12月31日 【おみやげ話】
4日間の海外リゾートを初体験しました。
2年連続で(夏に)妻は家族旅行と称して出かけているのですが、いずれも私は留守番でした。昨夏などはハナから私の参加ははずされていて、流石にむっとしたのですが、今回はどうにか連れて行ってもらえることになりました。子供が小さいので成田市内に前泊して7時に成田空港に・・・。飛行機は10時近かったので余裕と思いきや成田は出国ラッシュで大混雑。そのため満足に朝食もとれませんでした。昼過ぎには中継空港に到着。本当はリゾート直行便にしたかったのですが、ちょうど良い出発便がなくて乗り継ぎ便にしたのですが、結果的にこれが波乱万丈の旅の始まりだったようです。
中継空港では次の出発便まで4時間近くあります。大きな空港なので当然ながらショッピングや食事などでゆったり過ごせると思ったのですが、何もない!あってもべらぼうに高い!物価が日本並みかそれ以上でした。
どうにかこうにか時間を潰して無事機上に。
出発予定時刻より10分ほど早い離陸・・・さすが南国はアバウトです。飛行機の中はふるえるほど寒く、これがこの国のおもてなしであることはあとで分かったのですがこれには参りました。さらに飛行中に機内の電気が断続的に消えるなどとても不安。
飛行機も不安定で船酔い状態になりそうだったのですが、ここで機長からアナウンス。妻の通訳だと、エンジン不調で高度が上がらず元の空港引き返しますとのこと。そのわりに周囲の乗客は騒がなかったので聞き間違いかそれとも良くあることなのか・・・。
1時間後、私たちは元の滑走路に降り立ちました。
機長いわく、機体不良なので飛行機を交換しますとのこと・・・そのまま30分間が経過して再びアナウンス。なんとこの飛行機でもう一度飛びます!・・・とのこと。さすがに乗客が騒ぎ出して降ろせ降ろさないの押し問答が出口付近で起きました。(当然ですね。)
さらに30分後に機体交換をするとの機長アナウンスで事態は収拾できましたが、結局あの空港でさらに1時間待つ羽目になりました。数少ない売店はほとんど閉まっていて、わずかに開いていた店に乗客が殺到して高くてまずい夕食を買い求めます。
真っ暗な空港からようやく飛びたてたのは夜8時過ぎ。この件に関する職員からの謝罪はなく、ぺちゃくちゃおしゃべりしています。これもお国柄でしょう。さらに驚くべきことに飛行機は同じでした。(掃除はされていましたが子供の悪戯痕跡がそのまま座席に残っていました。)もしこのことが外人客にばれたらまたひと悶着だろうな・・・と思いながらも、無事離陸して深夜のリゾートに到着です。
リゾートは極楽。庶民物価は日本の半分からものによっては10分の1。それもそのはずこの地域のサラリーは日額600円くらいで十分な額だとか・・・。日本の1時間あたりの最低賃金以下です。失業率は30%を超えていてバラックのような家が多い。ただ、離島なので食料を海から確保できれば裸でもなんとかなる土地柄で貧しいながらものんびりしています。12歳以下人口は60%を超えているそうで将来性はあると思います。ただしガイドいわく・・・今のこの国ではノーチャンスね・・・ちょっと悲しそうでした。
リゾートはすばらしい。ガゼボと呼ばれるわらぶきの休憩所のようなものがあちこちあるのですが、12月だというのに最高気温は30度を超えています。湿度は80%くらいあるというのですが、あまり汗ばむことはありませんでした。
夜は25度以下に下がるので過ごしやすく夜遅くまで子供達が走り回っているのが印象的でした。(12月から1月はクリスマスとのこと・・・25日は当に過ぎているのにこれも南国ならではです。)
海はきれいでしたが、ウニを踏んづけて痛い思いをしましたのですぐに退散。プールでバカンスを楽しみました。
プールの水はちょっと塩辛くて妖しい・・・。その結果、帰宅後に猛烈な腹痛に襲われ、お休みが一日伸びてしまいました。赤痢とかコレラとかが頭をよぎりましたが、いわゆる水あたりのようで点滴と投薬でなんとか生きています。
今回の旅は往復で28時間もかかっています。空港までのアクセスを入れると30時間近い旅でした。私はダウンしてしまいましたが子供はよく耐えてくれたと思います。

盛岡のS氏から久々にお便りが・・・。
踏潰銭分類考と称する小冊子で踏潰銭を細かく分類しています。このような細かな努力はものぐさな私には到底できない偉業ですね。なんでも踏潰銭の収集が100枚を超えたとか・・・土地柄もあるのでしょうが執念を感じますね。
体調がもどったらゆっくり拝見します。S様ありがとうございました。そして良いお年をお迎え下さい。

12月22日 【舎人坊記念】
舎人坊記念のコンテストにはじめての投稿が・・・(感謝)
いまのところ反応は全くと言ってほどありません。(涙)こちらの方が見ている方も多いので、こちらにまず掲載。耳白の長冠寛ということですが、今のところこれ一品ですし、鋳だまり系統ですのでまずは類品の出現を待ちます。
ただ、最近の文銭の分類は細かくなりすぎて、兄弟銭探査といった雰囲気になっていますね。鋳だまり、鋳切れに大騒ぎするほどではない・・・と騒ぐ張本人が言うのもおかしいのですが、ほどほどにすべきなのかもしれません。
なお、大量見聞録はようやく跳永が終わりました。これでようやく年賀状に取り掛かれます。実は26日から4日間、海外へ出かけます。妻のたっての願いで南方へ・・・。旅行保険へも入りました。2日間は移動だけの時間で時間の無駄だしお金はもったいないし、言葉は通じないし、いったいどこに連れて行かれるか実は良く判ってません。これでもし、私の身に何かあったら犯人はきっと妻で

 
12月21日 【銭の左右】
収集誌で玩多夢氏が書いていますが、一般的な左右の位置と古銭の左右は異なります。古銭の場合、銭を主役としてみるから、銭側からみて右側が右、銭側からみて左が右に該当する・・・すなわち向かって右が左で向かって左が右だ、銭を人間の体に置き換えて考えなさい・・・と古銭屋の親父に教えられた記憶があります。穴の細道で左跳開元の名称を覚え、選り出したこともあって不勉強な私でもなんとか覚えておりますが、難しいのは一般人に説明するときですね。混乱必死です。したがってこの逆転した右左はあくまでも愛称・固有名詞として使うべきで、一般説明には使わないほうが無難でしょう。
ただ、坂井氏も同じ号で述べておられるように一部の名称においては若干の手直しが必要だと思います。私は古寛永の松本・竹田の名称に特に困っていて、やむなく国名を冠してお茶を濁しております。ただし、自分のアルバムの中ではいまだに称:竹田銭、称:松本銭で収録されています。新発見があっても変わらないのも問題ですが、変わるのもまた困りものなのですよね。
名称については濶縁・細縁・大様の問題やら、名称づけの際の特徴羅列順序のルール問題(例えば大字大様なのか大様大字なのか)など私の中で一応の基準はあるものの)統一できていない問題がいくつかあります。羅列問題については何かの文献で提案があったと思いましたが、どなたかご存知の方厳正明確なルールをお教え頂けましたら幸いです。
  

12月20日 【本年度10大ニュースの発表】
あくまでも私に対するインパクトで選びました。主観、私見、偏見たっぷりです。

【総合順位】
1. 私の活動に対する批判を頂戴し、掲載記事の削除を行いました。(坂井様申し訳ありません。)
 ※これが今年一番私に影響を与えた事件です。この位置にするのはためらわれましたが正直に記載します。
2.上棟刻印鍍銀銭 日荷堂 を入手。
 ※つまらないものですがなぜか今年一番心いやされた品のひとつ。安かったし文献どおりの品だったためでしょうね。
3. 吉野宏氏から託された 寛文期亀戸銭 正字背文寛上削輪 の記事を収集に投稿。10月号に掲載。
 ※記事の出来はともかく目立ったできごとでした。
4.琉球通寶大字狭貝寶 を中字として入手。
 ※数少ない今年の掘出物。失敗がほとんどだった今年の最大の獲物です。掘り出しはうれしいものです。
5.不知長郭手覆輪(強)刔輪 を八厘会で入手。
 ※じゃんけんに勝てました。ラッキーです。今年は同規格品の不知銭長郭手覆輪(強)刔輪深淵様 も入手しています。
6.曳尾細字大字 を入手。
 ※仙人への道のりは遠いものの曳尾は10品を越えました。今年、もっとも大きなネット購入品でした。
7.文政期小字背大錯笵 を入手。(→ 錯笵銭物語
 ※ここまでの錯笵は初めて見ました。ゆがみがあるのが残念ですが、まず得がたい品だと思います。
8.ホームページアドレスを変更。100メガまでOKに。
 ※これは大きな変化です。料金も安くなったしずいぶん気楽になりました!
9.明和期俯永干用通母銭 と 島屋広文異品 の投稿を四国のO氏から頂戴しました。
 ※投稿の中ではこいつはピカイチです。とくに干用通の母銭は泉界初出現の大珍品です。
10.絵銭 双馬寛永 を購入。
 ※この絵銭は前から欲しかった品です。まぁまぁ良い値段でしたが納得の買い入れです。

次点1.銭の細道 大量見聞録 の連載開始。
 ※いまだに終わる目処が立ちませんね。
次点2.春の古銭会に参加。日本古銭贋造史 を入手。
 ※幕府諸藩 天保銭の鑑定と分類 は他の方にお譲りしましたが、インターネットの古本サイトで入手しています。
次点3.玉塚天保 の各種を入手。
 ※【吾が鏡】水戸深字【人の鏡】異書【人の鏡】繊字背欠十當【吾が鏡】本座長郭など入手しています。
次点4. 天保仙人のお宅訪問(暑気払い古銭会)をしました。
 ※珍銭・奇銭を拝見。吉野宏様の寛永銭にもここで出会いました。
次点5.薩摩広郭厚肉白銅質(30.7g) を購入。
 ※仙人宅で見た大きな広郭が忘れられなくて・・・。すごく馬鹿な買い物かもしれません。

【番外編】
1. ゴールデンウィーク中に扁桃腺を腫らして緊急入院。
 ※入院費が10万円を超えましたが、命あってのものだね。私生活では最大の事件でした。
2.会津長貝寶の異肌ではないかと一人妄想を膨らまし、2枚分の価格で普通品(美品)を購入。
 ※仙台長足寶が買えましたね。品は悪くはないのですが、納得のあきらめです。
3.江戸コインオークションで天保銭の神様、能代の村上氏にお会いできたこと。

今年もけっこう細かくお金を使ってます。オークションなど大きな買い物はほとんどありませんでしたが、出費は昨年に勝るとも劣らないと思われます。とくに天保銭に対する出費はかなり多く、ちまちまよく購入しました。【天保銭はお金をかけていないコレクション】のはずだったのですが、少なくとも今年は50万円以上かかっていると思います。改めて見てもおかけをかけた割りに名品の入手はひとつもありませんでした。この無駄遣い状況は来年こそ改めなければいけないと考えているのですが・・・。

 
12月19日 【変な奴】
オークションネットで落ちた変な奴。一応、密鋳背千?銅写し?内郭仕上げあり・・・というお名前は頂いていますが、果たして何者なのか首をひねっています。母銭にしては雑すぎですし、内郭の仕上げは母銭用のものとは思えない。鉄銭からの銅写しか、鉄銅母銭からの銅写しのいずれかじゃないかと思うしだい。
土台は密鋳背千かその無背、あるいは明和期亀戸銭小様などいろいろ考えられます。
状態は並なので高い評価はできませんね。こんど専門家の暴々鶏氏に聞いてみようかと思います。
 
12月18日 【結果報告・残念!】
私の今年最大の大博打は・・・はずれ!です。でも悔いはありません。贋作でもなく美品の会津長貝寶でした。これで異肌の会津長貝寶の探求の道が残ったことになります。でもこんなに派手に記事にして失敗したなんて・・・おぉ~恥ずかしい!損失は今年最大ですね。昨年、長貝寶はタダみたいな値段で掘り出しましたので、これによって通常に2枚購入したと同じになってしまいました。救われるとすれば2枚ともすこぶるの美銭で片方が純赤の小刻印銭、もう片方が淡褐色の通常刻印銭と若干タイプが異なることです。

※スキャナーの不調で赤黒い変な色になってしまいましたが、実物はもっと黄色味のある淡褐色極美銭です。輪の黒い部分は逆に白っぽく出ています。背景はもっと鮮やかな濃緑色です。
スキャナー交換は必至のようです。
 
12月17日(その2) 【会津長貝寶異品?異肌?】
その存在は一部の人しか知らないだろうと云う会津長貝寶の異品(正しくは会津長貝寶滑肌小刻印))・・・かもしれないものをちょっと前に見つけてしまいました。それは私の知っている会津銭とは銅色も地肌も違うのです。たんなる見間違いで、未使用の極美品なのかもしれません。ほとんどの方が会津長貝寶の異品についてはご存知ないと思いますので解説しますと、会津長貝寶の中に会津の砂目と異なる滑らかな肌のものが存在するそうです。仮説になりますが先師の意見では親藩であった会津藩が戦費調達のため江戸藩邸の中で幕府の許可支援を受けながら鋳造したのではないか・・・とのこと。鋳砂は幕府を通じて調達したので本座と同じ質になったのではないか。
仮説にすぎないのかもしれませんが、肌製作の異なる会津長貝寶は確かに存在しているようで88年の月刊天保銭51号に拓が掲載されています。このタイプの会津長貝寶は小刻印になるそうで、肌とあわせてこれが識別ポイントになるそうです。
半年ほど前にあるところで異常にきれいな会津長貝寶を見かけました。実はこの段階では会津長貝寶に異品があるとは知りませんでした。その後入手した、月刊天保銭の記事で肌の異なる会津長貝寶があることを知りましたが、この記事とあのきれいな会津長貝寶に関連性があるかもしれないと思うようになったのは比較的最近のことです。以来、記憶の片隅に引っかかっていただけの会津長貝寶は、ますます忘れられない存在になりました。最近改めて手にとって見る機会に恵まれたのですがやはりきれい。会津銭は肌がぶつぶつで鋳だまりも多いというイメージですが、字すきが良くて母銭みたいです。おそらく未使用銭級だと思いますが銅色は黒茶褐色系でこれも通常と異なります。私はもうすっかり魅了されてしまいました。
その場はおとなしく引き下がったのですが・・・実は本日電話で分譲をお願いしてしまいました。(2枚分の価格ぐらいで交渉成立。)
問題は会津長貝寶には精巧な贋作があるという噂。無論、現段階で真贋は不明です。案外、とてもきれいな会津長貝寶なだけかもしれませんが、それならそれで納得の勉強価格です。怖いのははじめてみる会津長貝寶の贋作を手替りと思ってしまう・・・これはありえますね。極力考えたくないですね。さて、吉と出るか凶と出るか・・・吉なら今年最大の大当たりで、もちろん10大ニュースのトップを飾ります。少なくとも今年最大の出費になりました。
 
12月17日 【変な天保銭 珍品?それとも・・・】
左は四国のKさんからの投稿。いつもありがとうございます。
長径50㎜を超える福岡離郭です。実はこの品物インターネットで出ていて、すぐに未使用クラスの福岡離郭と気づきました。狙ってたんですが価格急騰の兆しが出たので断念したものです。そんなに大きかったとは気づきませんでしたね。逃がした魚は大きいかな。ところでこの品物の銭文径は42.1ほどもあるそうです。そうなると離郭中濶縁というより、本当の大型銭なのかしら?
砥ぎ落とし仕上げによる大型化も考えられるのですが、後天的なものとは考えがたいのでいずれにしても珍しいものと感じます。

下の変な天保・・・これも現在ネットにて観察中です。
見た瞬間に・・・あっ、覆輪銭だ!と思い食指が動いてしまいました・・・が、良く見ると中央の穴がふさがれている。
覆輪は色から見て純銅か青銅のような感じですが、拡大してみるとハンダづけのような痕跡もあって妖しいですね・・・。
この手のものには加賀千代太郎の贋作名品?もあって、参考銭としては実に面白いです。ただ、穴を埋めてしまっては作為がバレバレになってしまいますね。でも面白いから欲しいと思う私は変な人間です。

大量見聞録はようやく跳永が残りわずかになりました。ただし、いまだに新発見はありません。何とか年内に終わらせたいと思ってます。
年賀状もまだ未着手なんですけどね・・・。

余談ですが相互リンクサイトの趣味系検索エンジン、コレクターズ・サーチが表示されなくなりました。なにかトラブルがあったようですね。
 
12月15日 【オークションネットの結果】
予想通り・・・惨敗です。まぁ、これはある程度予測ができましたから、ショックは少ないです。本命の江刺大頭写は2万円超、文久の錯笵もすごい人気だったみたい。参加できずメール応札でしたからこんなところですかね。
そんななか845の密鋳背千?銅写?があっさり落札。現物見てませんからなんとも言えないのですが、密鋳背千の状態の悪いのだったら馬鹿みたい。?マークの存在が不気味です。今年最後の宝くじです。
どうも848も落ちたみたい。これもよくあるタイプの密鋳で私は浄法寺タイプに入れているやつです。同じタイプを2~3枚持っていますので冷やかしの無駄買いです。値段は安いので損はしてないですけどね。
それにしても結果が早いですね。感心します。
と、いうわけでこれが今年の買い納め。まだネットオークションは残ってますが、多分たいしたものではありませんので十大ニュースを確定しなくちゃね。
 
12月12日 【中郭は難しい・・・】
中郭らしきものを私はいったい何枚購入したのでしょうか?ほとんどが中郭手や広郭の広穿ばかりです。今回も間違いを承知の上で入手・・・こんどこそと思いながらも判定は微妙です。後ヤスリの可能性が否定できません。

ついでに入手した水戸正字濶縁の桐刻印・・・だと思ったものは石持桐刻印でした。残念。
唯一、玉塚の水戸繊字は満足・・・しかも欠十當のおまけつきでした。
 
12月10日 【オークションネット・Ⅶ】
深夜に帰宅。お出かけ前に一仕事しました。
出張中にオークションネット・Ⅶが到着していました。176Pを超える豪華本でなかなかの力作です。一足はやくインターネットではカタログ公開されていましたが、やはり印刷物は捨てがたい。
個人的な注目は・・・
796 長門正字様手本銭鋳放 正字の手本銭はあまり見かけない。
835 会津藩背太ノ断辵錫母 穴銭入門の原品が市場に出現。
843~849 の密鋳類     人気銘柄でしょう。843の加護山中字写は注目。844、845の鉄銭の銅写しや847の江刺大頭通は多分大激戦になると思います。
853 文久錯笵         こんなものに興味持つのは私を含め少数派か?
 
