイグさんから】
米国のクレイグ氏からメールが届きました。天王寺屋長兵衛の化蝶類集の研究発表を海外誌に投稿している強者です。おまけで横浜光仙会誌(1912年10月)に掲載された安南の贋銀の拓本画像を頂戴しました。もっとも、これがラムスデン本人が作ったかどうかまではわからないそうです。なお、彼の投稿記事は3月に掲載されるようです。
 
1月9日【海外投稿者】

Dear Walter

The image of the old coins you sent is a coin for making cast iron coins and is called Bosen.The smaller one is a 1-mon coin made in Edo Kosuge from 1859.The larger one is a 4-mon coin made in Sendai around 1866.The letter "thousand" written on the back side represents the place name of Sendai.


kosenmaru

※昨年もご投稿いただきましたが、今回は母銭の画像でした。海外からのお便りはウィルスが怖いのでくれぐれもご用心ください。
画像は小菅の薄肉と仙台銭の削頭千ですね。
 
1月8日【オークションネット最後の入札誌】
オークションネット様からメールが届きました。昨年末に送られたそうなのですけど、私には届いていませんでしたので、再送信はありがたかったです。すでに活動を休止されていたと思っていましたが、今回が最後の入札誌になるとのこと。記念応札というわけで下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式です。ひとつ当たればうれしくて全部当たれば号泣です。大変お世話になりましたのですけど、バナー削除をはやまってしまいました。したがって表紙、雑銭掲示版、製作日記にと大々的に告知させていただきました。
 
1月6日【がんちゃんのサイトが消えた!】
いったいいつからなんだろうか。がんちゃんこと寺山巌様のサイト・・・電脳古銭譜がネット上から消えてしまいました。インターネット上のマニア向けサイトとしては草分け的な存在で、大久保さんの雑銭記と並び私にとっては師匠格のネット泉譜でした。雑銭記は2006年に休止宣言が出されその後に姿を消してしまっていますので、電脳古銭譜は戦友のような存在でした。HPの更新を続けることはけっこう大変で、電脳古銭譜ほどサイズが大きいと管理は大変だったと思います。維持・更新には情熱を注ぎ込み続けるだけの気力と好奇心が必要ですから、高齢者割合の多いこの世界は体力面、経済面共に維持するのは一苦労だったと思います。そのため維持管理の大変なHPから手軽なツィッターなどのblog系に移行される方も多いようです。
今回、私のHPにリンクさせて頂いていた(勝手にリンクをしている)サイトを改めて調べると、「楽龍堂」さん「日本と軍票」さんのリンクが切れていました。また、「貨幣博物館天狗館」さんは長期休館中、「NUMISMATIC ROOM」さんもつながるのになぜか表示がほとんど出現しません。「オークションネット」さんはサイトは残っていますが活動そのものが休止状態です。過去に閉鎖したサイトでは「方泉處」「(練馬)雑銭の会」「日高見文化研究会」「雑銭記」「銭の蔵」「私の藩札収集研究」などが思い出され、継続の難しさを感じます。
入札誌も廃刊はよくあることで私にとっては「穴銭」の廃刊は実に痛かった。私を含め絶滅危惧種なんだなあ・・・とつくづく思います。と、いうわけで今残っているサイトのバナーを勝手に作って応援リンクを貼りました。古銭業界に隆盛あれ!
 