12月4日 【久々の大当たり】
ネットオークションで密鋳銭というふれ込みのロット。この手のものはいつも半分は焼け銭で残りが状態の悪い本銭というのが相場。たまに良い物があっても競りが入って高騰するのが落ちです。
そんなわけで私も期待せずに応札していたのですが、6000円弱で落札。本日、荷を解いてみたら・・・あらら!すごくまともな品々でした。右下の明和正字写純赤銅銭だけで購入価格くらいはクリアしてます。大きく見えますが27.6㎜ぐらいで、要するに他が小さいということです。真ん中の小字写は歪んでますが直径が極端に小さくてキュート!穿内のヤスリがきつく面白い。俯永写類は左下が薄肉郭抜けの鐚銭風。上の2枚は輪やすりが歪んでいて手作り風満載の品。わたしはあまり見たことのないタイプです。
ここのところ寛永銭4文銭のアルバムをあまり見ていなかったので、分類に苦労しそうです。
 

12月3日 【本年度10大ニュースの候補】
さて、今年も残すところ30日を切りました。いろいろな出来事がありましたがこんなところが10大ニュースの候補でしょう。

【入手品:寛永関係】
寛文期亀戸銭 正字背文大破冠寶 をインターネットで入手。

輪十後打寶上打ち を入札で入手。
文政期正字大様 を入札で入手。
絵銭 双馬寛永 を賞山堂で購入。
絵銭太り駒寛永 を春の古銭会で入手。

上棟刻印鍍銀銭 日荷堂 をインターネットで発見、落札。
重文の古寛永 と 文政期小字背大錯笵 をインターネットでほぼ同時入手。(→ 錯笵銭物語

【入手品:天保銭関係】
※今年も天保銭ばかりやっていました。仙人の道はまだまだ険しい。まだ1級にもなってません。
曳尾細字大字 をインターネットで激戦の末入手。曳尾は集めに集めついに10枚になりました。
薩摩広郭厚肉白銅質(30.7g) を購入。これは無謀?
玉塚天保【吾が鏡】水戸深字 をインターネットで入手。
玉塚天保 人の鏡(異書) を購入。
玉塚天保(本座長郭) を横浜古泉会で落札。
中郭手崩字小頭通 を購入。
細郭手覆輪刔輪連玉寶縮形 を購入。
細郭手縮形白銅質異刻印 をインターネットで入手。
不知銭長郭手覆輪(強)刔輪深淵様 をインターネットで落札。
不知長郭手覆輪(強)刔輪 を八厘会でじゃんけんの末入手。
不知銭長郭手張足寶 と 琉球通寶大字平尾球桐刻印 を江戸コインオークションで落札。
琉球通寶大字狭貝寶 を交通会館で発見。表示は中字になってました。ラッキーです。

【入手品:文献ほか】
方泉處全巻 を下町古銭会で落札。重複品は売却処分しました。
幕府諸藩 天保銭の鑑定と分類 をインターネットの古本サイトで購入。
日本古銭贋造史 を春の古銭会で入手。これは欲しかった逸品です。
収集のバックナンバーをこまめに入手。

【出来事・トピックス】
春の古銭会に参加。大漁でした。
八厘会に初参加(2回)。もっと参加したかったです。
天保仙人のお宅訪問(暑気払い古銭会)をしました。
江戸コインオークション会場で秋田の村上氏とお会いする。
私の活動に対する批判を頂戴し、掲載記事の削除を行いました。坂井様には申し訳ないことをしました。
吉野宏氏から託された 寛文期亀戸銭 正字背文寛上削輪 の記事を収集に投稿。10月号に掲載。
ホームページアドレスを変更。100メガまで更新OKになりずいぶん気楽になりました!
銭の細道 大量見聞録 の連載開始。
文政期小字白銅色銭(投稿画像)をHO氏から頂戴しました。
明和期俯永干用通母銭 と 島屋広文異品 の投稿を四国のO氏から頂戴しました。これはすごい!
ゴールデンウィーク中に扁桃腺を腫らして緊急入院。お花畑が一瞬見えた気がします。

こうしてみるとずいぶん無駄遣いをしています。5万円以上の出費はほとんどありませんが2~3万円クラスはごろごろありますね。ちりも積もれば山となるで、どうりでお金がたまらないはずです。

 
11月26日 【錯笵2題】
すごい錯笵がネットに出ました。この手のものには贋作がつきものなんですが、好奇心をそそります。左のものは砂笵が崩れたとしか考えられないもので、文久銭に稀に見られるのですが寛永銭でここまでのものははじめてです。
面重文は母銭を取り出すときにとりそこねて砂笵に押し付けてしまったものと推定されます。古寛永にはときおりあるのですがここまでのものははじめてです。
馬鹿を承知で落としてしまいました。今年最大級の馬鹿な、それも高額出費です。
価値は未知数・・・でも本物なら大満足の2枚です。
錯笵銭の収集はあくまでも余興でやらないと絶対損をします。同じものが2品と無い上に贋作や変造も多いと思います。古鋳と思われるようなものでも、戯作に近いものがたくさんあり、評価は購入者しだいのところがあるからです。
贋作承知でお金が払える方は病気も末期であり、コレクターというより偏執狂に近い方ですから。家族に迷惑がかかりますよ。
11月23日 【広郭の俯頭辵】
Ⅰ氏からの投稿画像。大量見聞録のときにもお目にかかれなかった立派な広郭です。穿内の鋳バリを取り除く作業でこうなったのか?母銭からこうだったのかは不明です。
 
11月22日 【貧乏暇なし?あり?】
銀座コインオークションに行けませんでした。そのかわり一日中良く動き回りました。明日はイベントで、朝7時から会場設営です。寒いんですよね・・・この時期は。
オークションに行けなかったということはお金を使わないということで、我が家は安泰と言いたいところですが、ウさ晴らしにネットで変なものを高額で購入してしまいました。小人閑居して不善をなす典型です。
今回のオークションで実は気になっていたのは・・・
61番の文政小字の大様母、135番の薩摩白銅あたり。もちろん、もっと高額品も気になりますけど、おそらく手が出ない存在でしょう。それらの評価については仙人をはじめ皆様にお聞きしたいところです。
大量見聞録は跳永の部に突入。どうも跳永は不思議な癖があり、面側の偏輪の存在が多そうなのです。通常、銭は片見切りといって、型の合わせ目は背側付近になるようになっています。面と背の中間に見切り銭(型の合わせ目)がある場合、ちょっとした型のずれで著しい面背の段差ができてしまいます。不知天保銭の斜珍が典型例です。(仙人はこれを貼り合わせ技法と称しております。)
片見切りなら少々例えずれたとしても、見切線に近い側(背面)がずれて削られるだけで、段差はそれほど生じません。また、ずれやすいのは型の浅い背側にほとんど限られます。
ところが跳永は面側の偏輪が多い。おそらく型土の踏み固め不足などがあり、さらに薄肉で浅字であることが影響していると思います。大きさから見て跳永は俯頭辵や座寛より前の鋳造なのでしょうが、技術的には一段階落ちる感じがします。さらにずれる方向にも多少癖がある気がします。これはたまたまかもしれませんが左下の輪が細くなる傾向が感じられます。ただ、この発見は明日には覆っているかもしれません。
なお、跳永にも俯頭辵にも次鋳があることが判りました。この点は広永にこれぞという次鋳銭が見出せなかった(均一性が強かった)のとは異なります。もっとも差は微細で肉眼だけの判別は困難ですが・・・。ついでにいうと跳永の次鋳銭は少しだけ少なそうです。
  
11月20日 【オークションネット12】
さて、本年最後のオークションの案内が来ました。サブプライムローンの影響で趣味の世界もやや停滞気味?
それとも新たな投資先として復活するか?
コレクターとしては多少相場が下がるのはうれしいのですが、下がりすぎると悲しくなりますね。
出物も少なくなりますし・・・。投売りは歓迎しますけど。
 
11月19日 【接郭いろいろ】
水戸接郭というやつはなかなか楽しい奴で、微細な変化が多くて同じものは2枚とないような気がして、値段も安いのでついつい買ってしまいます。手元に7~8枚くらいたまってしまいました。
接郭という名前は源氏名(あだ名)ですから、本来は覆輪刔輪というべきなのでしょう。ただ、接郭という名前は分類名として完全に定着しておりますので動かせませんね。
接郭強刔輪という名称は、接郭細縁とするよりは形状を言い当てているとは思いますが、ただ、名称としてはやや苦し紛れかな・・・?
同じように接郭弱刔輪というのもかえって初心者にはわかりづらいかも。まぁ、この点を深めると細縁、濶縁の定義論になりそうなのでやめておきましょう。
ところで最近気づいたのですが、接郭は内径に差があっても銭文径はほぼ一定のようなのです。拡大画像を重ねてみると良く判ります。(画像右端)
また輪の幅の強弱印象に寶後足の形状が強く影響しています。②と③の内径の差はわずかですが、③は寶後足が開くので刔輪が強調されて見えます。もちろん、③より強刔輪のものも当然存在するでしょう。
天保泉譜(勢陽譜)には接郭の類に現在の土佐額輪が接郭広郭として掲載されています。いにしえの大家も苦労したのですから、駆け出しの私が面白がるのも無理はありませんね。
もっと刔輪細縁になったやつを見たいですね。
内径43.1㎜ 内径43.9㎜ 内径44.2㎜
 

11月18日 【日荷堂が来た!】
日荷堂は台東区谷中の延寿寺(開山1656年)にあり、1755年に日荷上人の像を身延山から移し安置したことからこの名で呼ばれている由緒正しい古刹です。平成18年11月に一文銭がヤフーオークションに出品されて、なんと15750円というとんでもない価格で落札されています。(奇品館のNo.65)日本貨幣カタログに上棟銭として諏訪大社の上棟銭とともに掲載されているため、コレクターは由緒なんか知らなくても血眼で収集に走るのでしょうね。
画像の品は彰義隊の戦いによって焼失し、仮堂となっていた日荷堂を再建する途上の明治43年10月10日の上棟式のときに関係者に配られた記念銭です。
白く見えるのは鍍銀されているからで、旧貨幣誌に書かれている記録と合致しています。 一文銭の方は鍍銀されずに撒き銭されたので1000枚以上作られたそうですが、四文銭は来賓用のおみやげですので50枚くらいしかつくられなかったそうです。ヤフーで発見し4700円で落ちましたが、数から見て価値は一文銭の20倍以上?・・・のわけないかな。

鍍銀のことはあまり知られていないかもしれません。なにせ日本貨幣カタログは白黒画像ですから・・・。安く?落とせたのも色が変に見えたからかもしれませんね。
ところで本日、なんでも鑑定団に中山通寶が出て1枚50万円ですって!でも現存枚数から考えると、これも同じぐらいだと思うのです。高額取引されている玉塚天保よりずっと貴重品なんですけど、しょせん玩具みたいなものですから・・・。
 
11月16日 【アクセス16万回突破!】
アクセスカウンターが16万回を超えました。3ヶ月で1万回の増加ですので1日100回以上アクセスがないとこの数値にはなりません。いくら私が自己閲覧していても到底この数字には到達しませんので、我ながら良いサイトに育ったものだと感心しております。
ところで今年の10大ニュース・・・どうもイメージがいまひとつなんですね。
今年は本当に天保銭だけにはまっていて、金額的には曳尾大字とか琉球大字桐刻印なんかが珍品なんですけど、収集品にホームランがまだないのです。情報提供という意味では収集誌に発表をしたことや、投稿で俯永干用通母銭が世に出たことなど長打がありましたし、大量見聞録なんて無謀な企画も始めてますのでそこそこの充実かなぁ・・・。
一発、ホームランが欲しいですねぇ。出費はあまり売り立てしていないのでけっこういってます。
 
11月14日 【薩摩小頭通再び】
2週間ほど大量見聞録に専心していたので日記は久々の更新です。ネットオークションは相変わらず入札しっぱなし状態なのでほとんど落ちません。(落ちなくても良いのです。)
そんななかで久々の入手がこれ。薩摩深字の小頭通。小頭通というより細点保離足寶としたほうが良いかもしれません。2枚目なので特徴が少しわかりました。・・・末鋳系の品なんですね。鋳浚いなのか文字が痩せていて、通頭が少し俯して小さく見えます。背當は点が冠から離れ気味。なお、この品は百の横引先端が短く削られています。類品をお持ちの方はご連絡下さい。

大量見聞録の俯頭辵もようやく計測完了です。23㎜以上、3.5g以上の大型銭をお持ちの方はご連絡下さい。
 
10月29日 【薩摩は楽しく難しい】
薩摩銭の細分類に挑戦をはじめましたが、これが案外難しい。きっかけは天保通寶と類似貨幣カタログなのですが、旧譜にない分類でしたので悪戦苦闘しています。かつて月刊天保銭にもおいても同様な試みがありましたが、浅字や深字にしても中間的なものがあり、これだという決定的なものにかける気がします。変化は削字によるもので、微差変化にすべて書体名称の違いをつけて分類してゆくのは無理ではないかと思い始めています。
茣蓙目についても気にしていたのですが、自分の手持ち品の琉球広郭に茣蓙目のような痕跡を見つけて薩摩広郭につながる製作の可能性があることをHPにしっかり記入していたことを見事に忘れていました。まったく記憶喪失・認知症でした。
そういえば昨日、以前良くお会いしていた方に再会したのですが、職場が変わっていたためはじめ誰だか判らず大変失礼してしまいました。そのとき『やぁ、制服が違っていたから気づきませんでした。』と、とりつくろったものの、帰宅してから良く考えてみたら、転職後に一度ご挨拶していてそのときに職場が変わったことを告げられた記憶がかすかに残っていました。
どうりで怪訝な顔をしていたわけだ・・・頭悪いと思われたでしょうね。銭の顔は忘れても人の顔を忘れてはいけませんね。

琉球のことはすっかり忘れていましたが、過去に見た銭の顔はしつこく覚えているものがあります。これもある意味認知症の特有症状かもしれません。
 
 
10月27日 【銭の細道 大量見聞録 再開】
休止していた銭の細道を再開してみました。とりあえず俯頭辵340枚のロットを崩してみました。初日なんでできるだけ大きくて、分厚いやつを20枚ほど選んでみる。ざっと見て感じたこと。『規格のばらつきがあまりない』ということ。製作は四ツ宝類にしてはきれいなほうですが、決して良い出来の銭とはいえません。
開始早々、密鋳銭を発見。この手の密鋳銭は厚肉のものの方が判りやすい。
最大径は22.7㎜、最重量は3.4g。変わった書体や製作のものは見当たりません。内径計測は困難であるため必要に応じてしかやらないことにしましたが、疲れました。報告と画像は後日ということで・・・。
 
10月25日 【八厘会】
行って来ました八厘会。
本日はいきなりショックなお話から・・・。所蔵品の玉塚異書に贋造品疑惑が・・・!玉塚は贋造品がとても多く、その見分け方のレクチャーがありましたが、冒頭で私の所蔵品がその贋造品の特徴にどんぴしゃ・・・というわけです。
さらに10月18日の記事に出た不知長郭手もやはり変造品だということで結論づきました。
規格外の重さという事実についての説明が残りますが、当時の秤はそれほど精密ではなかったのでしょう。加工がなければ新発見の重さだったのに・・・。変造方法は当初の私の感じていた通りで、熱を加えながら圧延する方法です。実は会場内で圧延された琉球を発見。全く同じ手法、同じ肌ざわりでした。私の資産価値が25000円ほど吹き飛びました。
ただし、自宅に戻って文献を探したら、異書についてはまだ救済の道が残っていました。詳しくは練馬雑銭の会の会員ページに記載しましたが、復権の目はありそうです。ただ玉が王であるという指摘には参りました。たしかに王です。おお間抜けです。
盆回しでは不知長郭手をじゃんけん勝負で入手。Y様ごめんなさい。福岡離郭の爪百も入手。
失った資産価値を取り戻したつもりですがさらに現金資産を失いました。加賀千代の錫母を仙人が出品されていましたが、魅力的に見える自分が怖い。圧延の琉球も欲しかった私はもう壊れてますね。禁治産者です。
盆回しではなにも売れませんでしたので、今日は純粋な赤字です。資金回収のためネットに出すぞー!
なお、少しだけうれしいこと。
先日入手した琉球大字平尾球はやはり桐刻印で間違いなく、真正品でした。さらにおどろいたことにネットで購入した琉球大字平尾球も桐刻印だそうです。(仙人確認)土に埋もれていたような品で、状態は悪いのですがこれには驚きました。

※心配していた玉塚天保異書は真正品であることが確認できました。一安心です。
 
10月21日 【投稿コンテスト】
元方泉處館長に乗せられて新しい企画が発進。最近は天保銭の楽しさに目覚め、そちらばかりやっていたから新寛永はむしろ新鮮ですね。同時に大量見聞録もやり方を考えて再スタートします。すべての銭で面背の内径の計測をすることはやめて、外径と重量に絞り、手替りの発見重視に努めます。
ともかくこの企画は実験企画になりますので、年内は試行錯誤になることでしょう。
それにしても私の周囲はますます忙しくなってきました。年内に研修企画を複数かかえ、来年は関東地区の大きな研修と数千人規模のイベントを抱えます。課題発表も2つほどあり、さらに鬼より怖い監査が年内にあります。
さらには来春には数千万円の工事プロジェクトもあってこんなことしてて良いのかと思ってしまいます。
ネットオークションもくだらない買い物が続いてます。今日も琉球通寶が落ちてしまった。大字平尾球が入っていましたがとても状態の悪そうです。ネットは確認することに興味があって、コレクションすることにはさほど興味を覚えません。そのためつまらないものでも落としてしまう中毒がやみません。八厘会で売り飛ばしたろ。
 
10月19日 【朝からごそごそ】
出張から戻って深夜まで趣味活動。そして今朝は6時前からごそごそ。入手した厚肉の天保を見て、そういえば福岡離郭の肉厚のものの資料をどこかでみたっけなぁ・・・と思い出し、家捜しを始めてしまいました。
結局、2時間かかって月刊天保銭の記事を発見しただけで、自分が見たものと思い込んでいたのは、琉球の中字28.5g(85年収集)の記憶違いであることが判明。とても疲れてしまいました。(あぁ~眠い。)
この世界の皆様が目が悪くなるのが良く判ります。

※八厘会にでられそうな雰囲気。で、資料を整理していたら昨日の大きな天保の長郭が目に留まりました。そういえばきちんと計測してなかったなぁ・・・と思い精密秤で測ってみたら・・・あらら、やっぱり不知品かな。
昨夜は数値を読み間違えていました。長径49.85㎜、短径32.95㎜、銭文径41.5㎜、重量22.6g
しかし、覆輪だとしてもこの大きさは異常なので火中変化か人為変化があったのかもしれません。不知品だと判断した理由は重量で、この数値も異常値です。したがってこの銭を不知銭と判断したしだいです。
 

10月18日 【大きな天保】
ネットに出ていた長郭です。画像を見てこの異常が判る方・・・かなり天保銭にキている方です。面背とも濶縁ですが、背にその傾向が顕著です。長径は49.85㎜と母銭に迫るサイズ。
これは覆輪天保に間違いない・・・とにらんでおりました。(もう一枚もっと濶縁のものが出ていましたが、これは後天的になった可能性がありますが、定かではありません。)
ですが、間違いでした。実物はおそらく焼けています。また、縁にはテカリが見られ圧力がかかった雰囲気があります。
銭文径は完全に本座。つまり輪だけが幅広なのですが、これを私は大様銭とは呼ぶことができません。
秋田のM氏もおっしゃられました。焼けた品には手を出すな・・・と。
意図的かどうかは不明ですが圧延銭ですね・・・これ。興味本位で飛びつくと損する良いサンプルになりました。今年、似たような失敗してたのですが・・・。
天保銭の話題でもうひとつ、ふたつ・・・。
右は福岡離郭中郭の3㎜超のもの。測る部位によって厚みに差異があるのですが3.1㎜近くあります。江戸コインオークションのとき、神様M氏に3㎜を超える離郭が売り物であるんですけど珍しいですかね・・・と聞いたところ、即座にそりゃ少ないよ・・・と聞かされたもので、購入してしまったしだい。重さは27.1gあります。25gを超える天保は少ないので、隠れた珍品かもしれません。

左は薩摩広郭浅字・・・間違いなく白銅質です。ある事情がありまして私のところに来ましたが、本来は手に入れる気はほとんどありませんでした。でも、離郭といっしょに配達されてきたものですから、手放せなくなってしまいました。(意思弱いなぁ。)
だって、重さが30g超えてるんですもの。(30.7g:肉厚3.35㎜)
仙人の所蔵品(32g)にはかなわないけれど、ちょっとだけ白いプレミアムがついているからいいでしょ。病気ですよねぇ・・・。

オークションネットの古銭入札誌9の結果が出ましたね。私は密鋳正字の1枚だけGETでした。本命は天保銭の薩摩写し14.6g。これは本当に薄っぺらでしょうが、残念ながら私は落選です。
オークションというと銀座コインオークションカタログが届きました。今回はCDはついていないようですが、別冊の豪華本が追加出版。出品は1000点に絞ったようですが、相変わらず高級品のオンパレードです。ただ、今年は穴銭がややさびしい数です。ロット数でいうと寛永銭が(元和手を入れて)17ロット、天保銭も(銅山手を入れて)10ロットしかありません。
少数精鋭なのですが、少数すぎて戦いづらいです。
私的、注目の品は・・・
No.48  古寛永狭穿大字 250000円 これは珍品。
No.50  古寛永背十三 750000円 こいつは見たことがない。見たい。
No.51  古寛永高田銭笹手永大様 250000円 でかい!
No.60  小菅手縮字母銭 350000円 手にとって見たい。
No.61  文政小字母銭背一直波大様29.5㎜ 90000円 これはでかい!すごい!
No.134 薩摩小字当百銭研究分類譜原品 400000円 手にとって見たい。
No.137 水戸揚足寶 300000円 珍品です。
No.138とNo.139 秋田天保の母銭 500000円 銅色を見たい。
No.142 ペン書様天保 390000円 変なやつ。手にとって見たい。
まぁ、手が出ないでしょうね。見たいというのが本音です。
なお、薩摩小字当百銭研究分類譜の薩摩小字は長径が48㎜ほどのおそらく小型短人偏タイプです。薩摩小字には長人偏になる肥字小型タイプと、短人偏の大型タイプに代表されますが、いずれにも属しておりません。さて、これをどのように考えるかですね。

元方泉處の石川氏からメールが連続で到着。
企画は盛りだくさんです。宿題も中途半端なのにこれは大変。でも、近々に取り掛かりますので少しだけご期待下さい。

 
10月15日 【幻の縦ゴザ目】
仙人から鋳造時の砂型に母銭を並べる形を教えて頂いたことがありました。
タイプ1の形式はときおり文献等で見かけるもので、後鋳品の銭のなる木などはこの形が主流です。ところがタイプ1だと茣蓙目は斜めになります。薩摩の茣蓙目が横茣蓙目主流だということはタイプ2のものもつくられていたということを示しています。
並べ方は鋳物師の癖なのか、それとも座の指示なのかはわかりませんが、どうも2タイプあったのは確実のようです。ここまで考えていて、先端部分があるのならごくわずかながら縦茣蓙目の存在の可能性が浮上してきました。
俄然、やる気が出てきたのですが・・・
そういえばかつて方泉處に福岡離郭の枝銭の写真があったぞ・・・と思い出し引っ張り出したら・・・ありゃりゃ、先端部がありませんでした。
かくして縦茣蓙目の夢は急速にしぼんで行ったのですが、まだあきらめるには早いですね。気まぐれ鋳物師がいるかもしれません。
とはいえ、茣蓙目はあくまでも鋳造工程を示す参考資料なので一種のものではなく、熱狂すべきものではありません。この点は仙人からもご指導を受けています。でも面白い。
※福岡離郭の枝銭を見ているとかなり銭の傾斜が少ないことが目立ちます。また枝は天側についています。薩摩はどうだったのでしょうか?
方泉處11号より  
もうひとつおまけ。ネットで発見した変なやつ。薩摩広郭の背十進當のようですが、未使用級の水戸濶字退寶とならんで出品されていたので、そちらに注目されていた方は多いと思います。でも、私はこちらの方が気になっています。明らかに穿の方向が歪んでいますよね。単なるやすりがけのミスか、それとも鋳造工程上のエラーなのか?
薩摩広郭は短期大量生産だったのでこのような変なものもあるのでしょうね。面白いので応札しましたが、すぐに逆転されてしまいました。
私と同じ病気の方がいらっしゃるのでしょうかね。

※方泉處の石川様から長文のメールを頂戴しました。今は皇朝銭に集中されているようですが、やはり古銭界のことを真剣に考えていらっしゃる姿勢はすばらしい。
私も宿題をやらなくちゃ。
またジャンル別直径コンテストなる企画案も頂戴しました。これは宿題の後かなぁ。
 
10月14日 【斜め茣蓙目発見!】
発見!と言ったって入手した訳ではありません。天保銭の薩摩広郭の背にこのようなシワが現れることを茣蓙目(ゴザメ)と言うのですが、決まって横皺で背側というイメージがあり、さして気に留めていなかったのですが、先般、雑銭の会掲示板に琉球にも同じようなシワがあるものがあり、薩摩鋳の傍証になっていると聞きました。
(江戸コインオークションの会場において、仙人様から小字の茣蓙目の残るものを拝見させて頂きました。)異式茣蓙目はないものかということで、少し気にしていたのですが、身近なところにありました。これは大和文庫さんのネット販売の品物で現物はすでに売り切れです。(残念)
見ての通り茣蓙目が完全に斜めに現れています。
茣蓙目は砂型をならして保存する際にムシロを間に敷いて重ねたことに由来するのではないかと、推定されているそうで、ならば横方向以外だってありえるのでは・・・と、質問していたもの。はからずもそれが証明されたわけです。ならば縦茣蓙目もあるかもしれません。
なお、お断りしておきますが、茣蓙目はあくまでも製造工程の中の偶然によって生まれるもので、一種と分類されるものではなく、価値を追い求めるものでもありません。
また、製造工程から考えると面側には化粧砂が振りかけられるため、茣蓙目は現れないと思われます。例外品をお持ちの方はご一報頂ければ幸いです。
 
10月13日 【神様と仙人に会う:江戸コインオークションにて
念願のオークションに参加。今回は研修や行事にぶつからなかったので、仕事を交代休日で休み、子供を知人に預けての無理やり参加です。詳細はミニ記事に掲載しておりますのでお読みくだされば幸いです。本日は天保仙人以外にも秋田の重鎮にて天保銭の神様、英泉村上様にお会いできました。さらに天保通寶研究会の香泉松崎様、元日本貨幣協会会長の利光様にもご挨拶できました。驚いたことに利光様は私の母校の名誉教授とのこと。さらには私の通った高校のある地の大学の名誉学長でした。意外に近い存在で、学生のときにお会いしていたら絶対のめりこんでいた・・・学部を変えていたかもしれません。ただし、生徒としてはあまり私は出来が良くなかったと思いますが。
→ 平成20年 江戸コインオークションに参加して
 
本日の戦利品
左:不知銭長郭手覆輪張足寶
右:琉球通寶大字平尾球桐刻印

寛永銭も2品落としましたが、残念ながらこれはたいしたことなかったです。一方、天保銭類はかなりの成果。仙人と神様にもお会いできましたし、小学生のK君もきていました。Yさんにも夏の古銭会以来の再会。M大学のK氏も八厘会以来だったかしら。横浜古泉会のS様、研泉会のY様もお久しぶり?でした。
 
10月11日 【機嫌がなおった!】
9月30日の記事に書いたものが幸運にも再出品されて私のものに・・・。落札価格22500円は痛いものの見事的中した!大当たり!久々です。最初の出品で落札していたら掘りだしものだったのでしょうが、それでも良しとしましょうか。覆輪強刔輪で長足寶。面白いのは面背の地を輪側方向に浚った痕跡が見えること。したがって輪際が深淵風になっています。
長径49.0㎜、短径32.3㎜、銭文径40.55㎜、重量19.3g
また、信州の方から応援メールを頂戴しました。おかげでやる気復活です。この気持ちで明日のオークションに参戦しちゃいます。記念にひとつぐらい落としましょう。


こちらもネットで無競争入手したもの。もちろん密鋳銭で久々にまともなものです。右のものは同系統のものがずいぶん揃ってきました。左は加護山のような赤茶色。ただし側面のヤスリは全く確認できません。
 
10月5日 【天保銭人気】
たまたま机の上にほおり投げていた駿河のあとがきを見ていて、403号の落札品で人気の高かったもの・・・という項目に目が止まりました。1位は750番の天保通寶高知額輪赤銅、2位が水戸短足寶未使用、3位が岡痩通未使用・・・なんと天保銭が金銀銅独占です。5位にも天保銭が入っていて、ここにきて天保銭の株価急騰の感があります。
実は1位のものは私が入手しています。ただし、残念ながら赤褐色ではなく黒茶褐色といった感じ。このあたりの表現は微妙なところで、してやられたともいえなくもない。赤褐色であればこれは秋田小様の流れをくむ珍品でいわゆる南部民鋳になります。昔は赤褐色以外のものも含めて額輪は南部民鋳とされていましたので、額輪赤銅という名称にピンときた応札者が多かったのもうなづけます。
未使用・・・という表現にも皆さん敏感に反応してきていますが、これも最近の傾向です。状態による評価の差は今後ますます広がると思えます。
かくいう私も雑銭の会のオークションで天保銭の未使用~美品クラスを調達。狙いは雑銭の濶字退寶の未使用と接郭の弱刔輪。薩摩の横郭はおまけの入手でしたが白銅質でなかなか美人。横郭は未使用品を1枚だけ持っていて満足していましたが、今回の入手品は昂百のタイプ。この類は背当が微妙に加刀されていて少しずつ違いますね。残るは広百のタイプですが、中間的なものもありそうです。

9月20日にオークション参加がほぼ不可能と書きましたが、ここに来て参加の可能性がグンと出てきました。出張の日程が変わったためなのですが、あとは勤務日の交代が可能かどうかがカギなのです。現在、行く気70%です。
 
 
10月4日 【引越し作業ほぼ完了】
懸案だったアクセスカウンターも問題なく移植ができた・・・と思いましたが、編集画面上はエラーという表示が出てしまっていますのでちょっと心配です。

引越し記念特別情報提供

と、あるサイトにずっとある天保銭です。書体は萩銭の方字で普通銭として販売されています。でもどこかが違います。ヒントは天の字。普通品よりかなり少ないタイプです。
私はすでに所有しているので、購入しても良いのですが思いとどまり続けていました。

※ただし、本情報はあくまでも私個人の見解ですので、間違いがあっても一切補償は致しません。(購入は自己責任で・・・)また、すでに販売が終了している可能性もありますので、その点は先方にお問い合わせ下さい。(記事を書いている段階ではまだ表示されたままです。)
 

9月30日 【繊字背狭文背文上刔輪?】
練馬雑銭の会の会員専門掲示板にあった画像をお借りしました。所有者のA7様ありがとうございます。
繊字背狭文の母銭ということで、外径は25.6㎜もいある立派な大型母銭のようです。面側の文字には加刀痕跡が残っている未使用銭とおぼしきものだそうです。
注目すべきは背文の上部が不自然にえぐられています。通常母銭と比較観察すると背が濶縁になっていて、それを修正しかけた感じもします。
あるいは背縁が崩れたため通用に格下げされた母銭なのでしょうか?
類品をお持ちの方はご一報下さい。

右の天保はネットで出ていて、手を出そうか迷っているうちに終わってしまったもの。3万円なら安かったかな・・・。
不知天保長郭手強刔輪長足寶の類ですよね・・・磨かれているのがもったいないけどとても良い品に見えます。

明日、早朝から静岡県へ出張です。本当に忙しくなっていて、最近は更新もおぼつきません。
 
9月28日 【オークション・ネット9】
本日、カタログ到着。相変わらず豪華な入札誌です。これはひとつの美術品ですね。まもなくウエブカタログもオープンするでしょうからお楽しみに・・・。
それと・・・収集の投稿記事『寛文期亀戸銭正字背文寛上削輪』をアップしました。(掲載記事では細字に類品があるということで、正字の文字が消されてしまいました。)
このようなものもある・・・と、いうことで類品をお探し下さい。

なお、この品とは異なりますが練馬雑銭の会の会員専用欄に、
繊字背狭文文上刔輪母銭なるものが登場しています。所有者の転載了解は頂いておりますが、今しばらくお待ち下さい。ひょっとすると大発見かもしれません。
 
9月21日 【オークション情報】
オークションネットの入札誌 第9号
(2008年9月下旬発行予定:応札締切り10月14日予定)
 最低価格からの希望入札方式。会場における競りはありません。(競売手数料は落札価格の10%)
 カタログ申し込み 
1000円 お名前・おところ・電話番号・収集分野をご記入の上でハガキ・メールでお申し込みください。
 info@auction-net.com (間もなくHPもアップされると思います。http://www.auction-net.com/
 〒105-0013 東京都港区浜松町1-15-5コープ浜松町1F 電話03-5733-7305 
※振込先の記載がありませんので、各自お問い合わせください。(日・月定休 11:30~19:00)
インターネットカタログ公開とインターネットによる応札、カタログ請求も間もなくできると思います。

第20回 銀座コインオークション(2008年11月22日・土 東京帝国ホテル)
 会場における競り・郵便入札
 カタログは通常カタログと特選カタログの2冊組 
3000円 発行予定日10月15日
※振込先 現金書留または郵便振替00140-0-131572

収集10月号が来ました。日頃お世話になっておりますので、まずは上記のオークション関係の宣伝をば・・・。
そして気づいた方もおられるでしょうが、48Pに仙人からの宿題が掲載されています。
内容については、東京都の吉野宏氏が発見した『寛文期亀戸銭正字背文 寛上削輪』についてです。ご一読ください。

八厘会(天保銭の勉強会:2008年9月27日・土 14:00~)
例会費500円 新橋駅前ビル9F会議室 お気軽にご参加ください。盆廻し出品歓迎!

私事ながら・・・本日、また不気味な咽喉の腫れと痛みがはじまりました。ゴールデンウィークはこれで入院してしまいました。心配です。
 
9月20日 【江戸コインオークション 欠席ほぼ確定】
本日、大変残念なことが・・・江戸コインオークションの日の出張が確定してしまいました。それもかなり遠くまで。数少ない週末の休みが次々と埋まってしまいます。貧乏暇なしといいますか、仕事があるだけ幸せなんでしょうか?
第4土曜日(八厘会)もどうもだめそうです。なんとかならないでしょうか・・・。
 
 
9月15日 【投稿画像のお勉強】
右の画像は四国のO氏に頂いたもの。以下、ご本人による解説。
高寛無背母銭(内郭未仕上げ) 外径23.35㎜、内径19.9㎜
穴銭入門「寛永通宝・新寛永の部」登載の母銭は通用銭と内径が変わりません。この一類は出来の良い通用銭を母銭としている場合が多いのではないでしょうか?母銭とされる拓図を稀に見ますが通用銭と内径が変わらない物が殆どです。自論ですが内径が通用銭と変わらなければいくら出来が良くても通用銭と思います。画像の現物は内郭未仕上げですが通用銭より内径が一回り大きいです。母銭としては出来が今一つですので通用銭に混ぜ込んだ物かも知れません。

19.9㎜の内径は大きい!私など1枚しかこんな高級品は持っておりませんので、ノギスなんてあてる勇気がありませんでしたが手持ち品は内径19.2㎜くらいしかありませんでした。これは内外径とも大きいようです。O氏はやはりすごい方です。ありがとうございます。

さて、左の画像は掘り出しをこよなく愛するK氏・・・やはり四国の方です。(感謝)
上段は安政期の銅質で郭抜け様、外径28㎜、内径は20.35㎜、下段は外径27.2㎜、内径は20.35㎜です。輪側面は垂直仕上げ気味ながらやや丸く、安政期風といったところ。郭内未仕上げが目立ちます。
問題:これはいったい何者か?

下段は異論なく密鋳ですね。やはり問題は上段。内径は明和から1回写されたサイズながらこれは安政サイズも同じです。
となると断定はできませんがご本人も言うように安政期のできの悪いものと見るべきでしょうか?
以前、仕上げ、銅質が完全に安政ながら字抜けが悪くひどくできの悪いものを見たことがあります。(雑銭箱の中のどこかにあると思います。)迷いながらもそれは安政と判断しました。
出来が悪くても規格が同じだからです。
密鋳銭は【銅】【砂】【砥石】の調達のいずれかに支障をきたしています。したがってその調達がなされたであろうと推定できるつくりに密鋳銭はないのでは・・・と考えてしまいます。とくに側面のロクロ仕上げはかなり近代機械的な技術で、ロクロ風はあっても安政期とまったく同じ角が立つようなロクロ仕立ての密鋳銭はないのではと考える次第です。ただし、これはあくまでも私論、推論ですので・・・。
これは先日の買出し品から
問題:これはいったい何者でしょうか?

この画像だけで分かった方はすごいです。
散々迷って私は結論を出しました。したがって間違っているかもしれません。ちなみに店頭表示名は水戸正字濶縁でした。
ヒント:あきらかな覆輪、文字は陰起気味。銭径やや小さく、銅色は黒黄褐色。輪側面のやすり目は深く、刻印は小さいものが打たれています。
手ずれでしょうか、肌はずいぶん滑らかに変化しているようです。

答えは・・・
 
9月14日 【琉球の分類】
昨日入手した琉球通寶2枚。右が大字狭貝寶、左が中字長柱球肥字十進當です。長柱球と普通の中字の差は球の王の初画と求の初画が水平にならずわずかに王画が高いのがポイントです。実は肥尾球十進當と長柱球肥字十進當はほとんど同じ・・・琉球通寶図譜でも拓図上差は明確ではなく、当百銭カタログでは26図と29図は逆ではないかと思います。結局、勢陽天保泉譜の解説が一番分かりやすく、要はこの類は中間的なものがたくさんあるということなのです。
それにしても大字狭貝寶の文字は大きさを感じませんね。(さらに短尾球の類は文字が大きく感じません。)
中字は総じて通字が前のめりな短尾通です。
 
9月13日 【交通会館日記】
行けないと思っていた交通会館に、予定がぽっかり空いてご訪問。今日もタイムリミットがあるとはいえ3時間の余裕はありがたい。古銭商はおおむね割高商品が多いのですが、その中で発見をするのが楽しみですし、買えないようなものを見て目を鍛える意味もあります。今日も天保銭に狙いを定めて回ってます。
最初はN店。ここは全般にやや割高ですが、ときおりはっとするような品が並ぶこともあります。
曳尾広郭俯頭通厚肉とやらに目が止まりました。重さ25.5gとありなかなか立派。天保段位1級を目指してついに10枚目の曳尾です。割高だけどえいやっ・・・で購入。(これで一安心。でも自宅で計測したら0.5g軽かった。)
ここではかねてから気になっていた
不知長郭手覆輪白銅銭も入手。重さも22.5gあってなかなか立派。これ以外には雑天保銭を安物買い。1枚は郭内に鋳ばりのようなものがあって見るからに不知銭・・・これは良いと思って購入したものの・・・立派な焼け銭でした。
もう一枚は長径48.2㎜、短径31.8㎜、銭文径41.0㎜、重量19.2gで
不知銭長郭手縮形でした。(プチ掘り出し。)
続いてU店。ここの品揃えは立派で価格も良心的です。ここで琉球通寶の
中字長柱球肥字十進當を発見。(展示名は中字肥尾球十進當でした。)琉球の中字長柱球はほとんどが十進當気味で、店頭で十進當という名がつけられているものも多いのですが、本当に価値があるのは右端が縦画から離れているタイプ。琉球通宝銭図譜でほとんどが3~4位のクラスで、琉球銭中字の隠れた名品といわれる所以です。1万5000円しましたがこれは即座にGET。
田宮商会さんでは望外のオークション品の下見ができました。
582番背十の二つあるやつ・・・真贋不詳ながら良い出来です。583の輪十2ツ打も悪くない・・・穴がねぇ。584、585は不思議な品。私には語る資格はありません。593の大字はも文政のような安政のような不思議な品。3000円なら安いが買えるわけがない。594も江刺風ながら面白い。天保銭は619の不知銭はとてもきれい。620の玉塚は6月の八厘会ではじめて見た品で珍品です。627の琉球桐刻印は状態はいまひとつというもののお買い得品。中部地方の若手大物コレクターY氏と会場で遭遇。狙い目が一部重なってました。
(オークション登録したカードを帰り際に紛失してしまいました。田宮さんごめんなさい。)
C店には穴銭はわずかしか展示されていません。その中で琉球通寶中字1万円に目が止まる・・・あれ、おかしい。『これ、1万円で良いんですね、いただきます。』と、即座に購入。しまった、値切るんだった・・・と思ったのですが、後の祭り。私は笑顔を抑えられず、それができませんでした。きっと、天保仙人ならもっとうまく演技されるのでしょう。それは間違いなく
琉球通寶大字狭貝寶で状態もとても良いものでした。本日一番の掘り出しです。
琉球の大字は中字と紛らわしいものが多く、私は中字の2系統書体を覚えていて、それ以外を大字(あるいは小字)と判断しています。実際に大字狭貝寶は通字が縦長になる以外は中字より文字が小さく感じます。
ほくほく顔でK店へ。ここは天保銭は2割5分引きとのこと・・・ならば買いです。魚子地肌の不知長郭手と接郭を購入。接郭は強刔輪かと思ったのですが残念ながら普通の品でした。
不知長郭手縮形背刔輪(長径48.25㎜、短径31.8㎜、銭文径41.15㎜、重量22.1gは1万円ですからまず妥当な価格でしょうかね。久留米正字濶縁桐刻印なるものも見つけたのですが、状態が今一だったので断念。これは失敗かなぁ。最後によったT店。以前ここで細郭手の大濶縁を拾ったのでちょっと期待してました。そのときは無造作に接郭や繊字が本座とともに雑銭扱いになっていたのですが今回はきっちり価格が書いてありました。残念。
雑銭の中から本座のように見えるのですが、背にずれのあるものを発見。(痩通みたいですが岡藩ではないようです。)重さは18.5gですので
不知銭広郭手ですね。それと赤い萩方字を発見。値段は9500円の表示で高かったのですが、気になったので先の不知品とあわせ1万円で購入。あと、どこかのお店で買ったか(値引きのおまけで購入したもの?)分からなくなってしまいましたが水戸背異黄銅質と久水戸正字濶縁があります。水戸正字濶縁とされたものは不知銭広郭手ではないかと考えています。(額輪でした・・・。)
以上、収穫&大散財の一日でした。
 
 
9月11日 【会津濶縁小異】
ネットで会津濶縁小異という名前で出ていたものです。一般的な名前では会津濶縁離足寶です。
これに注目したのは面輪左の凹み・・・この瑕が会津濶縁=短貝寶からの写し説の根拠になるものだったからです。(仙人からの受け売り)
となると本来はこれは会津短貝寶覆輪刔輪とか会津短貝寶縮字刔輪というものなんでしょうかね。
寛永銭の場合は縮字=濶縁というやや強引な名称設定があるのですが、幸い(?)天保銭にはそのルールは適用されていません。
この手のものは私も偶然1枚入手していたのですが、やや赤みの強いタイプでしたので、淡黄褐色のこの出品に興味を強く惹かれました。
意に反して高騰してしまい2万円を超えたところで冷静になりました。雑銭なんでしょうけど会津は謎と魅力がいっぱいですね。
 