1月5日【年賀状ギャラリー】
静かに2021年がはじまりましたが、感染爆発でまもなく千葉も戒厳令状態になるみたいです。私の地域はもともと医療崩壊瀬戸際でしたからしかたありません。せめて賀状で目を楽しませてもらいましょう。
四国のO様の小名木川背川母銭は私あこがれの品です。ただし、これについては昔から贋作が多いと噂されているので、私は絶対の自信がない限り手を出さないと決めています。無論、O様の背川はすばらしいです。これ、島屋文より得難い珍銭だと思っています。
湧泉堂様の古寛永は仙台の跛寶昴通であることは間違いありませんが、この方が普通の拓本を送ってくるはずはないとにらんでおります。書体は肥尾永で濶縁で銭径が大きいことはすぐにわかりました。でもまだ何かありそう、手本銭クラスの特別な母銭かな?まさか、彫母・・・背が違いますね。なんだろう???
天保仙人様は水戸背異の天上三ツ星という変化球で来てくださいました。実際には向かって左側にはひとつ星、中央にはふたつ星、右側にはみつ星があるそうで偶然のものではなく何か意図的なものではないかとのこと。三ツ星は「太陽・月・星」「神・男・女」「前世・現世・来世」等の意味があるそうで・・・深いですね~ホシみっつです。
東北のH様は丑年にちなんで吉田の牛曳。馬の絵銭は多いのですけど牛の図柄はこれぐらいでしょうか。そういえば東北は震災10年目になりますね。早いものです。でも、まだ復興は半ばですね。原発被害に遭った友人も頑張っていますが・・・。
金幣塔様は鐚銭の大珍銭の一天聖大字。しかも本邦鐚銭図譜の現品ときたもんです。この変態的な書体・・・寶なんか宇宙人みたいです。こいつは天下一の奇銭、改造鐚の王様です。
鳳凰山様・・・最近は執筆関連でも頑張ってらっしゃってます。恵比寿大黒の二神銭・・・私はよく分からないのですけど、時代的には新しいものなのかもしれませんが、神様の表情に稚味、雅味があってほっこりします。これは鳳凰山様のお人柄でしょうか。その法力をもって病魔退散をぜひともお願いします。(ついでに泉運萬来!)
禄生禄様と健仙童様はメールで頂戴したもの。
禄生禄様の洪武通寶は郭内がきれいに処理されていて郭抜けの鐚の母銭みたいです。材質も九州じゃないかとのことですけど、私にはよくわからないので皆様教えてください。このHP・・・世界につながっているんですね。
健仙童様はアメリカバイソンの5¢玉。年賀状もいただいています。幅広く古銭にのめり込んでおられるようで・・・すばらしい。彼は持ち前の人なつこさでいろいろな方の懐に飛び込み、どん欲に収集に努めています。これは一種の才能で私にはまねができません。その才能と情熱を仕事と彼女に向けることができれば・・・。でも、それができないから世の中は難しいのですね。わかっちゃいるけどやめられない世界です。(合掌)
七時雨山様は毎年大自然の写真を送って下さるのですけど、今年はお花畑の写真です。私も地元の野山を歩き回っておりますが東北の山とはやはり自然のスケールが違います。千葉は高い山はないし、夏は暑いし、ヒルとか虻だらけで荒れています。間伐をして休耕田を元に戻せば見事な里山になるのですけどねぇ。
最後に・・・掲載できなかったのでお詫びを・・・それは仙台のN様。
賀状は届いたのですが、配達事故で拓本部分がむしり取られてしまい、切れ端しか確認できませんでした。ごめんなさい。
私、賀状管理がいい加減で出し忘れている方いらっしゃると思いますがお許しください。

近況:外国人への専門日本語教育は現在4人、フィリピン娘3人に、モンゴル娘1人が加わりました。明日は休日返上で特訓日です。これは密です。

※跛寶は25.44㎜(内径20.27㎜)の初鋳大様白銅母で、(所持する)未使用母(25.03㎜、20.15㎜)、使用母(24.93㎜、20.14㎜)にも(伝鋳されたと思われる)大様白銅母の鋳ざらい痕跡が残っています・・・とのこと。(ご本人より)
いわゆる新寛永では錫母のような存在でもある母銭の母銭。古寛永は写しが良く行われたので、これからも通用銭が直接作られたのかもしれませんが、それにしても、材質が違うと言うことはそれなりに意識されて作られていた特別製の母銭ということでしょう。
四国O様 背川母銭 湧泉堂様 跛寶昴通大様白銅母 天保仙人様 水戸正字背異 天上三ツ星
鳳凰山様 恵比寿大黒銭
七時雨山様 早池峰山お花畑
東北H様 吉田牛曳 金幣塔様 一天聖大字
禄生禄様 洪武通寶改造鐚母銭   健仙童様 米国5¢
 
1月1日【あけましておめでとうございます!】
新年あけましておめでとうございます。めでたさも中くらいなりお正月・・・といいますか、首都圏はどうも中の下くらいのスタートになりそうです。
今年こそ、病魔退散といきたいですね。というわけで「アマビエ」さんのご登場です。古銭病についてはまだしばらく楽しみたいところですけど。
 
 
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