9月4日 【新発見?・・・俯永干用通母と島屋広文異品?】
四国のO氏から投稿画像が・・・ありがとうございます。実は先月のうちに頂いていたのですが、本業が忙しくゆっくり見ていませんでした。ぱっと見て、心に響き改めて本日見直して原品が母銭として未見品であったことに気づいたしだいです。(O氏もわざわざ記事に書いて下さっていたのですが・・・メクラ?老眼?)
その他にもいくつか画像を頂戴していますが、最近記事枯れ気味なので小出しにしてゆきます。
西国合同古泉会・高知大会 で、この品々、ひょっとすると会えるかもね・・・。皆様よろしく!(宣伝)
 
明和期俯永干用通(母銭)
外径28.8㎜、内径21.45㎜

四国のO氏が25年位前に入手した母銭だそうです。見事な干用通です。背郭右下の小星に注目。図会の拓にも同じ星がありますね。図会では母銭は未見になっています。
島屋文広文 外径25.45㎜、内径20.75㎜

やはりO氏が25年位前に普通の島屋文として入手した物だそうで、普通の島屋文は持っていないとのこと。O氏いわく『文』の末画の打込みがやや長いのでは?・・・そのとおりですね。郭の形から横ズレ変化の偶然でもなさそうなので、島屋長文とでも呼んじゃいましょうかね?島屋は小さな変化が多そうです。
余談ですが平成19年の銀座コインオークションに出た島屋文、画像では間違いなく広文でしたが、原品は小さな鋳だまりの変化でした。
 
9月1日 【裏目の日】
本日は不調であります。まず、ネットオークションの品・・・中郭確実と思いきやとても微妙。中郭手のようなそうでないような・・・広郭の広穿というものもありまして私はいまだにこれが分からない。でも少なくとも今日のものは大当たりではなさそうです。
もうひとつも天保・・・不知品かと思いきや、銭文径がほとんど本座・・・でも0.3~0.4㎜小さい。外径は1㎜くらい小さい。ただし重量は規定以内。刔輪のような痕跡は見えるので不知銭で良いかなと思うのですが微妙・・・。馬鹿な買い物確定ですね。
さらに暑気払い古銭会で『寛文期亀戸銭正字背文寛上削輪』としたもの・・・どうも先に発表した例もあったようでして、また最近の収集記事に一部同じものがありました。ただ、すべてが全く同じというわけではないのですが少なくとも記事の修正と、全体発表トーンの修正が必要です。追い討ちをかけるように本業での発表で配布した資料に、重大な記載ミスがありまして関係者に大変なご迷惑をかけてしまいました。功をあせって細部まで確認しなかった私の思い込みのミスでしてお恥ずかしい限りです。
良かれと思って発表したのですが・・・大筋は間違ってなかったのですが・・・でも、間違いは間違いですね。
こういうのを裏目というのでしょう。そして欲目がなせる業ですね。目茶苦茶に駄目な日で目も当てられません。(涙)
 
 

8月28日 【西国合同古泉会・高知大会】
土佐古泉研究会の山添氏から突然案内状が届きました。直接お話したことはなかったのですが、ネットオークションの縁で連絡先は互いに分かっておりました。考えてみると日本で未だ行ったことのない県は 高知・愛媛・福井・富山・鳥取だけになりました。声がかかるだけで光栄です。
とりあえず簡単に内容を記します。

日時 平成21年4月4日 16:00~(受付)
会場 桂浜荘 高知市浦戸城山830-25 電話088-8441-2201
行事(4日)
14:00 竜馬記念館見学・桂浜散策(希望者のみ)
16:00~18:00 即売会
18:00 前夜祭
20:00 ヴォイスオークション
(5日)
 7:30~ 9:00 記念品展示・即売会
 9:10~ 大会式典
10:00~ 記念講演・研究発表
10:30~ 盆廻し・入札会
12:30~ 昼食会 13:20(散会:観光)
費用
Aコース(前夜祭・宿泊・大会:記念銭譜)25000円 フルコース
Bコース(5日から参加:記念銭譜)10000円 大会のみ参加コース
Cコース(前夜祭・宿泊:記念銭譜)15000円 前夜祭で燃えて早帰りコース
(記念銭譜のみGETしたい方)3000円(送料込み)

申し込み期限
平成20年10月31日(必着) → この点はまだ間に合うかもしれませんのでお尋ね下さい。
予約金 Aコース・Cコースの方は予約金5000円の入金が必要です。
予約金振込先 ゆうちょ銀行 記号16410 番号7796611 山添春男
連絡先 〒781-5103 高知市大津乙3175-6 山添春男 電話088-866-2252 FAX088-866-2265

以上、勝手なご案内です。

間違いがあるといけませんので参加希望の方は事前に電話等でお問い合わせ下さい。(記念銭譜作成・盆廻し・展示品・支払いについて)

 
8月26日 【馬鹿な買い物か?】
ネットオークションで天保銭5枚を購入5500円。そのうちの1枚は絶対中郭・・・だと思っていたのですが、画像を見れば見るほど不安になってきます。宝くじよりよほど確率は高いのですが、眼力ないし、前科は多いし・・・中郭手かなぁ・・・。
 
8月24日 【書けないお話】
最近、各方面から見聞きした書けないお話が増えてしまいました。真贋ポイントなど、たしかに書いたらすぐ修正されてしまいますものね。そういう意味では製作過程を知ることはとても大事で、職人の気持ちになればありえないものには手を出さなくなる・・・というわけです。ところが贋作者がマニアや研究者だったら・・・これが大変難しい。有名な寛永堂、ラムスデン、福西常次、加賀千代・・・みんな収集家であったり、研究者であったりします。これはやっかいです。
近代古泉界ではかなり有名な方々も贋作に手を染めていたらしい。業界の方々は知っていながら口をつぐんでいるようです。でも、やはり贋作はいけませんね。
また、昔の大家は贋作と知っていながらわざと銭譜に載せて遊んでいることもあるようで、本当に眉唾、魑魅魍魎の世界です。

探し物をしていたら雑銭箱の中から薄っぺらい薩摩広郭が出てきました。雰囲気的には深字なんですけどちっとも深字じゃない・・・この感じは言葉ではあらわせません。計測してみると2.2㎜ジャスト。とりあえず拾い物が出ました。(探しているUSBと仙人から頂いた筑前の資料が見つかりません。恐ろしいことに資料は娘のお絵かき用紙にされてしまった可能性があります。)
 
 
8月23日 【遭遇】
天保仙人からお分け頂いた月刊天保銭を流し読みをしていて、ある記事に目が止まりました。88年4月号のD氏の不知銭八題という記事なのですがその中の一枚に見覚えのあるものが・・・長郭手背大爪百という名称なのですが、そういえばそんなもの持っていたな・・・くらいの記憶。当然ながらHPにも掲載していたのですが、爪が長いことには気づいていましたが鋳だまり変化かもしれないので、鋳写縮形という確実な名称にしていました。念のため実物を引っ張り出して照合してみると、あらら・・・どんぴしゃ原品そのものです。
インターネットで1万円で買ったものなのですが由緒正しい品だったのですね。驚きの遭遇です。(名称変更させていただきました。)
← 投稿画像から
文銭なのですが、永の右打ち込みがぐにゃりと曲がって見えます。下部の鋳だまりと上部鋳穴が起こした偶然の変化なんでしょうが、面白いので掲載します。ただし、この手の変化はあまり追いかけすぎるときりがありませんのでご注意を。

※第19回江戸コインオークションのカタログ予約が始まっています。
郵便振替 00180-5-419696 ウィンダム(株) 2000円 です。
 
8月21日 【収集の未収本】
調子に乗って月刊 収集の古本をさらに追加購入。けっこう買ったと思いましたが、まだ100冊ぐらい未収のものがあります。おかげで本棚があふれてしまいそうです。
市場入札で仙台御用銭が出ていたり、会津長貝寶の母銭発見の報告やら、俯永縮字の発見の報告やら面白い記事がありますね。
市場入札などもう一度参加したいぐらいです。まぁ、この手のものは急ぎませんのでのんびりと集めるに限りますね。
年号/月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  11 12
 1976年  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - ×
1977年 × × × × × × × × × × × ×
 1978年 × × × × × × × × × × × ×
 1979年 ×       × × × × ×    × × ×
 1980年     ×     × × ×     × × ×   
 1981年    × × × × × × × × × ×   
 1982年       ×      
 1983年     × × × × × × × × × × ×
 1988年 × × × × × × ×     × × ×
 1989年    × × ×                
 1991年         × ×            
 
8月16日 【収集3年分】
収集の85~87年までをお譲りくださるというメールを頂き、即答・・・ください!でもって現在古本と格闘しております。
お譲り頂いた方・・・ありがとうございました!
幸い、女房、子供は私を置いてバカンス中でして数日間は古銭三昧できそうです。ざっと流し見しただけですが、85年の7月と12月に見覚えのある天保銭が・・・。いずれも同じ品です。再出品されたようですが2度目でようやく落札されています。
それはまさしく仙人宅で見たやつです。見たところ平通なのですが通尾がぴょこんとはねているもの。鋳だまりだと思うのですがY氏が面白がっていたので画像も採取してありました。
ひょっとすると誰か類品をお持ちではありませんか?

※画像の品と収集の品は天字の横の鋳肌から同一品ですね。我ながら良く見つけたと思いますが・・・。
大西良彦氏による寛永4文銅銭の鋳期別存在比率
収集87年4月号より

このほかに銭種別の存在比率も掲載。東北地区の研究ながらすごい資料です。
入札に出ていた天保の大錯笵

本物だとしたらすごいしろもの。できすぎか?

※多分、加賀千代の贋作

86年に水戸大濶縁母という名前で出ていたもの。ちょっと不思議な品。眉唾、眉唾?

その他、面白い記事がところどころに出てきます。他のバックナンバーも欲しいですね。
 
8月13日 【問題発生中】
虎の尾寛小字は無事発見しましたが、パソコンが不調でした・・・原因は大量の画像処理によるメモリ不足とサーバー許容量の限界にあるようです。仙人宅で採取した画像類を一度に転送しようとして、パソコンが一時的に消化不良を起こしたのが原因です。原稿推敲と画像アップ作業もあって半徹夜が2晩続いてしまいました。サーバーは契約容量の98%まで達していて残りは1メガしか残っていません。容量アップをすれば良いのですが維持費も馬鹿になりませんので、大型の画像を一部処理するしかないと思います。どうしようかしら・・・。
仙人から頂いた天保通寶研究会の天保銭は面白いのひとこと。仙人宅に早めに到着したところ、卓上に1冊200円の値札でご自由にお持ち下さいとあったのですかさずキープ。他の方々が来る前に・・・という反則技スレスレ?(反則アウト?)で入手してます、参加者の方ごめんなさい。
 
ネットで入札した寛永銭
文政正字ということでの出品でしたがでしたが予測どおり密鋳銭でした。面にぶつぶつがなく、内径、背内径とも縮小しています。小字にも見えますが通字があがり寶字とのバランスが悪いので正字ですね。仰フ永になっていて面白いです。浄法寺系かと思ったのですが輪側面のヤスリ仕上げは確認できず、延展の加工もあるようです。あるいは後天的加工かとも考えたのですが、内径や穿の大きさからみてやはり密鋳とすべきものですね。
 
8月12日 【大騒動】
仙人から頂いた宿題を2晩がかりで仕上げました。最終原稿はかなり削っています。(仙人にお送りしたものよりさらに贅肉を削ってシンプルにしました。)本日、収集誌に仮送付しています。また、暑気払い古銭会で撮影した画像をかなり掲載しています。ただ、映りが悪く使えないものや、失敗して使えない画像もたくさんあります。天保銭と錯笵のところ中心にたくさん追加画像があります。ところで、Ⅰさんから虎の尾寛小字の赤銅銭をもらったのですが、原稿と収集品の山に埋もれてどこかに行ってしまいました。探す範囲は狭いのですが、本の間などにまぎれてしまうとやっかいです。明日は家捜しです。 
 
8月11日 【暑気払い古銭会】
8月9日、天保仙人宅に押しかけ暑気払い古銭会が行われました。参加者は私以外にはY氏、N氏、Ⅰ氏です。仙人からの豊富な話題・・・最後には仙人家の出自の秘密など古銭談義以外にも及び、時間の経つのが早いこと・・・仙人、長居をしてしまいましてごめんなさい。あまりにも内容が濃すぎて、かつ秘密の話が多すぎてここには書ききれません。(書けない内容もたくさん!)
そのような中で仙人に託された文銭の変わり者の原稿を現在作成中です。(80%仕上がり)本当は今夜中に仕上げる予定だったのですが、酔っ払ってしまい眠りこけてしまいました。元所有者の意向を酌んで、月刊収集誌上に投稿する予定ですのでここには詳細は記載できませんが、仮称だけ申し上げますと
『寛文期亀戸銭正字背文寛上削輪』です。
その他、仙人提供の貴重な品々の画像を現在、調整中でして今週には掲載します。帰宅したところ、横浜古銭会から落札品の山々・・・支払いが本当に大変になってしまいました。うれしい悲鳴・・・と間抜けな悲鳴。仙人宅でお分け頂いた琉球の小字狭足寶・・・同じものが落札品で届いてました。本当に馬鹿ですね。実は琉球の大字桐刻印も落札していました。しかもこんな価格で良いの?・・・といった価格で。経済的な理由で琉球の小字狭足寶は早急にどちらかを放出せざるを得ません。
その他、ネットで購入した『文政正字』は狙い通り密鋳銭でした。多分浄法寺系なのでしょうが、書体に歪みが出るほど延展されていて非常に面白いです。心配なのは雑銭の会・・・また、HPが開きませんね。大丈夫かしら。
また、暑気払い古銭会でも話題になったのですが、福岡離郭の濶縁と思しき出品物・・・とうとう10万円を超えて落札されてますね。初値が1000円ですのですんごい価格ですが、悪くないという評価でした。(ただし真贋は不明です。)落札された方、ご連絡を下さい!
 
仙人宅で撮影した画像を見ていて、重大な失敗に気づきました。ひとつはスキャナーの背景に置く布を忘れたため、画像が暗くなってしまったことです。天保銭は分厚いのでスキャニング中に横から光が入りやすく、コントラスト補正機能が働いて肝心な画像が真っ暗になってしまいやすいのです。
なお、拝見した品々で特に印象深かったものは・・・
会津短貝寶の大様・・・分厚いなんてもんじゃない!
薩摩広郭の厚肉・・・32gもありました。
薩摩広郭の薄肉・・・15gほどしかありません。
薩摩広郭の面背逆製・・・勉強になりましたね。
勇文・萎字・・・泉談中、無造作に机の上にずっとありはらはら・・・
仙台銭の数々・・・あの肌は忘れません。
いずれアップロードしますので・・・。
 
8月8日 【明和期正字大爪永?】
ネットで発見した変なもの・・・18枚で800円のなかの1枚。気持ちよいほど永の爪が目立ち大きい。そして自然です。本日、品物が着きましたが爪の部分は自然でした。偶然の変化の可能性が高いとはいえこれは面白いですね。最近の手替りは鋳だまりや鋳不足に近いものまで取り上げられる傾向にありますが、あまり微細になりすぎるとかえって嫌味が生じてしまいます。変化は源氏名がつくようなものが楽しいですね。とはいえこれはまだ変化と言えるようなものじゃないですから・・・。どなたか類品をお持ちの方はお知らせ下さい。
 
8月3日 【当たった・・・】
ネットオークションで入札していた曳尾が・・・『キターッ』・・・それも複数枚・・・『キターッ』 まずもって予定外。本命は曳尾の細字大字で、画像見立ての正合はいまひとつ分かってないながら、出品者の判断を信じてのおりる気なしのブンブン丸状態でのぞみました。
でもって、その他の曳尾もブラフのつもりで最低価格で入れてたらあっさり2枚落札。ライバルどもはバカンス状態だったのか?これは意外でした。これで手持ちの曳尾は一気に7枚になり、仙人の道へまた歩みを進めた格好になりました。それにしても道のりは遠いです。目指せ1級!できれば初段!私の闘争心と家計には火がつきはじめています。
 
7月29日 【下手な鉄砲も数撃ちゃ・・・】
ここのところ何の収穫もありません。ネットを見るとまた曳尾がたくさん出ています。こうなったら乱れ撃ち・・・本当は狙い撃ちが正解なのでしょうが、やけくそで一通り応札してみます。
落ちればラッキー、そうでなくても家計が助かる・・・というわけでどちらに転んでもうれしいはず・・・。ただ、ここのところ入札誌関連も乱れ撃ちしてますので全部落ちたら恐ろしいことになりそうです。
まぁ、今年はほぼ全滅状態ですので問題はないと思いますけどねぇ。
四国のK氏からの投稿画像。銭径は48.5㎜で刻印は非常に小さな桐刻印とのことです。
高知額輪(濶縁肥郭)に見えるのですが、銅色も赤茶っぽくて拡大画像を見ると額輪っぽくなく見えるので不知品の可能性もあると見ておりますがいかがでしょうか。
濶縁で小様なのはとても可愛いと思います。
水戸(久留米)正字・・・肌が違う。
秋田本座写し・・・覆輪されているので違う。
秋田小様・・・銅質、鋳肌が違う。
会津濶縁・・・背の花押が違う。
高知額輪・・・一番近い、でもなにか気に入らない。小様の割りに濶縁であること、銅色が赤っぽいことなど。輪の様子が額輪っぽくないなど違和感あり。
でもやはり額輪かなぁ・・・。
(額輪でした!)
 
7月22日 【純白の誘い】
駿河402号に純白の天保というものが出ています。この手のものはすでに薩摩広郭で痛い目にあっているので本来ならば慎重にゆくべきなんでしょうが懲りていません。純白・・・それは妖しい響き・・・そして品物そのものがまた妖しくかつ怪しい。
だめもとでGOなのです。だれか阻止して下さい。
ところで奇品館に載せてしまいましたが先日逃した深字降久(短尾久)はあらためて見ても名品ですね。買えなかったけど感心してしまいます。
 
7月20日 【収穫なし】
縮字背文深冠寛がネットに出ていて、だめもとで応札・・・やっぱりだめ。この手の手替りに数万円はきつい。手に入らなくてよかったよかった・・・とは負け惜しみ。同じく天保の曳尾細字と錯笵類がでていてこちらも首を突っ込むもののやはり惨敗。錯笵がこんなに高いの?・・・とは思うものの本座の見事な錯笵だったのでこれは欲しかったな。
ここのところ収穫がなくて家計は安泰です。収集に退点文小文が出てますね。え~い、これもいったれです。金に自信のある奴はかかってきなさい。こっちはいつでも負けてやる覚悟です。

ところで・・・
第5回 穴銭友好クラブの日時が決定したようです。今回は地方での開催。
平成20年11月8日 午後2:00から 静岡県伝馬町10-5 『マイホテル竜宮』 
宿泊6500円 宴会7000円 記念泉譜代4500円 申込は10月15日締切り
〒424-0038 静岡市清水区西久保415-5 望月誠 電話090-3832-3867 FAX054-364-0402

勝手に宣伝している状態ですので、お申し込みされる方はご自分でもう一度お調べくださいね。
 
7月15日 【仙人からのお誘い】
仙人から『お宅訪問』のお誘いが・・・。あっちの水は『甘~い』に決まってます。絶対行く!何が何でも行きたい!日程調整をしなければ・・・とあせっています。仕事柄、地域のお祭りにあちこち顔出ししなければならないので明日までに予定表をつくりたいです。画像をたくさんもらってコレクションしたいですね。それと謎の寛永も気になります。本当にわくわくしてます。
あわよくば仙人の不用品をお譲り頂き、少しでも初段に近づきたいと思っていますが、これは虫の良い話かな?
ネットオークションにも気になる品がいくつか出ています。どうせ高騰しちゃうのでしょう。でもおもしろいし欲しい。
それと本日到着した横浜古泉研究会の入札誌が充実してすごいですね。発表多数でもうこれは資料本です。発行者のS氏は大変だと思いますが、是非継続して下さい。応援してます。だから落札させて下さい!
ところで記事中に文源郷氏もネットオークションで失敗をした記述があってしかも病気だといいます・・・思わず笑みが・・・。弘法も筆の誤り・猿も木から落ちるのたとえがあり、私のような小人が間違えるのは当然なのですね。虎穴に入って豚児を得る。肉を切らせて骨もたたれる、しゃぶられる。それでもこの趣味やめられません。誰か助けて!
 
7月13日 【曳尾の人気再び】
曳尾破天という名でネットオークションに出ていましたが、正しくは跛天です。跛の文字はあまり良い意味ではないのですが『ちんば』とか『びっこ』の意味。天保通寶と類似貨幣カタログでも破天になっているから、そのうち破天という名が定着してしまうかもしれないですね。
当然のことながら私も参戦して、4万円付近までは追いかけましたが、後一声が出せませんでした。
CCFに行けない腹いせに、昨夜、すし屋おごっちゃったから弱気でした。すし屋にさえ行かなければもう少し行けたかもしれませんが、CCFに行ってたらすし屋には行ってないでしょうし、結局は買えない運命だったのでしょう。画像の勝手な拝借は私の最後の抵抗です。(ごめんなさい)
こうしてみると良い顔してますね。
あぁ、あのとき、お酒の追加を頼まなければ・・・・。
 
7月11日 【慶長通寶】
まずは冒頭に・・・Yさんごめんなさい。慶長を売ってしまいました。
どのくらいの価格になるか興味津々だったのですが、写真写りが悪かったため意外に伸び悩み8000円台後半で、中京地区のマニアに落ちました。研泉会の会員の方なので公式研究資料に掲載される・・・とのことです。
細分類名は
異頭通四ツ千鳥で、末鋳小様の伝世美品と絶賛されました。これだけ小さくて背の形成が良いものは私も少ないなと本能的に思っていたのですが、良い人に落ちたと感心しています。
正当な価格は多分落札価格の倍以上で安くても1万円以上と思っていたのでちょっと拍子抜けしてしまいましたが、ネットオークションはときどきこんなことがありますし、本当の価値が分からないものが所有するより研究者に喜んでもらえたので良しとします。
Yさん・・・売ってしまったのは惜しかったけど良い物でしたよ。こういうものをたくさん見つけてくださいね。
古寛永の記事をあまり書いていないなぁ・・・と思い、久しぶりに画像追加しました。
この背の画像だけでおおよその銭種が推定できれば・・・貴方はかなりの病気です。もちろんこれだ!っと言い切れるものではありませんが、このぐちゃぐちゃとした背の銭種を想像できる方は泉志を相当読み込んだ方だと思います。
背輪が歪む・濶縁・郭が広く丸くない・・・さぁ、何でしょう?
珍品ではありませんが私はこのような変化にゾクゾクとした快感を覚えますね。

→ 正解はこちら! 
 
7月8日 【曳尾の人気】
ネットオークションで天保銭の人気が高騰。とくに書体が特徴的な曳尾は人気が高く、これには参ってます。登場回数から見てある程度の数があると思うのですが、けっこうコアなファンが多いようです。出品者がつける分類名についてはあやふやなものが多いのですが、とにかく変化が多く美銭が少ない。先日も長曲点保気味なものが出ていたのですが2万円超の人気であえなく降り。
玉塚の薩摩も3万円超で負け。まぁ、落ちなくて良かったかしら。今月はオークションが2つあるのですが多分出席は無理なのです。買う力はあまりないのですが・・・。
ところで雑銭の会で仙人がまた何か発見したようです。とても気になります。
 
 
7月5日 【会津濶縁離足寶の発見?】
旅先(石川)から帰宅したところ、ネットオークションで落札した高級品の会津濶縁離足寶が到着していました。早速観察すると、どうも手持ち品の通常品に比べて銭文径が小さそう・・・。ノギスで計測すると0.9㎜も小さく40㎜を切っています。これは良いことを見つけたと喜んで当百銭カタログを見ると・・・あれれ、離足寶の標準銭の銭文径が39.8㎜になっています。
天保通寶と類似貨幣カタログの拓はどうも40㎜を超えていそうですので、当百銭カタログは再覆輪を標準銭にしたのではないかと思います。いずれにしても銭文径に差がこんなにあるとは考えていませんでした。
 
 
7月2日 【天保銭病に罹患】
ここのところ天保銭ばかり追いかけております。気がつけばトイレの中や寝しなにも泉譜を眺めてます。原因は仙人のパワーのおかげ・・・(せい?)・・・のようです。仙人の誘惑の罠・・・それとも思う壺なのか見事にはまってます。一時は処分してしまおうかとも考えていたくらいなのですが、最近一番増殖しているのがこいつらです。もちろん、寛永銭もやっているのですが、通用銭レベルで購入できるものがもうほとんど残っていないのですよね。大量見聞録の宿題は残っているのですが、のんびりやるのでこれはもうちょっと時間がかかりそうです。
困ったのがお金がないということ。知識レベル以上に経済レベルの差はいかんともしがたい。売って資金を捻出しようにも売るものがない・・・手放すのはみんな惜しい。ボーナスは確実に減っています。でも天保銭に恋してます。
 
6月30日 【大量見聞録の行き詰まり】
とりあえず四ツ宝の広永を終わり・・・ということにして次に移ろうと考えていたのですが、大量の現物を見て困った。荷札には広永545枚、勁永1240枚、勁永広寛1120枚、跳永700枚、俯頭辵340枚、未選別1950枚となっております。広永の挿しにも2割近くの計測不能、あるいは不適当な品(誤選別と劣品)が入っておりましたが、その他の品種はもっと状態が悪く少なくとも背内径の計測は困難というより不可能だと思います。したがいまして今後のアプローチを大胆に変更するしかないだろうと今は考えています。外径、面内径、重量を測り、背と銅質の特異銭を選ぶぐらいしかないでしょう」。計測範囲が狭まればスピードも多少UPしますから・・・。
 
 
6月28日 【八厘会】
重い荷物をひっさげて上京・・・そう、八厘会です。天保銭のマニアが集まるこの会はきっと魑魅魍魎や妖怪だらけと思いきや案外敷居の低いところでした。出し惜しみしない私は、全財産の天保銭を持っての上京ですから重いこと重いこと。
ただし、会場の中の方々たちは100万円単位の話をさらっとされる・・・やはりここには怪物の住家だったのかしら?
私はというと初参加なのにずいぶん生意気な発言ばかりで、大変失礼しました。赤い薩摩を披露したのですが、どうやら変色品らしい・・・ちょっとがっかり。(仙人が一生懸命色合いをほめてフォローしてくれました。)かわりにCCFのときに雑銭価格で購入した不知天保が良い品ということでなんとか気持ちは埋め合わせできました。(購入価格は2枚で5000円いってないので、がっかりするほうがどうかしているのですがね。)
勉強は土佐額輪とその類似銭についての比較でした。土佐額輪、南部民鋳、秋田小様、秋田本座写など私もようやく見分けがつくようになりつつあります。また、雑銭の会で購入した会津濶縁様の不知品はやはり会津でOKとのこと。このあたりがまだ難しいですね。
実は会が始まる前に野崎コインに行って散財しておりました。野崎コインの息子さんも参加されていて、仙人は商売人として一生懸命育てようとされているようでほほえましかったですね。また、小学校3年生の坊やの参加もあり、私も思わず小役どころの天保をプレゼント。たぶんこの子はこの世界にはまるでしょうね。現役の大学生もおり、なかなかの面子ぞろいでした。大変勉強になります。
個人的にはもっと他人の所蔵品が見たい!目を肥やしたい!そんな思いがいっぱいあります。ただ、7月、8月は第4土曜日がともにお祭りの予定日で夏の古銭会、八厘会ともに参加不能状態・・・残念です。
 
6月20日 【方泉處揃う】
下町古銭会から荷物が・・・ひさびさに落札品、それもでかい。季刊方泉處の山です。なかなかマニアックな本なのですが、天保や寛永の記事は面白く、私に与えた影響・・・といいますか私の心に火をつけて油を注いだのはこいつのせいです!方泉處はすでに15冊ほど持っているのですが、欠本がなかなか入手できないでいました。そこで一括購入に出ていました。1冊あたりに換算する1300円ほどなのですが、23冊もそろうと・・・けっこうな金額です。手持ち品を売却すれば半分は回収可能でしょうかね。
私の原点でもあるのですが、当時の本としては結構高かったので、定期購読はしていませんでした。
ただ、一番読みたかったのは実は増尾富房氏の『近世古銭家列伝』でして、この中に絶対に寛永堂、稲垣尚友の記事が出てくると思ったからです。増尾氏は藤原貞幹の研究をライフワークにしているので、同時代の稲垣は絶対出てくる・・・そうなると贋作者としての稲垣の素顔が分かるかもしれない・・・と、大いに期待していたのですが、残念ながら稲垣の記事はありませんでした。がっかりです。
方泉處がもう少し続いていれば出てきたのにと、思うのですが・・・。
これで今月の出費は10万円を越えて15万円に迫ります。ボーナスとんでます。大変です。
 
6月18日 【CCFオークション】
開催日は7月12日(土)で午前10時からホテルパシフィック東京ですが、お目当ての第二部は午後3時からです。攻撃目標は設定しましたが、郵便か参加か微妙なところ。6195番の南部大黒の桐刻印は暴々鶏氏などが興味を持ちそうなところ?(値段がよいので私は手が出ません。)
月末の八厘会の参加を目指して最近は天保銭を再整理していますので、大量見聞録の計測が少しおざなりになってきました。まずは四ツ宝広永の月内完了をしなければ・・・。
6月16日 【某氏の掘り出し】
練馬雑銭の会で、あのお方がまた掘り出しをされたようです。その某骨董店の情報は私も聞いていたと思いますが、縁がなかろうということで忘れてしまいました。それにしても選り出しの先客(しかも名古屋)がいるほどのお店とはすごいですね。2日間で3万枚の選銭とはまたすごい。私は多分5~6000枚くらいでくたびれ切ると思います。
画像下さい!とくに謎のやつ。
 
6月14日 【天保銭がいっぱい】
交通会館に行ってしまいました。そしてウン万円も使ってしまった。)購入した直後は『しめしめ大成功・・・』とほくそ笑んでいたのですが、時間が経つにつれて背中に冷たいものが走る感覚に襲われています。ここのところ寛永銭類にめぼしいものがなく、仙人の影響で天保銭ばかり目が行ってしまいます。それも買いに買ったりなんと11枚も・・・。(安物中心で・・・)ちなみに購入品は・・・
萩 曳尾細字・・・これは納得ゆく品、高級品。
萩 曳尾狭天・・・店頭では 曳尾縮字の名称。曳尾にしては高いのに惑わされて購入。狭天は持ってたのに・・・。
不知 長郭手覆輪白銅・・・8500円+値引きでまずまずのお買い得品。ただし、やや歪みあります。
水戸 反足寶
・・・正字濶縁の桐刻印だと思って喜んで購入。調べてみたら反足寶の立派な濶縁でした。
薩摩 広郭純赤銅銭・・・薩摩写見っけと思って購入したのですが初見品の銅替りでした。超お安い価格の掘出物!
不知 広郭手縮形銭・・・長径47.7㎜、重量は15.6gしかないもの。傷はありますが2000円以下ですよ。
薩摩 広郭無刻印
・・・1000円コーナーで発見。以下も同じです。
不知 広郭手郭内未仕上・・・18.5gの軽量銭です。
不知 広郭手厚肉・・・こちらは23.5gある規格外品。肉厚は目立ちます。ただし銭文径には異常がない。不思議。
秋田 本座写・・・これはついでということで・・・。
あとの1枚は本座の長郭でした。失敗しても1000円です。でも不知だと思って買った落胆は大きい!
割高の曳尾を購入したのはやはり段位を意識してのこと。しかし、曳尾10種というのはきつい。狭天は2枚目だから大ショックです。まぁ、全く同じ品ではないんですけどね・・・。離郭10枚も大変です。
他のお店ではとりあえず顔つなぎで250~4000円のお買い物・・・これが無駄?
購入品は文政離用通の美品(次鋳)、密鋳四ツ宝跳永写、古寛永岡山婉文背濶縁広郭と古寛永岡山婉文濶縁、亀戸繊字小文刮去純白銅銭(これはけっこう良い品)、明和小字厚肉銭。
まぁ、高いのは萩天保だけで、あとは不知長郭手だけが5000円オーバー。主力は1000円コーナーの天保銭群です。
こういうのを買い物上手というのか、安物買いの銭失いというのか・・・。少なくともお金と妻の信用は失いました。
 
 
6月13日 【大量見聞録300枚達成】
と、いっても四ツ宝銭広永の3分の2弱が終わっただけです。残念ながらさして新しい発見は現れておりません。
ネットオークションでは天保銭の水戸背異(黄銅質)と文政小字の大様を入手。合計2400円。文政小字の大様は重さ7g、外径は28.7㎜、内径20.8㎜で・・・普通銭の大きい奴でした。
うさばらしに明日は東京交通会館へ行きます。ただし、明日は夜勤徹夜になると思いますので無理はできません。
 
 
6月12日 【郵便トラブル】
ネットオークションで入手した玉塚天保が到着・・・と思いきや、中味は似ても似つかぬ中国絵銭でした。郵送の中味を取り違えたようです。このようなトラブルはネットオークションをはじめてから3年間で4回目、中味間違えは2度目です。
私にしてみれば高額商品ですし、興味ある品でもあります。返送の手間暇も大変なのでできればご勘弁願いたいところです。ただ、取り違えの場合は受け取った相手が速やかに返してくれるか否かがネックになります。
解決するまでイライラの日々が続きそうです。
 
6月10日 【オークションネットⅥ】
オークションネットのカタログが到着。相変わらずきれいな写真が満載です。今回は第一部『世界のコイン』と第二部『日本紙幣貨幣・古金銀・穴銭』との2部構成のようです。元々外国コインに強いお店なので、第一部はにぎやかな内容です。
私の専門の日本穴銭は今回はちょっと控え気味・・・でも、何か買わなくちゃね・・・というわけでメール応札です。オークション当日は勤務ですので行けません・・・悪しからず。
それにしてもきれいなカタログですねぇ・・・これで採算取れるんでしょうか?(余計な心配?)

オークション・ネットのCoin auction 6月15日(日) 東京交通会館12階
第一部 11:30~ 第二部13:00~
カタログ資料請求先 〒105-0013東京都港区浜松町1-15-5コープ浜松町1F 1000円
 
6月9日 【久々の収穫?散財?】
大量見聞録の記事のために石川氏から送られた四ツ宝銭に取り組んで2週間あまり・・・計測がすっかり毎日の日課、ノルマになってます。ところで送られてきた古銭は分類された状態で送られて来ているのですが、石川氏も人の子でときどき別の銭種が混じっています。現在は四ツ宝銭の広永をやっていますが、一番混入率が高いのが意外にも猿江の小字類です。
昨日も計測中に1枚発見しましたが色が赤くて銭径が少しいびつ・・・穿内も広げられていて肉厚充分・・・あっ!密鋳銭だ!と、即座に思いました。このような見落としは歓迎ですね。
さて、雑銭の会から不知天保大様が到着。色が赤くて厚みも充分・・・第一感は会津濶縁ですね。会津濶縁と水戸(旧久留米)の見分けは非常に難解で、春の古銭会の席上でもⅠ氏持参の天保銭を・・・『会津系じゃないかな』・・・と思って仙人に聞くと、即座に『久留米背異替濶縁です。』とのお答えでした。そのときは久留米は肉厚が薄いものが多いとのことでしたが、厚いものもあると銭譜等にはあります。
ついでにネットオークションで水戸(久留米)深字の玉塚天保『吾が鏡』を落札。これについては今のところ真贋不明ながら、私的にはOKの品です。
以上、見立ての結論は保留とし、月末に八厘会に参加して教えを乞おうと考えています。それにしても段位認定、仙人への道も大変です。
 
 問題の品です。画像より現物はやや黄色っぽい感じの赤茶です。肌は拡大してみると完全に会津の砂目。厚みも充分あります。ただし、不安要素はやや広穿気味に見え、銭体全体が横に押し広げられたような印象を受けること。それと会津濶縁にしてはまだ黄色味が少し足りなく感じることです。
有識者のご判断、ご投稿をお待ちしております。
長径49.1㎜ 短径32.95㎜ 肉厚2.7㎜ 重量21.4g
※やはり計測結果は本座基準に比べてわずかに横幅があります。

密鋳系の猿江小字写 →

計測はしてませんが、銅色やつくりからみて銅写しのようです。小型で可憐ですが厚みは充分あります。
銭形がややいびつなのも味があります。
つくりの雑なところは水戸(久留米)刻印も・・・
暴々鶏氏もそのような見解?・・・難しいですねぇ。
→ 仙人は一目見るなり会津濶縁・・・だそうです。さすが!
 
6月8日 【アクセスカウンター140000万人】
早朝、HPを確認したら来訪者は14万137人でした。どうやら前日のうちにアクセスが14万人を突破したようです。13万人突破が3月29日でしたから、4月、5月とあわせ70日くらいで1万回を積み上げたようです。開設日から1500日あまりで14万人ですから、1日平均90人以上の来訪者、4~5月に限って言えば単純計算で1日140人あまり・・・。サイトとしても成長しています。・・・と、つまらない計算と自慢の披露をしてしまいました。
最近は良い買い物があまりありません。仙人の策略に乗って、興味が天保銭に傾きつつもあります。これは某文銭マニアのS氏もおっしゃっておりましたね。天保銭の相場が上がらないことを祈るばかりですが、最近は競り合いがきつくて大変です。
この間は小型の不知天保をネットで見つけましたがだめでした。出品者も競り合った方も私のサイトにときおり登場される方のようです。48㎜未満の天保銭で覆輪のあるものは多分、超珍品です。かわいいやつで欲しかったですね~。
 
5月30日 【不知長郭手?】
ネットで気になったものを確認で落札。1000円です。何の変哲もない長郭ですが、郭の仕上げに異常をみます。
先日、春の古銭会の席上で仙人から 郭内がでこぼこするようなものは(本座では)廃棄対象となるので本座ではない とお聞きしましたので不知品ではないかと思うしだいです。
まぁ、失敗しても痛くない出費ですし、興味本位ですね。到着したら観察してみます。

※長径49.75㎜ 銭文径41.6㎜ の立派な本座長郭でした。郭内はややでこぼこなんですけどねぇ・・・。
 
5月28日 【拝啓 坂井様】
この趣味をやっておりますと様々な有名人の方から連絡を頂戴するようになりました。本日、九州の坂井博文様からまた丁重なお便りが・・・。その中で・・・5月10日の輪十場替もどきが亀戸小字とのご指摘・・・『あっ』と思いました。ネットオークションの出品名と輪十という先入観から書体を見るのがおろそかになっていました。寛尾も長く跳ねてますし、寶足も跳ねてます。顔から火が出てしまいます。あぁ、全国に恥をさらしてしまいました。ついでにもうひとつ5月18日の退点文の退点文もどきは狭文だとこと。実は画像はネット画像を200%に拡大したものです。郵便トラブルがあり、原品はようやく昨夜届いております。もちろん、一るの望みむなしく坂井様の見立てどおりであると判断した次第です。
さらに
猿江正字の背濶縁広郭は通常のものの中に1割くらいあるそうです。要するに銭譜に細かく分類掲載されていないということで、通常品よりは少ないけれど雑銭ですからたいしたことないようですね。ちょっとがっかりです。(新寛永泉志の拓のものは大様で立派。いづみ会の本にあるように大様、狭穿、背広郭のものが珍しいのでしょう。)
全国の数少ない私のHPファンの皆様、私は神でも仏でもプロでもありません。間違いがあったらそっと教えて下さいね。

追伸:コインの散歩道 の しらかわ様から大西良彦氏の収集連載本(記事)をお貸しいただけるとのメールが・・・。この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。ただ、もう少しだけ調べて、せめて1~2種類調べ終えてからという・・・というメール返事をさせて頂きました。はい、やせ我慢です。
 
5月27日 【幕府諸藩 天保銭の鑑定と分類】
瓜生有伸氏の著作をインターネットで購入。先日、春の古銭会の盆回しで逃した奴です。まだ、詳しくは読み込んでないのですがワクワクする内容ですね。
ここのところ古銭三昧で、家の中が片付きません。女房の目が痛い今日この頃です。
  
5月24日 【銭の細道 大量見聞録スタート】
本日から新しいコーナーを始めました。まだ仮題ですが 『銭の細道 大量見聞録』 と名づけてあります。この手の記事としては大西良彦氏が収集誌に見聞録として連載されていたと思います。銭の細道は穴の細道のぱくりですしね・・・。見聞録は本当は検分録なのですが、気分はマルコポーロというよりも迷子ですね。どこいっちゃうかわかりませんよ、私。
それにしても精密計測は疲れます。15枚調べて記事を書くのに3時間ぐらいかかってしまいました。これは予想以上に難敵です。
 
 
5月23日 【途方にくれて・・・】
四ツ宝銭、猿江銭の検分をどうしたら良いか・・・ひとまず中をもう一度見てみました。未選別の山が1950枚というのがあったのでとりあえずそれを開封。まずは仕分け・・・というつもりで15分くらいやってみたのですが、思ったより状態が悪いものが混入しています。四ツ宝銭、猿江銭ですからね。これを計測しても正確な数値は出てこないかもしれません。それに見た目がきれいでないのはやってて飽きる。というわけでこの山に手をつけるのは後にしたほうが良さそうです。
まずは分類済みのものからやる方が近道だと分かりました。計測値をエクセルに落としてみて傾向を調べてみようと思うのです。それにしても状態が悪いものは数値が正しく出てこないので、少なくとも全ての重さを量るのは余り意味がなさそうです。それと分類をした後の銭を仕分ける入れ物が必要だと痛感しました。床の上の作業ではやってるそばから混じってしまうのです。
と言うわけで本日の作業はこれで中断。こりゃぁ、想像以上にタフで根気の要る作業です。分別用の入れ物の準備をしなければ作業はできません。それにしても短時間の作業で手が真っ黒になってしまいました。
※作業工程は新たなコーナーに作りますので、それまでここに仮アップしておきます。

作業に当たって・・・
状態の悪いものは除外し、良い物10枚を選別。悪いものは不要バケツにGO。。
計測値はエクセルの表に入れて記録保存。
そのグループの中で目立つ変化をピックアップする。(最大様とか刔輪、濶縁など)
この繰り返し。こんな感じでいきましょうかね。
 
5月22日 【オークション情報】
収集誌に掲載されていたオークション開催情報を一部転載、紹介致します。

シンワアートオークション&銀座ステラ 第2回コインオークション 5月31日(土)14:00~ カタログ1000円
 カタログ請求・問い合わせ先 銀座ステラ 03-3572-5225
 東京都中央区銀座7-14-12 ぎょうせいビル1F(シンワアートミュージアム)
 古金銀を中心とした美術品的な古銭が中心です。高級品志向の方や財産保全目的の資産家の皆様向け?

オークション・ネットのCoin auction 6月15日 東京交通会館 (開始時間は未発表)
 カタログ資料請求先 〒105-0013東京都港区浜松町1-15-5コープ浜松町1F 1000円で頒布中
 ネット公開も行われます。
 
愛蔵会のネットオークション 6月25日 インターネット上で開始 http://www.aizoukai.com/index.php
 e‐mail kosen2006jp@yahoo.co.jp 主催者 大坂張維 主に中国歴代銭を中心に東洋穴銭を取り扱います。

第9回CCFオークション 7月12日(土)11:00~ ホテルパシフィック東京
 第一部は日本コインオークション主催 第二部は書信館出版主催 
 御蔵銭が大量に出るという情報記載あり。カタログは月刊収集7月号に別冊として添付されると思います。

日本貨幣協会 創立40周年記念公開オークション 7月19日(土) ロイヤルパークホテルにて
 情報はこれしか分かっておりません。詳細をどなたかお知らせ下さい。
 
 
5月21日 【宿題着手に向けて・・・】
さて、元方泉處の石川氏から頂いた宿題にまったく未着手だった私ですが、そうこうするうちに石川氏からメール、お手紙の波状攻撃がありました。なんでも、猿江銭の正字刔輪なるものを発見したとの報告が・・・。こちらの6000枚の中も調べて欲しいと・・・。腹をくくりました。
と、言うわけで近日中に猿江銭と四ツ宝銭の大量見聞録のページの作成に取り掛かります。目標は1日10枚の精密計測分類。外径、面内径、背内径、重量、背郭形状、銅色まで細分類してみます。その昔大西氏が収集誌上で同じタイトルで発表していると思いますが、私なりの観察眼でやってみましょう。月300枚の計測で20ヶ月もかかってしまうという恐ろしい作業・・・まぁ、のんびりやりますかね。とりあえず着手は今月末からということで準備に入ります・・・こりゃ大変だ。
 
仮)猿江正字刔輪
外径23.93㎜ 内径19.5㎜
通常品
ネットで大分貨幣研究会のF氏から麗悳荘泉譜を入手致しました。ありがとうございます。当時の珍品奇品がこれでもか・・・と掲載されていますが、贋作品らしきものがところどころ混入しているのには驚きました。加賀千代太郎の天保をはじめ贋作らしき錫母、背モ寛永など・・・知ってて掲載していたとしたらすごいんですけどね。
 
5月18日 【退点文の退点文?】
ネットでまた変なものを見つけ応札。ただし状態は最悪だろうと思います。文の字はたしかに小さいのですが、退点文の退点文かどうかは半信半疑。画像拡大してみたらかなり微妙。横画が右上がりという特徴(収集81年2月号掲載記事)はどうやら備えていますがやはりはずれですね・・・。まぁ、原品がついてからがっかりします。

春の古銭会の収集画像の整理に大わらわです。ただ、画像を撮ったと思っていても失敗したものがいくつかあります。とくに盛岡小字の背画像の撮り忘れは痛かったです。
また、画像を撮っていてもどんな種類だったか忘れてしまっているものがあります。少しずつアップしてゆきますので間違ってたら指摘お願いします!

※仕事の関係でゴルフを2年ぶりにやることに・・・。お金ないのに困りました。練習もしなくちゃ。
 
5月17日 【春の古銭会のうちわ話】
およそ1年ぶりの古銭会です。私はというとパソコン、デジカメ、スキャナー、ノギス、ルーペ、秤、ライトなどフル装備で行ってしまいました。会場でパソコン広げで画像収集などしておりまして、絶対変な奴だと皆様に思われたことでしょう。
参加者は天保仙人、暴々鶏氏、岩手のK氏、埼玉のS氏、エラー銭のM氏、ⅠT関係のY氏、神奈川銭幣館氏、短尾寛方冠寶のⅠ氏、鉱物と文銭マニアのS氏の10名です。
まずは欲しかった『日本古銭贋造史』を仙人経由で購入。その他にも琉球通宝銭図譜と天保通寶研究会創立15周年記念泉譜を購入。Ⅰ氏からは80年代の収集の寛永銭の記事のコピーを頂戴しました。これはかなり手間隙かかったと思います。Ⅰ様ありがとうございます。
泉談はそれこそもりだくさんでした。私が収集余話としてお話した深字背文・・・収集11月号の表紙の投稿者はなんと文銭マニアのS氏でした。知らぬこととはいえ大変失礼致しました。(12月の訂正記事については見落としておりました。)

泉談はかなりつっこんだ話までされました。いずれはゆっくり記事に落としたいと思いますが、記憶が確かなうちにメモとしてここに掲載します。あくまでも覚書ですし、正式な記事になった段階で削除しますが、ご参考までに・・・。

仙人情報
貴重な品々をたくさん見せていただき、画像もたくさん頂戴しましたが・・・やはり天保銭の不知品の目利き話は面白かったです。
基本情報:本座の天保は鋳造過程の決まりは厳しく、道理に外れたものは不知品であること。
1.本座の天保に覆輪、刔輪はない。
2.本座の天保の郭内の仕上げは背から面にかけて平やすりが入るが、郭内全体にきっちりやすりがかかることはない。
3.本座は郭内がでこぼこするような品は廃棄対象である。→そのようなものは本座外。
4.本座は刻印はきっちり、丁寧に打たれる。(上下逆はある。)ないのは不知品。
5.本座は文字の立ち上がりは台形状。先の尖った山にはならない。
6.不知品のほとんどは藩鋳銭である。したがって銭体が縮小しない精巧なものがあるのは当然。
7.輪側面のヤスリ目は始点と終点が細く、中ふくらみの形。これはやすりの形状からこうなる。
8.製造工程は厳格だが本座の通用銭の仕上げは雑なものも多い。
9.不知銭が覆輪をする場合、タガネで厚板を切り抜いてから熱してはめる。薄い板を巻きつけるのは後作の手法。
10.反郭、含円郭も本座ではありえない。(紀州という噂が・・・)
11.本座母銭のぬめっとした肌は使用摩滅した結果。未使用は水戸母銭と昔は言われていた。

おまけ:離郭の非離郭は通頭が太い。保の柱も太くなる。
    :琉球の中字濶縁にはローラーで伸ばしたものが・・・
    :大森天保は上部の輪にシークレットマークらしきものがある。
    :薩摩広郭の珍品は 面背逆製 厚み2.2㎜以下 3.2㎜以上 のもの。
    :土佐通寶の異百は土佐官券と書体が近く、試作品らしい。現存2品。
    :ラムスデンの色、小田部の色は頭に叩き込みました。
    :福西と加賀千代が組んでいたこと。

暴々鶏情報
盛岡銭には3手あり。本炉 山内 浄法寺(仕上げ・未仕上げ)
本炉は桐か八ツ手刻印 山内は覆輪増郭され、桐か八ツ手刻印 浄法寺は桐刻印ではない。
大黒銭や虎銭の輪に銅山銭の刻印を打ったものあり。
福岡離郭に純白銭あり。

思い出しながら書いておりますので、間違いがあるかもしれません。泉談に花が咲き、盆まわしは6時頃になってしまいました。絵銭1枚と離郭の赤銅を1枚購入。それと専門外ですが慶長通寶の千鳥鐚式を購入。売却の方は方泉處19号・22号) 不知天保覆輪強刔輪 浄法寺銭背ナ文 密鋳銭大頭通写 を放出。本当は手放したくなかったものも・・・。

帰宅したら会津短貝寶陰起通が到着。さらに石川氏からメールが・・・今日は眠れないかも・・・。 → 春の古銭会展示室
 
 
5月13日 【仙人への道4】
さてさて、これもネットで発見した天保です。4600円ほどで落札。文字のはっきりしない会津の短貝寶で人気があまりなかったのですが、天保銭と類似貨幣カタログでは『陰起通』という名称で分類されています。評価は普通品の倍になってます。まぁ、それでも人気はないのでしょうが・・・。

雑銭の会の盆回しに出すものも決めました。主なものを挙げます。
方泉處22号(新寛永通寶分類入門講座) 復刻貨幣第6巻(新寛永の部)
不知天保覆輪強刔輪 浄法寺銭背ナ文 白目中字母銭 密鋳銭21波写
密鋳銭大頭通写 安南寛永永利手 ボナンザミニ入門文久永宝・・・
いずれもネットで出せばひともうけできそうな品です。あぁ~もったいない。
本当は手放したくないものもあります。欲しい方は『春の古銭会』に参加して下さいね。(展示品はどうしようかしら・・・。)
 
5月12日 【仙人への道3】
さて、この画像・・・ネットから拝借したものですが面だけの画像で何か分かりますか?
本座広郭に良く似ていますが答えは薩摩銭の短尾通小字です。薩摩広郭に微細変化があるのは知っていましたがこの書体、薩摩広郭の中でも別種とすべきですね。(ただし雑銭には違いありません。)
銅色は本座に近い黄褐色で、通字に薩摩特有の力感はあるものの実に本座に良く似ています。薩摩広郭の中でも通尾の長さは最短です。
さて、このように本座類似の薩摩広郭はどうやって見分けるか・・・?よく言われるのが背が広郭狭穿になること、それと通の文字の比較もあります。
でも隠された違いは保の後点の角度です。本座に比べ明らかに立っていて、延長線を引くと保字口画の上辺中央近くを示します。本座は口画の上辺左角のあたりを指します。微細な違いですが覚えておくと便利です。

※曳尾の50㎜を超えているものが先日ネットに出ていました。高額だったので応札はしませんでしたが、改めて2枚の手持ち品を計測すると1枚が50㎜以上ありました。
 
5月10日 【輪十場替もどき】
インターネットで夢を買いました。一見、輪十通横打・・・。到着して観察してみると悪い雰囲気じゃない。ひょっとして・・・と拡大してみたのですがなんともいえない形です。輪の傷は前所有者がほじくった際についたものだと思われます。凹みはごく自然で後打ちではありません。でもやはり輪十とはいえない形ですね・・・。永の字も鋳乱れで変形していますのでひょっとしてひょっとするのかもしれませんが、過大評価はできないところです。1200円ですからね所詮・・・。

ご意見をお聞かせ下さい。
 
5月9日 【オレンジねこのページ】
ネット巡回で久々に見たら、文久銭のすばらしい銭譜が掲載されていました。解説文も的確で、かなりの研究が入っています。面識はありませんがかなりの達人、研究家にしてオタクかも・・・。いずれにしても私など敵う相手ではありません。拍手!
 → オレンジねこのページ(文久永寶)
 
会津短貝寶様無刻印 不知銭 花押会津様
(貨幣229号・昭和13年より)  天保通寶と類似貨幣カタログ 本編より借拓
 
5月7日 【仙人への道2】
久々に天保銭の泉書を読みあさりました。天保通寶と類似貨幣カタログ 本編 は小冊子ながらなかなかインパクトがあります。今まで泉書に掲載されていなかった品々がポロポロ掲載されています。
関係者の方々には申し訳ありませんが目に付いたところを借拓させて頂きました。お許し下さい。
上段の2枚・・・天の足が気持ちよく開いていて会津っぽいのですがそうじゃないようで・・・。左の品は天保仙人が血眼で捜している超奇品。見つけた方は狂喜乱舞して下さい。
こうしてみると天保銭はまだまだ奥が深そうです。
 
5月6日 【仙人への道】
不景気な療養記事は全部削除してしまいました。全開バリバリ!・・・と言いたい所なのですが、まだ中くらいというところでのんびりやってます。さて、天保仙人からのプレゼンを受けて、とりあえず仙人の道への第一歩を歩み始めようかと思っています。(仙人は絶対無理ですが・・・)手始めに薩摩広郭と水戸背異の類をもう一度勉強しようかと思っています。
とくに薩摩広郭は天保通寶と類似貨幣カタログ・本編で非常に細かく分類されていて、雑銭だからといって放り置いた自分が恥ずかしく思います。でも、いざ見直してみるとこれが意外に難しい。短尾通大字と小字、美制と濶字の違いすら良く分からない。
仙人の道は遥か彼方になりそうです。
 
4月25日 【収集5月号】
表紙をみてまずぶったまげましたね!退点文と縮字の純白銅銭です。それもこんなに白く抜けているなんてすごいです。さすが文源郷氏です。『色白の白銅銭への熱き想いと収集欲は、万人の素直な感情のようです。』という言葉はその通り。ただし、この記事で白い文銭の収奪銭がまた激しさを増すと思います。(これは少し困りますね。)

天保仙人からは 天保銭愛好家の集い 八厘会 発足のご案内が・・・
5月24日(土)午後1:00~ 新橋駅前2号ビル2号館 9F会議室 会費500円 ※毎月第4土曜日開催予定(8月12月休み)
そして仙人が行く!は50回記念で『天保通寶・収集段位』が・・・
なるほど面白い試みですね。自分がどれぐらいの実力かはかってみて下さい。(以下抜粋記事です。)
段位  必須所持品
(上位段は下位の品は保有していること)
基本的な知識・鑑識 
 10級
本座広郭・薩摩広郭・高知額輪 本座広郭の書体を覚え、薩摩、高知との違いが分かる。
 9級 本座長郭・久留米正字背異・岡藩銭 本座広郭と長郭の書体の違いが分かる。
 8級 本座細郭・秋田本座写・水戸接郭  秋田本座写と額輪の区別ができ、接郭の書体が分かる。
 7級 久留米深字と正字濶縁(石持)・水戸短足寶 桐刻印と石持桐刻印の区別ができる。
 6級 久留米正字と正字花押異・水戸濶字退寶 水戸と久留米の違いが分かる。
 5級 水戸大字と繊字・山口方字 水戸繊字と久留米正字背異との区別ができる。
 4級 本座中郭・薩摩横郭・秋田広長郭 中郭を見分けられる。
 3級 会津短貝寶・薩摩長郭・琉球中字(5種以上) 短貝寶、琉球大字、中字、薩摩長郭、横郭が区別できる。
 2級 佐渡白銅・秋田広郭・半朱(やすりとロクロ) 白銅の色が分かる。秋田広郭と長郭の差が分かる。
 1級 会津濶縁・山口曳尾(10種)・琉球大字広郭 会津濶縁と久留米正字濶縁の区別ができる。
 初段
(中級)
広郭銅母・福岡離郭(10品)・山口平通
長郭手縮径・長郭手覆輪
離郭の銅質や特徴が分かり雑銭から選りだしたことがある。
 二段 南部大字・銅山手・秋田細郭
長郭手覆輪大様・面反郭背円郭
南部藩藩内銭、浄法寺、山内の区別ができる。秋田細郭の真贋判定ができる。
 三段 長郭銅母・山口進二天・秋田小様
広郭手覆輪や銅質違い・細郭手覆輪
秋田小様と額輪小様の区別ができる。
 四段 会津長貝寶・琉球大字と小字(各3種)
細郭手小様・天上刔輪
長貝寶と短貝寶の違いを述べられる。琉球大字と中字の区別ができる。
 五段 細郭銅母・山口縮通・仙台長足寶
長郭手張足寶・細郭手容弱 
山口縮通と進二天、仙台長足寶と刔輪長足寶の区別ができ、仙台銭を選りだせる。
 六段 南部小字・琉球大字小字(桐刻印各3種)
細郭手張足寶・長郭手狭足寶
琉球通寶の大字と小字の分類ができる。南部小字を鋳造地別に分けられる。
 七段 水戸遒勁・南部反玉寶(未仕立)・薩摩小字
細郭手刔輪反足寶・細郭手俯頭通
遒勁や反玉寶の真贋がつく。薩摩小字と不知小字の区別ができる。
 八段
(上級)
中郭銅母・福岡離隔濶縁・玉塚天保7種
長郭手長反足寶・長郭手斜珎
中郭銅母・福岡離隔濶縁の見分けができる。 
 九段 広郭錫母・水戸大字母・高知額輪母
長郭手篏郭細郭手草点保
錫母の鑑識ができる。 
 十段
(一流)
会津萎字小郭・久留米揚足寶・南部大字母
大字広穿か濶天保・尨字の類
揚足寶と背異反足寶を区別し説明できる。 
 泉家
(師範代)
仙台長足寶大様と広郭・南部反玉(仕立)
会津萎字大広郭・異書・奇書など不知逸品
仙台銭や南部反玉寶の分類ができ、不知の連玉寶や反玉寶と南部反玉寶の区別ができる。
 大家
(免許皆伝)
盛岡銅山・筑前通寶・土佐通寶當二百
奇天手あるいは張点保
盛岡銅山・筑前通寶・土佐通寶の鑑識ができる。 
 仙人 仙台大濶縁・土佐通寶當百・藩鋳銅母5種
勇文
ラムスデン・加賀千代をはじめとする多くの天保銭の贋作判定ができる
これはあくまでも抜粋紹介記事ですので、詳細は収集2008年5月号をご覧下さい。
ちなみに私は琉球中字は3~4枚しかないので4級どまりです。これがクリアしても1級と初段の壁・・・引尾10品と離郭10品の壁は厚くけっこう厳しいですね・・・。8段以上は認定状を贈与されるそうで、村上英太郎、板井哲也氏、三納一益氏の3名が(たぶん仙人に)認定されています。がんばれば4~5段までいけるかな・・・でも基本の収集がおろそかだし、知識もいまひとつ自信がありませんからね。もう少し基礎的な勉強が必要ですね。ただ、俯頭通が7段に張点保が大家の位置にあるのには驚きました。容弱の母も10段くらいに位置するのかな?・・・と思ってます。道のりは遠いですけどね。
 
4月19日 【変な古寛永:投稿記事より】
これも四国のKさんからの投稿画像です。(ありがとうございます。)

古寛永の太細なのですが永字が変です。砂笵崩れによる鋳走りの結果なのでしょうがどうやったらこのような変化が生じるのか不思議ですね。まず間違いなく一品物なのでしょうが面白い品です。
こちらは寛文期亀戸銭繊字狭文の変なもの。(インターネット上で出ていました。)大きなスアナが空いていて、500円くらいで落札しています。これも偶然でしょうが面白い変化です。スアナが惜しまれます。もし、これが鋳銭工の仕業で類品が現れたとしたら・・・とんでもない価値になる・・・かもしれないという夢の一品です。
 
4月15日 【収集のバックナンバー求む!】
かねてから懸案だった、我が家の月刊収集のバックナンバー在庫を調べました。月刊収集を定期購読し始めたのは1995年頃からで、同年の3月以降は(2000年4月を除いて)すべて揃っています。それ以前の号は古銭店に行ったときに気まぐれで買っていた程度ですし、それも実家で処分されてしまい、古書として購入したもの(それもとびとび)のほかは残っていません。とはいえ総量は結構なものでして、ものぐさでホコリアレルギーのある私としてはあまりやりたくない作業です。その結果、以下のように大量の欠品があることが判明しました。
76年から94年までの収集をお持ちの方で不要の方、お安くお譲りいただけないでしょうか?
年号/月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  11 12
 1976年  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - ×
1977年 × × × × × × × × × × × ×
 1978年 × × × × × × × × × × × ×
 1979年 ×       × × × × ×    × × ×
 1980年     ×     × × ×     × × ×   
 1981年    × × × × × × × × × ×   
 1982年 × × ×       × × × ×    ×   
 1983年     × × × × × × × × × × ×
 1984年 × × × × × × × ×   × × ×
 1985年                        
 1986年                        
 1987年                        
 1988年 × × × × × × ×     × × ×
 1989年    × × ×                
 1990年                          
 1991年         × ×            
 1992年                        
 1993年                          
 1994年                           
 1995年                                 
 2000年                                   
我が家の月刊収集欠番表
(×印の号が欠番です。)

80年代以前はほぼ欠番だらけです。(95年以後は2000年4月を除いて揃ってます。)

まとめてお譲りいただけるのなら多少重複しても一括購入したいです。でもお金は余りありませんので1冊300円くらいでお譲り頂けませんかね。無理?
価格は相談ということで・・・。
記事が読めれば良いので状態はそれほど気にしません。

※ちりも積もれば何とやらで結構良い価格になりますね。古本屋の方、業者の方、ご連絡をお待ちしております。
年号/月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  11 12
65年(第1巻)  -  -  -  -  -  -  -  - × × ×  
66年(第2巻) × × ×     × × × × × × ×
67年(第3巻) ×   × × × × × × × × × ×
68年(第4巻) × ×     ×   × ×       ×  
69年(第5巻) ×        ×           × ×      
70年(第6巻)       ×                  
71年(第7巻)         ×              
72年(第8巻)          ×             ×
73年(第9巻) 全号揃い
74年(第10巻) × × × × × × × × × × × ×
75年(第11巻)           ×     ×        
1976年           ×              
 77・78年 全号揃い
1979年   × × × ×  × ×               
 80~82年 全号揃い
1983年          × × × × × × × × ×
1984年  × ×  × ×   × × × × × × ×
我が家のボナンザ欠番表

ついでにボナンザの欠番も調べました。
終刊がいつか分かっておりませんので、存在確認できたのは84年5月号までです。

なお、ボナンザは75年の秋まで表紙に年号が入ってなく、発行巻数の表示になっています。

こうしてみると欠番だらけなのですが、資料の量・・・とくに重量は・・・とてつもなくあります。ボナンザは150冊あまり、収集は220冊を超えています。
 
4月14日 【深字太一文跳通?】
これが9日の記事の正体です。先ほど5700円でどなたかが落札。私はKさんに敬意を表して観察に徹しました・・・もったいなかったかしら。
状態は最悪なのですが良く見ると深字・・・かな?、背は太一文のような?・・・でもってあれっ!通字に跳ねが残ってる!・・・という驚きの結果でそうなると大発見なのです。私は完全に見落としていました。
ただ、何か引っかかるものがありまして・・・太一文の横引形状がいまいち勢いに欠けるんですね。したがいまして皆様のご意見をお聞かせ下さい。(落札された方のご意見もお待ちしております。)
面文からの考察:状態がいまひとつで第一印象では正字、中字、深字のいずれともはっきり断定できませんでした。仔細観察で寛冠の第一画が長くやや開き気味、永点はかなり立点、寶尓の末点が長くやや開き気味・・・でどうも深字の範疇のようです。でもぜんぜん彫りが深くないし、画像の関係か輪幅もあるように感じるので文字も縮小して見えてしまう。背文はどれかといえば太一文なのですが、第一画がぬぼーっとしているのがいまひとつ。でも本体にしては最終画などに勢いがあるし、たしかに横画は太い。郭は正郭で文字の横ずれなどはなさそうです。う~む、見れば見るほど悩ましい一枚です。Kさんはこのような品によく気づいたと思います。
そういえば深字太一文跳通の発表のあとで2枚目の発見の報があったのですが、こんな感じの品ではなかったでしょうか?
※収集のバックナンバーを調べましたが、こちらの方がずっと良い感じです。
 
4月10日 【オークションネットの古銭入札誌8】
早くも落札結果がネット上に出ております。今回、私が応札したものはというと・・・
645番 猿江正字母銭 655番 天狗寛永 656番 正字縮文 681 水戸遒勁 685 不知長郭手 でした。
645番は昨年話題になった猿江正字の背広郭の母そのものでした。落札価格が安いので皆さん気づいていないのでは・・・と思います。ただし、私は僅差で負けました。655番は私にとって応札参加はお祭りみたいなもの。病気みたいな価格で誰かが落札・・・偉い!同様に656も良い価格でお嫁入り。すこぶる美人の681番は20万円超で誰かの手に・・・。やっぱりだめでしたね。密かに狙っていた685番は相応の価格でお嫁入り・・・残念。ちなみに不知天保で48㎜未満サイズはかなり珍しいのです。
と、いうわけで全滅です。最大30万円の出費を覚悟していた私なのですが、じぇんじぇん関係ない結果に、悔しいやらほっとするやら。
ところで654番の島屋文が235000円とは意外でしたね。
 
 
4月9日 【K氏再び・・・】
投稿常連者の四国のK氏が転勤し寂しくなると思っていたら・・・ひょっこり帰ってた・・・とのご報告がありました。手放しではは喜べない事情もありますが私的にはありがたい報告でした。帰省後はじめての投稿は、諸事情もあり、また刺激的な内容ですので今しばらく発表は控えさせて頂きますが、すんごい発見のお話です。大山鳴動して鼠一匹・・・なんてこともありますのでまだ大騒ぎはできませんが、投稿画像を見る限りは良さそうな気がします。Kさんからの追加報告をお待ちしております。
 
大和文庫のHPより
寛保期高津銭の細字背元最大様母銭です。直径が24.71㎜もあるようでこれは巨大ですね。良い値段がついていますがそれなりの価値はあると思ってます。(私には手の届かない品ですし、母銭はそれほど熱心に集めていませんが、これは魅力あります。)
大きくてカッコよいなぁ・・・と思っていたら、新寛永拓影集(または拓影全集)には直径25㎜ほどある母銭が掲載されていました。
高津銭の細字通用の最大径はせいぜい24㎜前半でしょうから鋳縮みを考えても25㎜は異常な大きさです。24.71㎜だって異常なほど大きな母銭ですがね・・・。
 
4月3日 【白銅の本座銭】
これは大和文庫のHPにある『本座広郭白銅銭 青宝楼旧蔵』とあるもの。おそらく入札誌駿河397号にあったものと同じ品でしょう。白銅の本座というと、佐渡本座写・・・と答えてしまう私は古い人間なのでしょうか?もっと古い人は佐渡銭=曳尾・・・と答えるかもしれません。まぁ、仮に佐渡で作られたとしても(地方とはいえ)官鋳には間違いないわけですし、母銭も中央と同じものを使用したのでしょうから少なくとも『写』ではないですね。
白いものの大好きな私としてははずせない一品で、仙人もいっていた純白に近い品がこれなのかもしれません。買えれば良いのでしょうが、ものすごく良い値段で当然ながら私には手が届きません。現物を見たいですね。
※今日は筍を採ってみんなで焼いて食べました。スーパーでみたら1本500円くらいしてましたね。筍採りは目と足の裏の感覚が物を言います。10年近くやってますのでこれには自信があります。(盗掘じゃないですよ。)
 
3月31日 【水戸銭の不思議】
私のHPなども、天下の天保仙人様が見ていてくださっておいでのようで、雑銭の会のHPにすぐに書き込み反応がありましたね。(光栄至極でございます。)仙人と出会ったおかげで、一時は処分をも考えていた天保銭に俄然と熱が入ってしまいました。とはいえこの分野は今だ初級者の域をなかなか抜けられず、とくに旧水戸銭と言われる類の理解に苦しんでおります。
正字背異-正字背異替-繊字-会津濶縁 この銅質や制作の全く異なる一群が、書体系譜の中で不思議な接点があるようなないような・・・。また、水戸正字とその類似銭、岡藩銭、秋田本座写、佐渡銭・・・この位置づけをどう考えるのか・・・あるいは類似貨幣カタログのように本座銭の中に包括してしまうべきなのか・・・迷いまくってます。
また、本座銭に酷似した不知品の存在とその分別のコツなども知りたいですね。春の古銭会が楽しみです。でも、盆回しに出す品がないなぁ。みんな惜しい品ばかりだし、たいした品もない・・・困りましたね。出品物もほとんどないですよ。みんな公開してしまってますものね。その前にアルバム整理しておかなくちゃね。
※とある入札誌に『彫母銭』という名で出品があり、とても気になります。ただ、出品価格がとても安いので、99%鋳浚母(手本銭)だと思います。拓は大様で立派なのですが、う~ん、やはり彫母じゃないですね。でも、気になる・・・というだけですでに術中にはまっているんでしょう。
 
3月29日 【天保通寶と類似貨幣カタログ】
先日購入した天保通寶と類似貨幣カタログ・本編をひもといてみました。この会は天保銭研究家にして四天王の一人、板井哲也氏が主催する天保通寶研究会の手によるものなので最新の研究成果といえます。
一般のコレクターに基本的な分類を示すものだからか、集めやすい薩摩広郭類などがえらく細かく分類されている一方で、覆輪や刔輪の不知品類がかなり省略されている気もします。また、従来は一分類となっていた岡藩銭や秋田本座写、佐渡白銅質、それに細縁系のものなどが本座に包括されていました。これについてはまだ異論もあると思いますが、明確な分類基準が示せないということの異動なのでしょうか?ちょっともったいない気がします。
見解の相違はしかたのないものとして誤植とおぼしき記述があります。本座長郭の銭文径が41~41.5㎜となっていますが、銭文径は長郭はもっと長く、平均値で少なくとも41.5㎜以上はあるはずです。したがって直写の長郭手でも銭文径41㎜以下なんてことはまずありませんし、再写しでも40㎜以下のものは滅多にないと思います。(関係者の方々、ご確認下さい。)
その一方で目からうろこの記事も・・・。水戸繊字が正字背異の系統
とは・・・恥ずかしながらほとんど考えてなかったです。たしかに花押の形状に共通点があります。この記事は私にはセンセーショナルでした。また、薩摩広郭類の細分類もここまでやるとは感心しきりです。やはり本は買って読まなくちゃだめですね。 
 
3月26日 【眼力のなさ・・・教えて下さい!】
寛永銭(ただし安物のみ)の専門家の端くれだと思っていたのですが、ある投稿画像を前にいささか自信をなくしております。
画像はO氏からお送り頂いたもので、何ですかということですので簡単!・・・と思ったのですが。
一見して寛文期亀戸銭の繊字系であることは一目瞭然。文の形状が少し幅広に見えるから小文で決まり・・・と思ったのですが、しんにょうの頭に爪がない!よく見れば見るほど分からなくなってきました。皆様のご意見をお待ちしております。
→ 参考)亀戸銭の分類ポイント

※自分なりの見解はできております。鋳造品だから微細変化はあると思っています。即断できる方はすごいです。
 
3月23日 【再び東京へ】
同窓会が東京であり、再び上京。実は前日は地元で別のOB会があり、同窓会のはしごでした。待ち合わせまでのわずかな時間を利用して東京交通会館へGo!病気以外の何者でもありません。
会場にてK堂のご主人から天保銭譜の製作秘話を教えて頂きました。あの本は自分で印刷機を買って原版から自ら復刻製本した労作だったそうです。特別な文字は活字を作ってもらったそうで、当然ながら商売としてはうまい話じゃない・・・意地ですね。やはりこの方は只者ではないですね。感心しきりです。
会場で天保仙人氏とばったり・・・葉書を頂戴しまして、なんでも八厘会なるものを発足するそうで、私にも光栄なことにご案内状を下さったのです。
仙人からは会場外談義で天保枝銭の真贋の見分けをご伝授頂きました。勉強になります。
鯨飲馬食の後で自宅に到着すると、オークション・ネットの入札誌8号が到着していました。
目玉は
654島屋文 655天狗寛永 656正字縮文 681水戸遒勁あたりでしょうね。天狗は私、また性懲りもなく行きます、かかってきなさい!水戸遒勁も行きますよ・・・最低価格で!落ちたらラッキーです。(でも支払いは大変ですけど。)
そのほかにちょっと気づいたことがありますが今は書きません。これは後のお楽しみ。
 
3月22日 【交通会館見聞録】
ストレス発散と無駄遣いのために交通会館へ・・・。まずはH商会に顔出しするもののめぼしいものを発見できず・・・初日じゃないとだめの思いが膨らむ。雑銭コーナーで見つけた
不知天保の広郭手1枚を記念に購入、1200円。続いてT商会を訪問。オークションの日程を聞き出す。10月第2日曜日で会場は去年と同じだそうです。ブースとは別にあった寛永銭等の高級品を見せてもらいました。(常連だけに見せる秘蔵品かしら?)その中で安永小字無背(背千刮去ではないもの)を見せられて『これはないよ~。』と言われたものですからすっかりその気になってきたら・・・売約済でした。残念。ここでは密鋳の四文銭3000円で購入。こいつは踏潰様のつくりで輪側面が縦ヤスリという変わり者ですこぶる満足です。ここには白目の大字と逆トの大型母銭が展示してありました。当然買えません。
続くお店は老舗のS堂。ここで
絵銭寛永の背双馬を発見。高かったけど意地で購入19000円。ここには島屋文があったけど今まで見たことのないもの。面と背の書体が一致しない。ルーペで何度も見直したのですが制作に矛盾がほとんど見出せない。本日最大のミステリーであり、もっと調べたかったのですが冷やかしなのでこれは後日の話題ということに・・・。
続くお店はU美術店。ここの品揃えは今回の出店の中で一番でした。(あくまでも私好みという意味です。)
幻足寛の母銭背川なんて超ハイレベルのものから揃っているのですが比較的安い。欲しいものはたくさんあるのですが今ひとつ決め手に欠けたので次のお店に・・・。(不旧手折二様が妙に気になった。→ 再調査:普通の品でした。)
次はやはり老舗のK堂。私蔵の天保銭を安くしてくれるというのでもうそれだけで買う気になった私はおろか者。
接郭の濶縁と不知銭とおぼしきものを2枚購入。14500円。ただし、自宅でよくよく確認したら1枚は本座でした。(目が悪くなってます。)これは大失敗。まぁ、主人の人柄に免じて許しましょう。ちなみにこのお店には明和の小頭通がありました。最近の選り出し品だそうで、値段は30万円以上ですけれど、状態はすこぶる良い品です。一見の価値があります。資力のある方にお勧めです。
続いてNコイン。良い物が多いけどやや高め。ここも天保銭に見るべきものがあり、欲しいんだけど手が出ない・・・だってお金ないもの。そこでキャッシュコーナーに行って資金補充。馬鹿です。でもこれで俄然強気になりました。強気の馬鹿です。
再びU美術に行き仕上げの面白い
背盛母を購入。28000円。(琉球の小字も欲しかったな。)
Nコインに行くも、やはり最後の最後でお金が出せない。妻の顔が浮かび今回はやめ。最後にW店に行くと天保銭の
長郭鋳写がさりげなくありましたので、こいつは4500円で購入。今回の失敗は銭譜とノギスを持参しなかったこと。記憶力と眼力に自信のない私にはやはり必需品ですね。明日も東京に行く用事があるのでもう一度確認するかも・・・病気です。
※この他にもいろいろなお店を見ました。S店では
天保銭と類似貨幣カタログを買いました。(3000円
本日の出費 
73200円 典型的な安物買いです。思った以上に使ってます。
 
3月20日 【四国のKさんから・・・】
四国のKさんから古銭が届きました。3月2日の記事の原品です。でも素直に喜べません。仕事の関係でしばらく趣味から遠ざかることを聞いたからです。この世界の方々は世間づきあいとは別の位置でこの趣味を行っている方が多く、私も例に漏れず周囲この趣味は公開していません。何か後ろめたいものを感じるのです。
ネットの世界はそうした心の制約がなく、自由に自己表現ができますし、そこに投稿して下さる方々には自分の素直な心で応対できる存在で私にとっては心許せる友人なのです。(顔も素性も知らない仲ですが・・・。)
今は友人が転校していった気分になってます。Kさん、仕事が落ち着いたらまた遊びに来て下さい。お体に気をつけて・・・。
 
3月18日 【鋳浚痕跡のある天保】
不知銭細郭手を入手。大きさは48㎜そこそこでかなり小さめで、覆輪、刔輪のあるつくりですが本座に近い銅質です。画像でもうっすらとわかると思いますが、地の部分に浚った痕跡がしっかり残っています。と、いうことは刔輪痕跡も当然ながらはっきりわかるつくりでして、面の向かって左側や背輪の下部には加刀痕跡がくっきり残っています。サンプルとしては大変面白いものです。

※ここのところめぼしい収穫に恵まれてません。今度の交通会館、春の古銭会に期待しましょうかね。
(ただし5月10日はかなりの確率で外仕事が入りそうです。私事ですみません。)
 
3月11日 【久々の散財】
横浜古泉研究会から落札品が到着。なんと4点も落札。(予定外!)ここのところストレスが大きかったので、思い切った価格を入れたのが良かったのか悪かったのか・・・まぁ、少なくとも気分は悪くないですね。
その1 不知天保長郭手縮形・・・とても良いですね。
その2 古寛永長門手本銭麗書接郭削字・・・冷やかしながら落札。でも大きいし悪くない。
その3 文政期正字大様・・・とても高い。普通品の3倍近い。でもすごく大きい、すごく良い。好奇心の勝利。
その4 輪十後打場替寶上・・・贋作が多く一番心配だった品。ルーペで観察。問題ない品でラッキー!
と、いうわけで全品合格!おめでとう!あとはお支払いが待っているぜ!
追加の一品
その5 不知天保銭細郭手・・・ネット落札品も到着。これも良し。ちょっと不思議な重さです。
 
 
3月7日 【不知天保銭の落札】
久々にネットオークションで落札。まともな品だと思います。出品されていた方は多分ちょっとだけ知っている方。(投稿者)それが目当ての落札でもありました。仕事の方も大きな山は越えて一段落ですが、スケジュールはまだ真っ黒です。今月は交通会館で催しがあるのでなんとか調整したいところ。土曜日は夜だけの会合なのでなんとかなりそう。ストレスはピークの状態で、ちょっとしたことに気持ちが浮沈しています。(うつ病になる気持ちが分かります。)自分でも最近『しんじゃう』が口癖になってまして、SOS信号というよりもウさばらし的な発言だと思ってます。(ただし、倒れれば労災認定されるかも。)こうなると古銭は良い薬ですね。睡眠時間が減るのは問題なのでしょうが・・・。
 
3月2日 【細字背文の最大様銭】
これも四国のK氏から。あいかわらず絶好調ですね。(感謝!)選り銭で出た品だそうで外径25.45㎜の細字背文ですって。細字は大きいものがありそうでなく、余り熱心なコレクターではない私は25.35㎜以上のものは持っていません。もちろん母銭やそのなりそこないのクラスならこのサイズもあると思いますが、画像の品はその系統ではなく、通用銭規格でありながらの輪幅のあるものです。たいがいの大きい奴は火事で焼けたものが多いのですが、見た感じではGoodのようです。しかもおなじウブ銭のなかから25.4㎜サイズが複数あったとのうらやましい報告。欲しいです。
 
2月27日 【正字背文大破冠寶】
この品に関しての情報を少々頂戴しましたので、少しだけ書かせていただきます。
古泉界にはじめに発表されたのは『新寛永通宝』カタログの著者の白川昌三氏だそうで今から20年ほど前のことだそうです。私はこのことなぞなぁ~んにも知りませんでした。古銭の世界の文献、研究発表は比較的少数発行のものが多く、一度絶版してしまうと入手が困難なものばかりです。したがって新発見のつもりが再発見であった・・・なんてことはありがちな現象なのでしょう。気をつけなければいけませんね。
文献収集においてはとくに各地区にあるサークル的な古銭会報や個人的な研究発行物などは入手が難しいものです。
以前書いたことがあるのですが、研究書類や貴重な銭譜が絶版によって二度と日の目を見れなくなるのはとても残念なことですので、著作権はともかく再版権を日本貨幣協会などに所属させて絶版後に再版するようなことはできないのでしょうか?
日本貨幣協会のあるべき姿として、贋作の根絶とともに、研究文献の公式保存は是非やって欲しいものと思うのですが・・・。
 
2月18日 【正字背文大破冠寶の到着!】
紆余曲折はありましたが、ようやくメール便が到着。慣れない配達員が数日にわたって持ち帰ってしまった・・・らしい説明は受けましたが、再三問い合わせをしなかったらそのままうやむやになっていたかも。
で、到着した正字背文大破冠寶は期待(画像)以上にきれいな品でした。何より寶冠の切れ目がくっきりしていていかにも変種です・・・と主張しています。また、寶王の玉切れぶり(瑕寶)もはっきりしています。(右は拡大画像)
これは新種として人気が出るんじゃないか・・・と無責任な発言。手に入れたから言える尊大なお言葉ですね。手替りについては私はあまり躍起になって追求するほうじゃないのですが、今回は素直にうれしいです。

※秋田小字の母銭は結局10万円までいってしまいました。ちょっとだけ参戦してみたのですが、所詮腰が座っていないので問題にもなりませんでした。母銭は本来の収集対象外ですので。
※古寛永に出てくる名称、竹田は『たけだ』とにごらずに『たけた』と読むそうです。読売の夕刊の記事で知りました。またひとつお利口になれました。
 
 
2月14日 【秋田小字の母銭】
気づいている方は多いと思いますが秋田小字の母銭がネットに出ています。これは一見はたいしたことのないようなものなんですが、なかなかどうして滅多に見られない珍品じゃないかと思います。大字や中字の母はときどきは見かけるのですが小字は多分少ない。それもお買い得価格30000円からのスタート!これは買いです!でも多分高騰すると思いますよ。私?やる気じぇんじぇんありません。
※本当はめちゃくちゃ忙しい・・・はず。これから主催者の業界イベントが来月上旬まで4つもあって、その隙間をぬって本業の請求事務もあるのです。言っておきますが私の本業はイベント屋じゃありません。でも責任者やってます。本業は別にあります。しかも決算期と重なるという多重苦です。本当はとても苦しいのにこんなことやってます。マゾです。気が変になりそうです。(すでに変です。)
※興味本位で駿河の福岡離郭の玉持ち刻印銭を落としてしまった。相場より多分高かったです。でも自分への褒美です。
 
 
2月11日 【雑銭ハンター】
最近、私のオークションⅠDを狙っているのか、つまらない雑銭で張り合うことが多くなりました。最たる例が2月5日の縮字背文深冠寛なのですが、ちょっと行き過ぎの感じです。私は興味本位で応札しているので、深追いすると大怪我しますよ。本日、文政俯永を競り負けましたが、私はきれいで大きいから気に入って札を入れていたのです。人の恋路を邪魔しないでくださいね。でもずいぶん競っちゃったようですね。お買い求めの方、ご苦労様です。
左の画像は最近競り勝った収穫品。正字背文大破冠寶です。まだ有名でないので入手できましたが、将来大化けするかもしれない変種です。寶冠が大きく敗れているだけでなく、寶王の末画先端が玉状に切れています。(久泉研究資料⑦に紹介されています。)
 
2月7日 【Ⅰ氏から・・・天保の混合枝銭と銀銭秘話】
ひさびさにⅠ氏からメール連絡が届きました。それによると・・・。

情報1・・・天保の枝銭のお話
関東のある古銭店主S氏が天保銭の枝銭を所有しているとのこと。その枝銭は由来がはっきりしていて青寶樓氏や瓜生氏などの大家もかつて太鼓判を押した品だとか・・・。ところがその枝銭には細郭と長郭の両方がついているそうです。店主いわく、『長郭が初出であると通説になっているが、そんなことはぜんぜんないんだよと。記録との数が合わなくて当然だよ。』
※細郭と長郭が同時に鋳出されているとは驚きです。ただ、当時の天保通寶の大量生産工程を考えると、細郭の母銭が出た後にも長郭の母銭も同時使用されていたこともありえるかもしれません。(母銭鋳造が間に合わないほどの短期集中生産だった?!)
銅質や制作の安定感からみて、長郭は銅質、規格にばらつきがあるものの制作は比較的良いので初期銭であることが推定され、細郭は銅質、規格、制作にもっとも安定感が見られた中期、広郭は銅質は安定しているものの制作に経年的な劣化が見られることから終盤期のものではないかと推定されます。問題の枝銭は初期から中期への過渡期のものではと考えられ、興味深いものだと思います。この件は天保仙人はご存知かしら・・・。
(つまるところ私はこの情報があっても長郭が初出であると考えております。)

情報2・・・最近ネットでよく出ている銀銭(金銭)のお話。
本物の母銭(十字寛・膳所額輪・異書類)から型をとり、金銀を流し込んだあと回転による遠心力を加えて成形するそうです。この話は製作者本人と思しき方から直接聞いたそうなのでほぼ間違いないようです。この品物はある骨董市で1000円~3000円で売られているとのこと。
※どういう製法か興味津々でしたが回転を加えているとは驚きです。ネット上で出回っている品の出品者はだいたい同じⅠDの方なのですが製作者本人かもしれません。(私も興味本位で何度か応札していますが最近はどうしても3500円払う気が起きず(ケチ!)未だに実見していません。)このほかに銀粘土を使ったと思われる系統のものもちらほら出ていますが、こちらは制作がひどく悪いのですぐに判ります。
 
2月5日 【縮字背文深冠寛の奇品館行き】
この画像は1月17日の記事の再掲です。そう、四国のK氏が選り出した品がネットで売りたてられたのです。K氏からメールでご案内も頂戴しておりましたので、最大限の敬意を払い落としに行きました。その結果、脅威の40500円という価格で落ちました・・・私以外の人に。
私は10000円あたりで腰が引け、15000円を超えてからは及び腰になり、20000円からは完全な逃げ腰で、最後は腰を抜かしました。これはもう相場を越えたマニア価格ですね。
相場価格を知りたいと思っていたのですがこれは参考になりません。でも良かったですねKさん。
 
2月4日 【ツルツルの寛永】
ネットで25000円以上の落札をみた寛永銭です。四ツ宝の俯頭辵ですが面側に鋳ざらい痕があってツルツル。郭幅もあって穿内にやすりをかけた痕跡も判ります。多分、母銭なのでしょうがここまで高騰しちゃうと飛び込む気力はありませんね。背はいたって普通。要は面側画像のみの判断勝負になります。母銭は未だに良く判らない。実物を見てなおかつ測定するのが一番確実ですよ。

※ネット上でもうひとつとんでもなく高騰している品があります。私も関与していますが、私以上に病気の方々が全国から集中して価格を吊り上げています。もう、お祭りとしかいいようがない状況。勝てませんね・・・。(Kさんごめんなさい。私はもう降参です。)このお話の詳細は後日・・・。
 
2月2日 【連敗続きの中で・・・】
研修先から2時間かけて帰宅。別名地獄の研修と呼ばれるものだけに疲れました。メールを覗くと・・・『高値更新』のオンパレード。
いやいやここまで負けると潔い気がします。右は唯一落札したもの。ただし、こんな価格で買う気はなかったもの。天保銭の錯笵銭でみごとな輪ずれ。背の右側が完全にはずれているのが気に入って応札していましたが、さていかがでしょうか。出品地域が会津坂下地方というのも気になった。ただ、銅色や郭、輪側面の感じは真鍮銭ぽくてちょっとやな雰囲気。まぁ、宝くじ感覚ですね。1月20日に買い損なった錯笵銭が心底欲しかっただけにやけになった投資です。皆さん、けっしてまねをしないで下さい。それにしても値段を吊り上げたのは誰ですか?きっとすごく変な人に違いありませんね。私と同じくらい。

※お金を払って冷静になってみるとすごく損した気分。馬鹿な買い物だったろうなぁ・・・と自己嫌悪です。とりあえず反省。
2月1日 【退点文ネタ】
インターネットから・・・。ぼんやり眺めてたら退点文欠サ寛を発見。この特徴は通横の大きな輪の凹みです。この特徴はかならずあることから完全な一手、変種でしょうね。
退点文自体が文銭の中では少ない品なので探してみるとちょっと少ない品です。とはいえ価値的にはせいぜい3000円どまりでしょうね。
戯れに応札してみましたがすぐに逆転されてしまいました。
 
1月27日 【坂井先生ごめんなさい!】
1月23日の記事に対して大分の坂井氏からお手紙が・・・。私が変な表現をしてしまったため、それに対するお詫びのような内容・・・恐縮至極でございます。大分貨幣研究会の名称付けは小川吉儀氏著のいわゆる『手引き』と増尾富房氏著の『泉志』を基本にしているそうです。私はというと『入門』と『図会』がよく使用する銭譜で、『泉志』は状態が悪くなるのを気にしてほとんど開いていません。
名称が譜によって異なるのは非常に混乱の元でして、とくに古寛永は松本竹田の問題がいまだにうまく行きません。その点、退点文の退点文という名称は当を射ておりますので全く問題ないと思います。要は退点文の小文の規定があいまいなので、この名称はしばらく封印した方が良いかもしれませんね。
ところで退点文の退点文が郭の横ズレ修正によって生まれたものと仮定すると、背横郭で背文が小さくなっていても退点文の退点文になっていない小文(狭文?)もあるんじゃないのでしょうかね?あるいは背長郭の退点文の退点文はあるのでしょうか?
どなたかお分かりの方、お教え下さい。
 
1月23日 【退点文小文?】
ネットで逃したそれらしきものです。(無断転載ごめんなさい。)退点文小文はいまひとつ私も理解しきれていない品です。削字変化の一種で、退点文類の中の最難獲品とされています。判断が難しいのは退点文狭文の存在で、市場に現れるときにも混同されている例が多いのです。名称も久泉研究資料では
『退点文の退点文』とされていて、狭文の方が『退点文小文』とされています。実際に数年前の某オークションに出た称:退点文小文の母銭は退点文狭文ではなかったかと思うしだいです。
それでは、退点文小文の見分け方(特徴)は・・・

①背文がやや細く小さいこと・・・背郭と足の隙間が広くなります。
背文第一画が退いて右側に打たれています。でもこの判断は微妙。削字によって文点が細く短くなってそう見えるということ。土台は同じ銭なので極端に違うことはありません。背輪と文点の隙間は当然大きくなります。
背郭が横広になること。(これは意外に知られていないポイント。)狭文は背文の縦ずれを修正した結果であって、背郭はやや縦長になります。また文の横幅は広がらないので狭く小さくなります。一方、横ずれ修正の小文は背郭は横広で小文ながら横幅はあるものになります。
④末鋳様のものが多い・・・と聞いております。
ただ、あくまでも削字変化なので中間的なものもあるかと思います。画像の品は・・・多分、小文です。狭文には見えない。ス穴らしきものが見えたので自重してしまったのですが行くべきだったのでしょうか?でもお金を出すなら絶対納得の行くものと思うしだいです。負け惜しみです、ごめんなさい。
※久々に文銭を復習してしまいました。この特徴、忘れてました。 → 退点文

 
1月21日 【雑銭買の銭失い?】
ネットでお買い物・・・500円。最近はライバルの動きが活発なのですがこれは無競争でした。何枚かあわせての出品なのですが中央は深字本体だと思います。文銭を画像判断するのは難しいのですが、これは画像が鮮明だったので判りやすかった。ポイントは背文の形状と寛冠の前垂れの開き・・・左の正字と比べると良いでしょう。右側の繊字背狭文もス穴もありますが大きいですね。
ところで退点文の小文・・・らしきものがネットに出ていて高騰しています。らしきもの・・・としたのは鋳だまりがあって今ひとつはっきりしないのと、私が拡大画像は苦手だからです。(わざわざ画像を縮小して比較していますが、確信が持てません。)怪しきものは買い・・・なのですが成功確率は低いのが実態です。どうしましょうかね?
好奇心は・・・プライスレス?
 
1月20日 【油断大敵!】
見ての通り錯笵銭です。ネットに出ていました。こんなもの誰も興味を示さないとたかをくくって自宅で仕事をしていたら、締切り前に逆転されていました・・・唖然!
長崎銭は錯笵が多いのですがこれはおもしろいし状態も良い。格好のサンプルだと思ったんですけどね・・・残念。もちろん、奇品館行きです。
左側の背輪写りは時折見かけますがこれほどくっきりしたものはそうはないでしょう。(火事でくっついたものはよくありますが・・・)
問題は右側の錯笵。これは通常のメカニズムでは考えられない。普通、背がずれる場合(砂笵崩れなど)は縁も外周からずれるはず。ところがこれはきちんと縁が残っている。よくあるのが母銭を砂型に落としたケース・・・でも2枚もきれいに写るのは考えられない。型〆の際の型ズレ・・・考えられなくもないのですが、大きくずれ過ぎ。砂笵からの母銭脱落も面側のズレがないのでペケ。となると残るのは・・・砂型に母銭を一度並べたあとで、整地を完全にしないでもう一度並べなおしたケース。もうひとつは型分割の際に、いちどはずしかけた型を母銭が型に入ったままでずれて置いてしまったケース・・・これはありえるかも。
あとは贋作しかないんですけどそれは考えたくないですね。私の推理ですがいかがなものでしょうか?
 
1月17日 【投稿画像】
四国のK氏から絶好調の投稿画像です。(感謝!)
見事なまでの縮字背文深冠寛です。この画像は特徴がよく出てますので説明しますと・・・
①寛字の前垂れが異様に長い。
②通辵の縦部と横の払いとの接合部に切れ目がある。
③干用通になる。
④背文は広文(裕文)になる。
といった特徴があります。私も未収品で欲しいです。これをはじめて発表(月刊収集)したのは大分の坂井博文氏だったと思います。
文銭の手替りを掲載した銭譜、研究資料はいろいろありますが、大分貨幣研究会の久泉研究資料⑦(背文銭)は白眉の存在ですね。この資料単なる書体分類ではなく、大量検分と計測による比較という手法をとっているので論拠がはっきりしています。下に掲示したのはその中でも目立った存在。退点文欠叉だけは一品しか掲載がないのですが、他は類品があり一種として認めても良いでしょうね。退点文の異文の母銭とはすばらしいです。
なお、久泉研究資料⑦(背文銭)
は書信館出版でも販売されています。買って損はない資料ですよ。
※そういえば退点文にも入文というものがあるとか。純白銅銭もあるようで(竹田譜に説明あり)一度拝見したいところです。
久泉研究資料
⑦(背文銭)
から借拓

すばらしい!
正字大破冠寶 中字狭文短一文 縮字破冠寛 退点文欠叉文 退点文異文(母)
 
 
1月15日 【ネットからトリビア】
ネットで直径25.85㎜の丸屋銭を発見。私はたいした収集家ではないのでアルバムに入れている手持ち品は比較的大型のもの数枚にすぎません。とりあえず計測してみると25.6㎜しかない。これは買いです。それにしても丸屋は大きいという感覚こそありましたが25.8㎜を超えるものがあるという認識はありませんでした。不思議再発見、トリビアですね。
※ネットに怪しい天保銭出現。郭内をやすりであとで削ったものです。出品価格は安いのですが飛びつかないようにご注意下さい。
なお、変造品はたいてい『焼けている』『磨かれている』『錆びている』ものが多いです。これは変造の痕跡を隠す定石のようなもの。近年は樹脂による文字の嵌め込みや、歯科技巧技術のような細工まであります。文字のほんの微細な出っ張りや凹みを大喜びする私達病人を狙った悪意ある行為ですね。許せませんね。
贋物をつかむとこの病気から目が覚めてしまうかもしれません。家族は喜ぶかもしれませんが・・・。
 
1月10日 【災い転じて・・・】
先日、少し記述した肉が赤く見える琉球半朱が到着しました。結論から言うと赤くない。正確に言うと赤みのある黒・・・濃いこげ茶色・・・ってところ。赤く見えたのは写真のためでしょうね。見た瞬間ちょっとがっかりしましたが、市場価格より少しだけ安く買えたので損はないかな。そう考え直してフォルダーから出すと輪の側面がロクロ仕上げ(横条痕)じゃないですか!これは通常の半朱とはちょっと違うのでほんの少し珍しい。あまり熱心なコレクターでなかった私は初入手です。災い転じて福となす・・・いや、小さな福ですけどね。
 
1月9日 【白い文政:投稿画像】
呼びかけてすぐ鳳凰山氏から画像が到着!(すばやい!)ありがとうございます。
銭径28.6㎜、内径20.5㎜、重量4.5gで磁性なし。画像だとピンとこないかもしれませんが通常の明和小字の内径は21㎜を超えますのでかなり内径が小さく濶縁です。隣の文政小字背刔輪と比べてみる限りこれは次鋳銭に該当するようです。
拡大画像じゃないとよくわからないと思いますが背の波や面にも加刀や浚えが入っています。(寶冠の後垂れが加刀によって短い。)明和、文政、安政のどれかに当てはめろ・・・といわれたら文政しかありませんし、制作はすばらしく良く、覆輪も含めて技術力があり、弱小炉の作ではないと思います。密鋳という判断もあながち間違ってはいないと思いますが、文政期の銅替わり・・・というロマンを感じたい一品です。欲しいです。
※私も初見品なので最終的な判断は不能です。他にも類品をお持ちの方、ご投稿下さい。
こちらの画像は短尾寛方冠寶のⅠ氏からのもの。古く見えますが材質や制作から見て新しい絵銭(メダル?)のように感じます。
この手のものはお土産用キーホルダーの一部とか、熊手飾りの一部という例が多いもの。
おもしろいのはこれが退点文をモデルにしているのが良くわかることですね。やっきになって集める類ではないと思います。そういえば数年前にネットで手に入れたものに退点文様のものがあったような気がします。あれ、どこへやったっけな?探してみます。
 
1月8日 【研泉会の資料到着】
インターネットで見つけた研泉会の例会資料集をGET。さすがに金幣塔氏、鳳凰山氏など精鋭ぞろいの勉強会だけあってレベルが異様に高い!北宋銭から江戸期古銭まで幅広く、さらには錯笵銭を追い求めているツワモノもいらっしゃる。
私も最近はやたらネットで安物やら文献をあさってます。病膏肓に入ると言いますが、危篤状態かもしれません。さて、その中で気になる記事をひとつ・・・鳳凰山氏の選り出し銭で
『文政期小字の白系の色調のもの』の記事・・・これこそ、私も図会で読んでから捜し求めている品じゃないでしょうか?
もちろん図会の記事が絶対に正しいとは限りません。少し白みがかっている程度かもしれません。記事によると現品は明和銭より白いとのこと。見てみたいです!
鳳凰山さん、よろしければ画像をお送り下さい!お待ちしております。
※研泉会の資料はすばらしく充実してます。一見の価値ありです。それにしても金幣塔氏にしても鳳凰山氏にしてもあの若さでどうしてこんなに知識が豊富なのでしょうか?本当に恐れいります。(その上財力もすごいです。鬼に金棒、死角なしです。)
性懲りもなくネットで琉球の半朱を落としてしまった。たいしたものではないのですが真っ赤に見えたので銅替わりかと思い応札してしまったもの。おおかた火中変色なのでしょうが、もしやという淡い期待があります。ちなみに琉球銭にはいろいろな銅質変化があって真っ赤なものは確かに存在します。これは材料不足であらゆる素材を溶かして使ったためだとか・・・。純黄色や白っぽいものなどもあるかもしれません。探して見て下さい。
 
1月5日 【渡邉氏からの賀状】
パソコンという便利な武器を覚えた関係で、10年位前から年賀状はかたっぱしから出しています。今年は洒落で泉界で知り合った方々にご挨拶。(返事は要りません、これも趣味みたいなものですから・・・)
個人用で400通近く出してますが、仕事関係はさらに700通くらいありますので女房には選挙に出る気か・・・と呆れられてます。
でもって頂いた賀状の中から・・・
渡邉氏からのプレゼント・・・。母銭ですか?きれいですね。
本日、大和文庫から『新寛永通宝拓影銭譜 全5集』が到着。手作り感あふれる私製銭譜です。こういうの好きですね。 
収集90年新年号から・・・
ネットオークションで古い収集33冊、方泉處10冊を入手。私が収集を定期購読するようになったのは1996年頃と案外遅く、それ以前のものはほとんど知りません。未見品誌上交歓はその中でも好きなシリーズだったのですが、残念ながら今回入手したものにはほとんど掲載されていませんでしたが・・・その中から・・・
島屋無背の背文刮去痕跡のあるものです。泉界ではいまだにこれは肯定されたものではないのですが確かにこんなものが出てきてもおかしくない。
サイズなどの記載はないのが残念ですが、この紹介をきっかけに類品が出てこないかな・・・と思うしだいです。同じ号には天保銭の奇品、三納天保が出ていました。このシリーズ、特集で復活しないかしら?
1月1日 【初物】
とにもかくにも2008年度がやって参りました。そして私は相変わらずネットオークションにはまってます。でもって右の画像が私の記念すべき2008年第一号入手品です。何の変哲もありません福岡の離郭広郭です。(実は離郭は中郭1枚しか持っていません。)
落札品は思ったよりきれいですし、一般市場価格よりは安かった。側面の刻印が観察できるのは、昨年武器として購入した10倍のルーペの威力。宝石鑑定用なのでかなり精度は高いはず。あまり刻印の詳細など眺めたことはなかったのですが10倍の威力でじっくり観察。『玉持ち刻印よ出でよ!』の期待むなしく違う刻印でしたが・・・福岡の刻印は変な形です。六角形の中に葉脈がある感じです。もしかするとこれは珍刻印なのでしょうか?
もう一枚の離郭を見るとこれもさっきと違う変な形。王冠のようでもあるし、変形星型、あるいは五角形みたいな・・・何ともいえない形です。きっと調べれば色々な形があるのだろうと思いますがいかがなものでしょうかね?(でも地味な作業ですから・・・)
なお、この離郭の色は茶褐色で普通品なのですが、もう一方の手持ち品は色変わり(黄褐色の粗いやすり目)になるようです。(天保銭事典にその説明が少しありました。)
 
浩泉丸
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初雪に

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